ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-02

[米ドル円]ドル高の流れから110円台乗せへ

(米ドル円日足)


東京市場ではアップル社の売り上げ予想達成が困難となったことで日経平均株が下落して始まるとドル円は109円66銭まで下落。その後買い戻しが入ったものの欧州市場で再び売りが強まった。しかし、東京で付けた安値には届かず109円67銭で上昇したことで底値の硬さを確認。
その後NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を上回るとドル買いが先行。ロンドンフィキシングにかけて纏まった買いも見られドル円は109円94銭まで上昇した。その後NY株式市場の下落により上値を抑えられたものの底堅い動きが継続。
ウイルス感染による実体経済への影響が見られたことで株価は下落したものの市場は織り込みつつある。
アップルの結果はシンボリックな意味合いもあり、今後市場への影響は徐々に鈍化するとみている。
底値の硬さを確認したことでそろそろポジティブな材料がみられれば再び110円台を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:110円30銭(今年最高値)~109円55銭(BB中心)

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[ユーロ米ドル]ユーロの下落幅再び拡大

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間に発表されたドイツの2月ZEWは8.7と予想21.5を大きく下回った。ユーロ圏ZEWも前月の結果を下回るなど欧州景気減速懸念が改めて確認された。
アップル社の売り上げ予想が達成できなかったことでウイルス感染による経済への影響が改めて意識され欧州各国株価が下落したこともより一層売りを促した。
NY市場でユーロは1.0820を下回ると短期筋による売り仕掛けが入り1.0785まで下落。その後買い戻しも見られたが引けにかけてほぼ安値圏で引けている。
先週末に一旦は下げ止まりを見せたユーロだがドル高の動きが強まる中で目先下落トレンドは継続するとみる。
この流れを止めるにはドイツが財政出動をするなど、何らかのきっかけがないと難しい。

ユーロドル予想レンジ:1.0840~1.0760(BB下限)

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[豪ドル米ドル]アップルショックで豪ドル下落

(豪ドル米ドル時間足)


アップル社がウイルス感染の影響で中国生産が滞り1-3月期売上高予想を達成できない見込みと発表したことで東京市場で豪ドル売りが先行。その後RBA議事要旨が公開され更に売りが加速した。
RBA議事要旨では「追加利下げについて協議した」「新型コロナウイルス感染は世界経済にとって新たな不確実性リスク」「一段の利下げが雇用やインフレ目標を早める可能性」など、追加利下げを示唆する内容となったことから豪ドル売りが強まった。
その後も売りが止まらず0.6674まで下落したがNY市場で反発。
ドル円が上昇したことから豪ドル円の買いも入り豪ドルは0.6698まで上昇。その後は上値が抑えられたものの目先底硬さを確認。
まだアップルショックの影響が残るものの2月7日につけた今年の安値0.6662の下値の堅さを信じてその手前で買いを入れてみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.6710(50%)~0.6670

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[全般]アップルショックと新型感染ウイルスによる影響

連休明けNY市場はアップルが売り上げ予想を下回る見込みであることから株式市場が下落。新型感染ウイルスによる影響がここにきて見られ始めたことで市場の警戒感が広がり連休明けNY市場のセンチメントに変化は見られなかった。
東京市場では前日にアップル社が20年1-3月期売上高予想が達成できない見込みと発表したことで日経平均株価が下落して始まるとドル円は109円66銭まで下落。
また、中国経済への不安が燻る中で豪ドル売りも同時に強まり豪ドル円の下落幅が拡大した。
欧州市場に入りユーロの下落が再び強まった。
この日発表されたドイツやユーロ圏2月ZEW景況感が予想を下回ったことでユーロ売りが加速。一方、英国1月雇用統計は予想を上回るものであり前月の失業率や失業者数も下方修正されたことでポンドは上昇するなどユーロポンドの売りが強まった。
注目の連休明けNY市場ではアップル社の影響を受けNY株式市場は三指数ともに下落。新型ウイルス感染による企業への影響が実際に現れた格好となったことで市場のリスク回避の動きで始まった。
ただ、この日発表されたNY連銀製造業景況指数は12.9と予想の5.0を大きく上回るとドル買いで反応。ユーロが更に下落幅を拡大しドル円は109円94銭まで買いが進むなどドル上昇の勢いは更に強まる結果となった。
一時280ドル近く下落したNYダウは引けにかけて下げ幅を縮小しマイナス165ドルで終了。ナスダックはプラス2と小幅ながら上昇して終わるまちまちな結果となった。
市場は依然として警戒感が漂うものの総体的に落ち着いた動きが続いている。
アップルショックは新型ウイルス感染により中国での生産が滞り世界経済への影響が現実となったことを示すものとなった。
ただ、これらの影響は株や債券、そして為替市場では既に織り込み済みといっても過言ではない。
ウイルス拡大による影響が今後色々なところでニュースとして報道されるとみられるが、反応が見られなくなるのは時間の問題。
市場のセンチメントは変わり始めており、早い時点でリスクオンの動きに転換する可能性が高いとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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