ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-02

[米ドル円]出遅れ観からの円安

(米ドル円週足)

USD_JPY_20200220_syuashi.jpg

東京市場でドル円は110円台に上昇。日経平均株価が上昇して始まったことや中国の景気刺激策などへの期待もあり短期筋や本邦機関投資家の買いが散見。
一旦は1月17日に付けた今年最高値となる110円29銭付近では上げ止まったものの、抜けると損切りを巻き込みながら110円ミドルまで上昇。このレベルはボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり一旦は上値が抑えられた。
しかし、その後発表された米経済指標が軒並み予想を上回るとドル買いが先行。
また、NY株式市場も三指数ともに上昇幅を拡大したことでドル円は111円59銭まで上昇。
これまで狭いレンジ相場でもみ合いが続いただけに110円台でのドルショートポジションができていた可能性が高い。
一先ずこれらのドルショートの巻き戻しはほぼ一巡した可能性が高く先行した短期筋のドル買いポジションも利食い売りが出やすい。
しかし、ドル買い遅れ観は依然として残る中で110円台では押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ:112円10銭(76.4%)~110円80銭

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[ユーロ米ドル]円安でもユーロの上値重く

(ユーロ米ドル日足)


新型ウイルス感染者拡大鈍化や中国の景気刺激策などへの期待から円が全面安となりユーロ円の買いも散見されユーロドルも攣られて買われ一時1.0811まで久しぶりに反発する場面も見られた。
しかしこの日発表された米経済指標が予想を上回る結果となりドル買いの動きも強まる中でユーロの上昇も限定的となった。
この日の動きをみると如何にユーロ売りの勢いが強いかを示すものだが、目先はやや下げ止まり感が漂う。
1.0840から1.0860付近を上抜くようなら1.0920付近までの買い戻しが入る可能性が高いとみる。
ただ、長期下落トレンドは継続しており最終的にもユーロ売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0840~1.0750(BB下限)

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[豪ドル円]中国刺激策期待と豪雇用統計

(豪ドル円日足)


中国がここにきて利下げなども含め景気刺激策を打ち出すなど市場には過度な警戒感が後退。日経平均や香港ハンセンが上昇したことでドル円が110円台を回復すると豪ドル円も77円80銭付近まで上昇。
その後も円安の流れが続く中でNY株式市場が三指数ともに上昇して始まるとリスクオンの円安が更に加速。引けにかけて豪ドル円はこの日の高値となる74円47銭まで上昇。
ほぼ高値圏での引けとなった。
結果的に豪ドルは対ドルでの上昇は見られないことからクロス円の直接的な買いは入っていないとみてよい。円安が豪ドル円を押し上げた格好だ。
今日の東京時間には豪州1月新規雇用者数や失業率が発表される。
市場は新規雇用者数が前月から減少し失業率も5.1%から5.2%に悪化すると予想される。
予想を少しでも上回るようなら豪ドル買いが豪ドル円を押し上げるとみており、まだ豪ドル円の上昇余地は残る。
反対に豪ドルが下落したとしても円安が豪ドル円の下支えとなるため下げ幅は限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ:74円90銭(BB上限)~ 73円80銭(50%、BB中心)

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[全般]円全面安

中国で新型肺炎感染者の増加が鈍化し始め、更なる中国の景気刺激策が打ち出されるとの期待から円が全面安。ドル円は一気に111円台前半に上昇している。
東京市場では前日のNY株式市場がまちまちの結果となったものの日経平均株価は上昇。新型肺炎感染者の増加が鈍化し始めていることなどから不安感が徐々に和らぐ中で日経平均株価は反発。110円手前でもみ合いが続いていたところで本邦機関投資家や短期筋がドル円の買いを出したとみられ110円台を回復した。
欧州市場でも各国株式市場が軒並み上昇して始まると円はユーロや豪ドルなどほぼ全ての主要通貨に対して買いが見られた。
ドル円は1月に付けた今年高値となる110円29銭付近で一旦は頭を抑えられたが、買いの勢いは止まらず上昇。
NY市場ではこの日発表された1月PPI、PPIコア指数が予想を上回った。また、同時に発表された住宅着工件数、建設許可件数も予想を大きく上回り、更に前月分も上方修正されるなど好調な米経済が示されたことでドル買いが先行。
これを受けNY株式市場も三指数ともに上昇して始まるとドル円は上値の強いレジスタンスとみられていた110円60銭付近の損切りを巻き込みながら111円台に上昇。
クロス円も含めこの日は円全面安となった。
特に何があったというわけではないが中国が新型ウイルス感染拡大による経済への影響を懸念し中銀も利下げを実施するなど今後も更に景気刺激策を打ち出すとの期待が広がった。
市場はリスク回避の円買いを進めるなどの円ロングポジションの巻き戻しが入ったとみられる。
新型ウイルス感染への対応が進む中で出遅れるリスクの高まりが今回の円売りを引き起こしたとみてよいだろう。
元々中国新型肺炎感染が広がらなかったら米中協議の合意やイランと米国との軋轢といったリスクは後退し、米国経済の強さなどから本来円安が既に進んでいたところだ。
結果的に後追いした観もあり円安の流れはしばらく続くとみるが、急速に進んだ反動には注意したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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