ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-02

[米ドル円]世界同時株安でリスクオフの円買い

(米ドル円日足)


東京市場が休場の中で韓国やイタリア、そして中東などへの新型コロナウイルスの感染者が急増。一旦は拡大が鈍化し落ち着きを取り戻したかに見えたウイルス感染だが再び感染による脅威が市場を覆った。イタリア株式市場の急落から始まりNYダウは1000ドル超の大幅下落。米長期金利が急低下したことでドル安と同時に円高の動きが進みドル円は111円ミドルから110円34銭まで一気に下落した。
連休明け東京市場でもドル円は上値の重い展開が予想されるものの、NY時間には日経平均先物が1000円超の下落となっており大分織り込んでいる。
ただ、パンデミックまではまだいかないものの市場のセンチメントが一気に悲観的な見方に変わったことでドル円の上値は切り下がったことは確かだ。
この感染拡大に対して中国だけではなく各国が経済対策などを打ち出すなど対応に動き始めている。
落ち着きを取り戻せば再びリスクオンの円安に向かうとみるが、今の時点でドル円を買うにしても超短期でしか持ちにくい。
110円前半の底値の底固めが確認されてからでも遅くはない。

ドル円予想レンジ:111円20銭~110円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]イタリアでの感染脅威

(ユーロ米ドル日足)


アジア市場では韓国の新型コロナウイルス感染者が一気に拡大。中国は全人代の延期を正式に発表するなどウイルスによる影響がいかに大きいかを物語るものだ。
イタリアでも感染者が急増し一部自治体が閉鎖する事態に陥りスーパーでも人が殺到するなどパニック的な動きから株価が急落。この日発表されたドイツIFO企業景況感指数は予想を上回ったもののユーロの上昇は一時的。IFO経済研究所のエコノミストは「今回の調査にはコロナ感染の影響は完全に反映されていない」「パンデミックになった場合輸出に依存するため大きな打撃になる」と発言。ユーロは1.08前半まで下落した。しかし、その後NYダウが大幅安で始まると一転。米長期金利が急低下したことでドル買いの動きが強まりユーロは1.0872まで反発。
1.08割れは一先ず回避されたことでユーロの買い戻しがもう一段入る可能性が高いとみる。
相場が落ち着きを取り戻すようならユーロ下落トレンド再開とみるが、しばらく時間がかかりそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.0900(38.2%)~1.0740(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]感染拡大脅威でも

(豪ドル円日足)


シドニー市場で豪ドル円は下落してスタート。
東京市場が休場ということから流動性低下のなか韓国の感染者が急拡大したことでリスクオフの円買いが先行し73円25銭を付けて始まった。
その後は買い戻しの動きが入り先週末の終値となる73円80銭付近まで上昇する往って来い。
しかし欧州市場でイタリアを中心に株式市場が急落して始まると円買いの動きが強まり73円ミドル付近に押し戻された。ここでも買い戻しが見られたがNY市場でも株価が大幅安で始まると再び下落。73円まで売り込まれほぼ安値圏で引けている。
これまで豪ドルはウイルス感染のニュースに最も反応しやすい通貨であったが、今回はそれ程下げが見られない。
73円レベルは2月7日の安値レベルでもあり、ここから反発するようならダブルボトムを形成。
もし、このレベルを下回りボリンジャーバンドの下限となる72円60銭を割り込むようなら今年最安値となる72円ミドル付近までの下落も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ: 73円60銭(BB中心、38.2%)~72円60銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]パンデミックへの脅威

新型コロナウイルスの感染が世界各地に飛び火するなどパンデミックへの懸念が広がり世界の株式市場が急落。ドル円は110円ミドルまで下落した。

昨日は東京市場が祝日で休場となり週明けアジア市場では新型コロナウイルス拡大への懸念はあるものの比較的静かな幕開けとなった。
ただ、韓国では感染者が一気に600人に増え警戒レベルを最高に引き上げた。これにより韓国株式市場は急落し2か月半ぶりの安値を付けた。
上海総合指数は小幅な下落にとどまったが香港ハンセンは-1.79%と三日続落。ドル円は111円ミドルを挟んで比較的落ち着いた動きを保った。
しかし欧州市場に入ると一転。イタリアで感染者が200人超と一気に急増したことで一部の自治体が閉鎖。スーパーでも物流ストップの懸念が広がり人が殺到するなど、さながらパンデミックの様相を呈した。
これを受けイタリア株式市場は大幅急落で始まると欧州各国株式市場も軒並み下落。
NY市場はこれらの流れを継いで大幅安で始まるとドル円も111円を割り込み110円前半まで下落。
テドロスWHO事務局長は「新型コロナウイルスは潜在的パンデミックの可能性がある」「まだパンデミックではない」と発言。
NYダウは1000ドル超の下落となり米長期金利も2016年7月以来の低水準となる1.37%まで急落。
世界的に新型ウイルス感染が急速に拡大したことで再びリスク回避の動きが進み安全な米国債や円に買いが強まった。
パンデミックという言葉が所々で聞かれるようになるなど、不安心理が再び拡大し始めた。
本日連休明けとなる東京市場ではこの動きを受け日経平均株価がおそらく大きく下落して始まる可能性が高くリスクオフの動きが続くとみる。
ただ、このような状況で市場は過度に反応しやすくなるものだが、その反動から短期間で一気に戻すことも頭に入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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