[米ドル円]下げ止まりのサインか

米国ウイルス感染拡大への懸念から週明け東京市場でドル円は107円12銭まで下落。先週の終値108円から1円近い下落。その後本邦から年度末に絡んだ長期投資とみられる買いが散見され108円前半に反発。このレベルはNYの終値レベルということもあり利食い売りなどが入ると107円50銭に下落。
しかし、NY株式市場が大きく反発して始まると再び元の108円台に浮上するなど方向感の定まらない動きが続いている。
日足ローソク足を見るとドルは急落後ボリンジャーバンドの中心線で下げ止まり、天井や底を示す寄引同時線が現れた。
一先ず先週のドル売りの勢いは収まったとみられる。
ただ、ドル需給逼迫解消によるドル売りの勢いはまだ残る中で戻ったとしても再び下値を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:108円80銭(38.2%)~107円10銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]スペイン感染拡大

先週末に米国におけるウイルス感染拡大が加速していることが明らかとなり週明けからドル売りユーロ高でスタート。しかし、その後は日経株価下落による円買いの動きが強まりユーロ円の売りがユーロドルも押し下げた。
欧州市場に入り感染が急速に拡大しているスペインの株式市場がマイナスとなりユーロ下落幅が加速。1.1010まで下落した。その後は下げ止まりを見せたものの反発の勢いはなくほぼ安値圏での引けとなった。
先週後半急落した反動が入るかと思われたが依然として売り圧力は根強く、時間調整が終了すれば再び下値を試す展開が予想される。
下値目途としては1.09付近が強いサポートとなるが、そこまではまだ時間が掛かるとみており目先38.2%戻しとなる1.0950付近がターゲット。
ユーロドル予想レンジ:1.1100~1.0950(38.5%)
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[カナダドル円]原油価格とカナダGDPに注目

週明けシドニー市場でカナダ円は先週末のNY終値から1円近く下の76円ミドル付近まで下落してスタート。
先週末にカナダ中銀BOCが緊急利下げを実施したことでカナダ円は発表後下落したものの、その後は上昇して引けた。ポロズBOC総裁が「必要に応じ更なる行動を起こす準備がある」と発言する一方で「ゼロを下回ることは無意味」「これはおそらく下限」など、マイナス金利に対しては否定的な発言をしたことで一先ず利下げ打ち止め感が広がったためだ。
しかし、世界的な新型ウイルス感染の拡大に歯止めが見られず、更なる利下げ期待も高まる。
原油価格も下げ止まらずWTI原油先物が一時20ドルを割り込むとカナダ円も76円まで下落した。
その後トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が原油市場について対話継続で合意した事が伝わりWTI原油先物も下げ止まった。しかし、上値は依然として重くカナダ円は安値圏での引けとなった。
株式市場は反発しておりリスクオフの円買いの動きはそれ程強くはないものの、カナダ売り圧力は依然として強い。
目先のサポートとみられる75円ミドルを下回るようなら今月付けた今年最安値となる73円77銭が視野に入る。
今週のカナダ円予想レンジ75円50銭(61.8%)
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[全般]相場の振れ幅徐々に縮小
週明け東京市場では週末に米国を中心にウイルス感染の拡大が加速したことが明らかとなった。また、先週末のNY株式市場が下落に転じたこともあり日経平均株価は軟調な地合いで始まるとリスク回避の円買いが先行。クロス円全般に売りが先行する中でドル円は107円前半まで下落。
しかし、その後日銀のETF買いが入ると株価も下げ幅を縮小。また、年度末に絡んだ本邦からの纏まったドル円の買いも観測され108円25銭まで反発。NYダウ先物のマイナスからプラスに転じるなど方向感の定まらない動きが続いた。
欧州市場ではウイルス感染者が急速に拡大したスペイン以外の株式市場は上昇に転じるなど底堅い動きで推移。
NY市場でも前週末とは打って変わり株式市場が三指数ともに大きく反発。トランプ政権が2.2兆ドルの大型経済対策が可決したことなどから安心感が広がった。
一方、米長期金利は依然として低下が続き原油価格も1バレル20ドル付近まで下落するなどリスクは高止まり状態が続いている。
株やドルの日中の振れ幅はこれまでのような極端な動きは収まりつつあるが、それでも以前と比べると大きい。
ドル円は1円近く上昇と下落を繰り返しておりポンドは150ポイント余り上下する。
方向感が乏しいだけに前後に振らされることが多く、入り方を間違うと損切の嵐になりかねない。
上下に振れるだけに、引き付けてポジションを仕込むようにすれば最終的に利益に結び付く相場の動きでもある。
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[米ドル円]米雇用統計結果に対する市場の反応をチェック

先週一週間でドル円は111円ミドルから後半で何度も上値が抑えられるなど、三角保ち合いが収束。結果的にドル円は下に放れたことで当面の天井を確認。ドル不足の動きも落ち着く中でこれまでのドル買いの反動が入ったと思われる。
また、日本企業の年度末を控えたレパトリの売りも散見されドル円はNY市場で107円75銭まで下落。
市場の反応は徐々に正常に戻りつつある中で今週は米3月雇用統計が発表される。
先週発表された新規失業保険申請件数が予想を大きく上回った事から今週の雇用統計も相当悪い数字が発表される可能性が高い。
ただ、市場は悪化を既に織り込んでおり悪い数字に対しての反応は限られそうだ。一方で、予想ほど悪化していないようならドル買いに反応する可能性が高いとみる。
もし、どんな数字に対しても反応が見られないようなら、市場がまだ正常に戻っていないことを示すものだ。
そうなると、ドルの下落は調整の動きであり売り一巡後は再度上値を試す展開が予想される。
今週のドル円予想レンジ:110円70銭~105円20銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]欧州財政出動やOMTの効果

ECBは先週緊急理事会を開き必要ならOMT(無制限の債券買い入れ策)を行う方針を発表。本来ユーロ売りに反応するものの反対にユーロは上昇。
すでにFRBが無制限量的緩和を発表していたこともありドル売りの動きが優勢となりユーロを押し上げた。
この動きを見ても分かるが、これまでのドル不足によるドル高の反動がドル安の勢いを加速させている。
週足ローソク足を見ると前週の下げを完全に埋めた格好となっており、ドル売りユーロ買いの戻しの動きがそろそろ一巡する可能性が高い。
長期の下降チャネルは継続しており、その上限で上値が抑えられたことでこの近辺からユーロは再び下落に転じる可能性が高い。
もし、フィボナッチ61.8%戻しとなる1.1170を上抜いたとしても1.1230付近も強いレジスタンスとなる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1170(61.8%)~1.0800
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[米ドルカナダドル]緊急利下げで出尽くし観も

先週末にカナダ中銀BOCは緊急会合を開き政策金利を現行の0.75%から0.25%に引き下げる事を発表。今月で3回目の利下げを実施となりドルカナダは1.4050から1.4153まで上昇(カナダドルは下落)した。しかし、その後米長期金利が低下するなかでドル売りが強まるとドルカナダは上昇前のレベルを下回り1.3921まで下落幅を拡大。
結局利下げを実施したもののカナダドルは寧ろ上昇して引けている。
カナダ政府はこの日、無制限の財政支援を表明しており、カナダにとっては追い風となる。
一方、原油価格はサウジとロシアとの協議が難航しており依然として上値が重く、カナダドルの向かい風となっている。
ポロズBOC総裁は「必要に応じ更なる行動を起こす準備がある」と発言する一方で「ゼロを下回ることは無意味」「これはおそらく下限」など、マイナス金利に対しては否定的な内容となった。
1.39付近はボリンジャーバンドの中心線が位置することから一先ず下げ止まったものの、ドル売りの勢いは今週も継続とみる。
今週のドルカナダ予想レンジ1.4300~1.3760(61.8%)
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[全般]ドル供給と大規模財政出動
各国主要中銀が大幅利下げに加え無制限量的緩和を実施したことでひっ迫していたドルの需給が緩和された。また、米国政府が2兆ドルの大型経済対策を打ち出すなど、市場の不安感が後退するなかでドル高からドル安へと転換。ただ、ウイルス感染拡大によるヒトやモノの動きは制限される中で依然として値動きの荒い相場展開が続く。
先週末のNY市場では三日続伸していたNYダウが再び下落に転じた。米国における新型コロナ感染者数が中国を上回った事や雇用悪化への懸念などが燻る中で週末のポジション調整的な売りが散見された。
一方、トランプ政権の打ち出す2兆ドルの大型経済対策が可決されたことや、FRBが無制限の量的緩和を行う方針を打ち出すなど過度な悲観論が後退。ドル売りの流れが続く中で株安によるリスク回避の円買いも重なりドル円は107円後半まで下落した。
この日は日本企業が期末を控えたレパトリ(本国への資金還流)によるドル円の売りも散見された。
今週は先週後半から始まったドル売りの流れは継続するのか、単なる調整で終わるのかを見極める重要な週となる。
これまでの相場に変化の兆しも見られる。
これまでの過度な悲観的なセンチメントの中ではドルが買われる中で安全なゴールドからの資金流出が同時に進行していた動きが収まり始めている。
また、株価が下落する中でリスクオフの円買いという動きも相場が正常な反応を示し始めているサインともとれる。
ただ、波乱相場が始まるきっかけとなった原油価格は依然として低く、市場の警戒感は収まっていない。
また、株式市場のボラティリティーも依然として高いことから、ドルが上昇に転じる可能性が残る。
しかし、G7やG20が結束してウイルス感染拡大を抑える景気対策を打ち出した。
また、大規模財政出動や大胆な緩和措置、そしてドル供給などが講じられたことで、市場が落ち着きを取り戻すのは時間の問題とみる。
今週末に発表される米雇用統計の結果を受けた市場の反応が正常に反応するようなら、市場は落ち着きを取り戻し始めているサインかもしれない。
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[米ドル円]ドルの戻りの幅を確認

FRBやECBが無制限の量的緩和を決定したことからドル売りの動きが強まっている。
また、米上院が2兆ドルの経済対策を可決するなど大規模な経済対策に期待が高まる中で株価は上昇。G7ではウイルスのワクチン開発を支援しG20でも5兆ドル超の経済対策を行う声明を出した。
ウイルス感染拡大による世界経済の打撃への懸念は一先ず後退したことでドル上昇の調整が入っている。この動きが調整であればそろそろ下げ止まりから上昇に転じる可能性もある。
もし調整であっても底値101円から112円近くまで11円近く上昇しており、下値余地はまだ大きい。
日中の上下の幅は依然として大きく、買い戻しが入れば2円近く反発してもおかしくはない。
ただ、今の動きをみるとドルロングに捕まったところが多くみられるだけに、戻りの幅が少なければ再度下値を試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:110円70銭~107円80銭(38.2%、BB中心)
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[ユーロ米ドル]7500億ユーロの債券購入開始

ECBは7500億ユーロ規模の新たな債券購入プログラムを開始。これまでの買い上げ制限を取り払いイタリアなどの債務国を支援する姿勢を示したことでユーロに対する不安が後退。東京市場でユーロは1.09を上回る底堅い動きで始まると欧州市場で株式市場の上昇に合わせて更に買いが進んだ。
NY市場ではFRBが更なる緩和の可能性を示したことでドル売りが強まるとユーロはこの日の高値となる1.1058を付けた。このレベルは半値戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置することから一先ず上値が抑えられている。
このレベルを超えられないと再びユーロ売りが強まる可能性が高いが、ドル売りの動きが継続する中でユーロは一段の上昇が見込める。
一旦はこのレベルでユーロ売りを出してみるが、抜ければ再びユーロロングに切り替える。
ユーロドル予想レンジ:1.1170(61.8%)~1.0920
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[豪ドル円]もみ合い相場入り

東京市場の早朝に豪ドルが下落。中国で新たに感染症流行の可能性が示されたことが要因とみられ、豪ドル売りに反応。薄商いの中で豪ドル円は66円30銭から一気に64円90銭台まで下落した。
東京市場では窓埋めの買いが強まり65円ミドル付近まで押し戻された。
その後欧米市場で株価が大きく上昇したことでリスクオンの円安が進み結局下落前のレベルである66円ミドル付近まで上昇して引けている。
日足ローソク足の動きをみるとトンカチとトウバが日を変えて現れている。
方向感が見えない状況を示しており、当面もみ合いに入った可能性が高い。
68円から64円ミドルのレンジ相場を想定し上限付近で売り、下限付近で買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:67円40銭(BB中心)~64円60銭(38.2%)
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[全般]ドル売りはホンモノか
東京市場では東京都が週末の外出などの移動自粛を求めたことから経済への影響が懸念され日経平均株価は大幅に下落。ドル円も上値の重い展開が続いた。
欧州市場でもドル売りの動きが先行しユーロやポンドが上昇。ただ、クロス円の買いは見られずドル独歩安となりドル円も110円を割り込んだ。
NY市場ではこの日発表された新規失業保険申請件数が328.3万件と予想の100万件を大きく上回ったが市場に驚きは見られなかった。市場は既に経済や雇用の悪化を織り込んでおり、どんな悪い結果に対しても反応は鈍くなっている。
NY株式市場は引き続き堅調な地合いが続いた。
この日米上院で2兆ドルの経済対策が可決されたことを好感。また、パウエルFRB議長が「FRBはまだ行動の余地がある」「弾切れになることはない」など、今後も緩和の可能性を示したことでドルが下落。株式市場も素直に買いで反応するなど一時のパニック的なリスク回避の動きから通常の動きに変化している。
一方、感染拡大への対処としてG7がワクチン開発支援に数十億ドル拠出する動きをみせている。経済対策でもG20は5兆ドル超を投入し経済的な打撃に対処する声明を打ち出すなど、世界各国が協力して本格的に動き出した。
市場の不安は一先ず後退してはいるものの、相場の変動は大きいままであり不安は残る。
これまで急激に下落した株式市場やドル買い一辺倒の動きに対する調整と思われる動きがここにきて強まっている。
本日は週末、そして月末であり期末に近づくなかでドル高の調整であれば反発。
もし、この下げがホンモノであれば戻りの上げ幅は限定的となり再度下落が進むことになる。
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[米ドル円]米大型刺激策の合意とECBのOMT

ドルの需給ひっ迫感が緩和される中でドル下落の流れが東京市場でも継続。ドル円は一時110円75銭まで下落。しかし、その後米国で2兆ドル規模の景気刺激策が与野党で合意したことが伝わるとリスクオンの円安に反応。ドル円は111円ミドル付近まで押し戻された。
欧州市場でも米国の大規模景気刺激策を好感して株高でスタート。円安と同時にドル安の動きが綱引きとなりドル円は111円前半からミドル付近でのもみ合いが続いた。
NY市場では前日に引き続きダウが上昇。一時1300ドル余り上昇する中、ドル円は111円67銭まで上昇。しかし、前日の高値111円71銭には届かずに上値が抑えられた。
その後ECBがFRBに続いてOMT(無制限債券買い)の実施姿勢を示したことでドルが全面安となりドル円も111円前半まで押し戻されて引けている。
欧米の無制限量的緩和でドル不足が解消されるとの見方からドル売り戻しが入っている。しかし、あくまで調整的なドル売りの動きであり安全資産となるドルへの需要は依然として強いとみる。
一方、金や原油などの買いが入り始めたということは、過度なリスク回避の動きが終わり通常のリスク回避に戻り始めた可能性がある。
短期的には上昇のトライアングルが収束しており、今日にも上に放れる可能性が高い。
ただ、112円台ではかなりの売りが並んでくるとみられることから一先ずドルを売っておきたい。
ドル円予想レンジ:112円22銭(2月20日高値)~110円50銭 (50%)
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[ユーロ米ドル]ECBのOMTでユーロ上昇

FRBの無制限量的緩和によりドル売りが強まる中でユーロは底堅い動きで始まった。
また、米国の大規模景気刺激策が与野党で合意したことから欧州株価も上昇幅を拡大したこともユーロ買いを促した。
NY市場ではECBが無制限の債券買い入れ策OMTを行う姿勢を示したことでユーロは売りではなく買いで反応。市場に資金が供給されることで過度なドル不足の解消に繋がるとの見方が優勢となりドル売りで反応した。
このユーロ買いの動きは調整の動きとみている。
イタリアを中心としたウイルス感染の拡大は依然として続く中でユーロ買いには限界がある。
目先はまだドル売りの動きが続く可能性があるが、中長期の下降トレンドは継続のなかでユーロ買いは短期勝負とみている。
ユーロドル予想レンジ:1.0960(38.2%)~1.0830
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[カナダドル円]WTIの反発とカナダドル

原油価格の下落や米国の国境閉鎖などから74円を割り込んだカナダ円もここにきて反発。
各国が大規模景気刺激策や巨額の資金供給を実施したことでこれまでの売られ過ぎた反動が強まっている。
3月9日に急落した原油価格がこの二日間続伸となり資源国通貨としてのカナダドル買いが強まっている。
カナダ円は73円後半でダブルボトムを形成した格好となり、一先ず下落前のレベルである78円ミドルまで戻る往って来い。
また、78円ミドルは3月13日にも上値が抑えられたことでダブルトップを形成する可能性がある。
もし、このレベルを上抜けるようなら一段のカナダ円のショートカバーを誘発するとみる。
今日のNY市場での原油価格の動向を注目。
カナダ円予想レンジ:79円20銭(50%)~77円40銭
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[全般]ドル安株高継続
昨日の東京市場では前日のNYダウが史上最大の上げ幅を記録したことを好感。日経平均株価が大きく上昇して始まった。一方、ドル売りの動きも継続する中でドル円は上値の重い展開で始まり一時110円後半まで押し戻された。
しかし、後場に入り米議会が2兆ドルの大規模景気刺激策を最終合意したことが伝わると日経平均株価は上昇幅を拡大。上海総合指数や香港ハンセンも大きく上昇するとリスクオンの円安が進みドル円も111円ミドル付近まで上昇。
欧州市場でも米国の大規模景気刺激策が与野党で合意したことを好感し株式市場が軒並み上昇して始まった。同時にドル売りも加速しドル円も上値が抑えられた。
NY市場でも大規模景気刺激策合意の報道を好感し前日に続き株価は堅調な地合いでスタート。この日発表された米2月耐久財が予想を上回った事も安心感を与えた。
世界的な同時株高を背景にリスクオンの円安の動きが強まるとドル円は111円67銭まで上昇。しかし、前日の高値111円71銭手前で利食い売りに上値が抑えられた。
その後ECBがFRBに続き無制限の債券買い入れ策であるOMT発動に前向きな姿勢を示したことでユーロは上昇。本来のユーロ売りには反応せずにドル売りが全般に強まりドル円も111円前半まで押し戻されて引けている。
FRBに続きECBが無制限量的緩和実施姿勢を示したことや、米国の大規模景気刺激策などの動きが市場の不安心理を後退させている。
原油価格も小幅ながら続騰するなどこれまでの流れに変化がみられる。
ウイルス感染拡大による世界経済の落ち込みはまだ続いており、いつ再び不安感が相場を押し下げるか分からない。
しかし、これまでの株式市場の未曽有の下落幅に対する反動としてみれば今日も一段の上昇が見込める。同時にドル安円安の動きも継続するとみる。
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[米ドル円]米大型景気対策への期待からドル安円安

FRBの無制限量的緩和によるドル需給ひっ迫が緩和されたことでドル売りが先行。また、トランプ政権が打ち出す2兆ドルの大規模経済対策への期待感から世界同時株高となり円安も同時に強まった。
結果的にドル円は111円71銭まで上昇するなど底堅い動きとなっている。ドル売りの動きはこれまでのドル高への反動とみることができ、依然として世界的なドル需要は大きいとみる。昨日はGPIFが外債比率を15%から25%に引き上げる方針を示した。160兆円の10%は1500億ドル近い規模となり中長期でドル円の底を押し上げる要因となる。
短期的にはクロス円の買いなどがドル円の下支えとなることからドル円は112円台を試しに行くのも時間の問題とみる。
ただ、ドル売りの動きも暫く続く可能性が高いことから112円付近では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:112円22銭(2月20日高値)~110円20銭 (38.2%)
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[ユーロ円]ドル売りと円安でユーロ円上昇

昨日の東京市場ではドルが全面安となりドル円の下げがユーロドルの上昇を上回りユーロ円は上値の重い展開となった。しかし、欧州勢はユーロ買いで参入すると一転。ユーロ円は118円後半から一円余り上昇。この日発表されたドイツやユーロ圏製造業PMIが予想を上回った事や、ドイツやイタリアの株式市場が大幅高となったことを好感した事でユーロ買いが先行。ユーロ円は120円50銭まで上昇した。一旦は利食い売りに押し戻されたものの
NY株式市場が大幅高でスタートすると円安の動きが活発となり120円53銭まで上昇。しかし、このレベルではまとまった売りが並んでいたと思われ再度119円台に押し戻された。短期的にはダブルトップを形成したもののリスクオンによる円安の動きはまだ継続。
米議会が2兆ドルの経済対策を可決するようなら一段の円安が進む可能性が高い。
ただ、121円前半は過去何度か上値が抑えられており一旦は売りを出しておきたい。
ユーロ円予想レンジ:121円30銭(76.4%、BB上限)~119円20銭
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[豪ドル円]RBNZも量的緩和実施

FRBの無制限量的緩和によるドル需給ひっ迫懸念が後退。金や原油価格が上昇に転じたことでリスク通貨の豪ドル買いが対ドル対円で進んでいる。
日足ローソク足チャートでは先週長い下髭を伸ばしたことで当面の底値を付けた可能性もある。中国が世界で一足先に新型コロナウイルス感染を抑え込んだことも豪ドルにとっては追い風となる。
世界的な感染拡大への警戒感が依然として燻るなかで豪ドル買いも調整の域を脱していない。目先は半値戻しの67円20銭からボリンジャーバンドの中心線の位置する67円60銭付近が上値目途とみる。
豪ドル円予想レンジ:67円20銭(50%)~65円70銭
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[全般]世界同時株高でドル安円安
前日にFRBがFOMCの緊急会合を開き無制限の量的緩和を実施することを発表したことをアジア市場で好感。日経平均株価は1200円余り上昇し香港ハンセンや上海総合指数も大きく値を上げた。一方、FRBの無制限量的緩和によるドル需要を和らげるとの見方からドル売りの動きが先行。ドル円は111円前半から110円付近まで1円余り下落した。
また、中国株価の上昇を受け豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨の買いが目立った。
欧州勢もユーロ買いドル売りで参入。
前日のFRBの無制限量的緩和によるドル需給逼迫への警戒感が後退。また、米国の2兆ドル大型経済対策が両院で可決されるとの期待が広がり欧州株式市場は軒並み反発。
ロンドンFTも同様に反発したことからユーロやポンド買いが先行しドルが全面安。
ただ、同時にクロス円の買いも入りドル円は底堅い動きとなった。
注目のNY市場ではNYダウが時間外で大きく上昇する中で1300ドル余り上昇して始まるとドル円の買いが更に加速。リスクオンの円安の動きが強まりドル円は前日の高値111円59銭を上抜き111円71銭まで上昇。
結局この日のNY株式市場は三指数ともに大幅高で終了。
また、金価格や原油価格が前日に続いて上昇幅を拡大するなど投機マネーがリスクを取り始めている。
G7財務相会合でも医療体制の強化、流動性の支援及び財政拡大を実施するなどやるべきことは何でも行うといった声明を打ち出したことも市場に安心感を与えた。
しかし、依然としてウイルス感染により各国がロックダウンなどで経済が低迷するなど不安は拡大している。
今回の上昇が一時的なものとなれば今度は2番底を探ることになることから安心するのはまだ早い。
一先ずドル安円安の流れに乗って短期的なクロス円の買いも面白いが、下げ始めたところでは早めに逃げておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ドル大規模供給でもドル高止まらず

トランプ大統領の提案する2兆ドル景気対策に対して野党の反対により協議が難航。
それに対してFRBは緊急FOMC会合を開き無制限の量的緩和を決定。これを受けドル円は一時109円82銭まで押し戻された。しかし、市場の先行き不安感は払しょくされず安全通貨のドル買い需要は依然として継続。
NYダウが下落する中でドル買いの動きは止まらずドル円は先週の高値111円50銭を上抜き111円60銭まで上昇。結局111円台での引けとなった。
ドルの大規模供給は今後どこかでだぶつくときが来るとみるが、ウイルス感染拡大に目途がつくまではドル買い需要は継続。
ただ、2兆ドルの経済対策が可決されるようなら一時的にドル売りが強まるとみている。
下値目途は余り当てにせず、下げ止まりから上昇に転じたところで買いを入れて行きたい。
ドル円予想レンジ:112円22銭(2月20日高値)~109円10銭 (38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドル供給によりユーロ下げ止まり

一旦は下降チャネルの下限を下回ったものの、昨日はFRBの無制限量的緩和実施の報道でユーロは反発。
東京市場では第2四半期の米国GDPや失業率が大きく悪化するとの見方からドル売りが先行。ユーロも1.0640付近から1.0770まで上昇。しかし、欧州市場に入るとドイツの株式市場が3日ぶりに反落。2013年9月以来の安値を更新したことでユーロ売りが先行。
ドル買い需要とともに1.0660まで押し戻された。
その後FRBが無制限量的緩和決定の報道を受けドル買いが強まるとユーロは一転して上昇。この日の高値となる1.0827まで反発した。
しかし、米議会で経済対策承認が難航していることからドル買いが強まるとユーロは1.07前半に押し戻されて引けている。
本日にも米議会で2兆ドルの経済対策が可決される可能性があり、そうなればユーロ買いドル売りに反応すると予想される。
ただ、ウイルス感染の恐怖は今の時点では何をしても払しょくするのは難しい。
最終的にドル買いの動きは継続とみて戻り売りを狙いたい。
ユーロドル予想レンジ:1.0860(38.2%)~1.0660
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[NZドル円]RBNZも量的緩和実施

東京時間にアーダーンNZ首相が全国的に自主隔離に移行することを決定するなどウイルス感染による対策が打ち出された。それに対してRBNZは1年間で最大300億NZドルの国債買い入れを実施することを決定。これを受けNZドル売りが強まり61円75銭まで下落した。
その後、NY市場がスタートする直前にFRBが無制限の量的緩和を実施すると発表。これを受けNZドル円は上昇に転じ63円70銭の高値を付けた。
先週NZドル円は59円45銭まで下落。長い下髭を伸ばして上昇に転じている。
昨日はゴールドや原油価格が反発するなど調整的な買い戻しの動きがみられる中でNZドル円も一段の買い戻しが続くとみている。
目先38.2%戻しの64円70銭が意識されるが、勢いがあれば半値戻しの66円40銭も視野に入る。
NZドル円予想レンジ:64円70銭(38.2%)~62円80銭
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[全般]FRB無制限量的緩和決定
週明け東京市場の早朝ブラード・セントルイス連銀総裁が「米GDPは第2四半期に50%減となる可能性」「失業率は第2四半期に30%まで上昇する可能性」と発言。
先週末に111円ミドルの高値圏で引けたドル円は下落して始まった。日銀はこの日ドル資金供給オペを通知。ドル不足が解消されるとの期待感も高まりドル円はこの日の安値となる109円69銭まで下落した。他の主要通貨に対してもドル高に傾いたポジション調整とみられるドル売りの動きがみられた。
一方、日銀はETFの買い入れなどから日経平均株価は上昇して引けたものの中国や香港の株式市場は大幅安。この流れを継いで欧州市場ではドイツ株が大幅安で始まるとユーロが下落。また売りが進みドル買いの動きが再開。
NY市場が始まる直前にFRBが緊急FOMC会合を開き、景気支援のために無制限の量的緩和を行うことを表明。これを受けドルは反落。110円後半にいたドル円も109円82銭まで1円余り押し戻された。
しかし、トランプ大統領の2兆ドル規模の経済対策案が与野党で対立。23日に成立が期待されたが難航していることからNY株式市場は売りが先行。
結局NYダウは600ドル近い下落となり米長期金利も低下。
FRBの無制限量的緩和も結果的に安全なドル買い需要を抑えることは出来ず、ドル円は111円60銭まで上昇して引けている。
各中銀による大規模ドル供給や今回のFRBによる無制限量的緩和を実施してもドルの上昇は止まらない。ウイルス感染拡大による世界経済への落ち込みがどこまで進むのか見通せない状況下で不安心理がドル買いを促している。
これだけのドル供給が続けばいずれはドル売りに転じることになるものの、そのタイミングはまだ先になりそうだ。
ただ、昨日はゴールドや原油価格が上昇するなど、相場に一片の変化も見られる。
2兆ドルの経済対策案が成立すれば一時的にドル売りが強まる可能性が高いことから注意したい。
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[米ドル円]ドル買いの流れ継続

先週は各国財政支出や大規模資金供給を実施したものの株価の下落とともにドル買いの勢いが止まらない。
ウイルス感染拡大が収束し、予防薬などの治療薬が本格的に出回るまでは市場の不安感を払しょくすることは難しい。
リスク回避の円買いはこれまでのような勢いはないものの、ドル円が買われ過ぎたところでは所々で円買い材料にされる。結果的にポジション調整が終了すると再びドル買いに向かうことになる。
日中だけでドル円は上下に2円程度の振れがあり、ロングショートどちらも損切りを付けたところで反転する厄介な相場展開が続いている。
ドル高トレンドは今週も変わらないとみており、112円22銭を上抜くようなら114円台が視野に入る。
高値や安値を更新した後は予想以上に押し戻されるといった振り落としのパターンがみられる。中途半端に無理をすると予想以上に深手を負うことになる。
今週のドル円予想レンジ:114円50銭(76.4%)~108円30銭
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[ユーロ米ドル]下降トレンド再開

新型コロナ感染拡大によりイタリアを中心に国債が急落したことでユーロ圏の全体への懸念が拡大。ECBの利下げ余地が限られる中でユーロ売りドル高の流れが続いている。
先週は2月にユーロが上昇する前のレベルである1.08ドルで一旦はサポートされ1.0980まで反発。しかし、1.10の大台に届かずに再び下落に転じ1.0637まで下落。ほぼ安値圏での引けとなった。
下落の主な原因は基軸通貨である米ドル買いが強まったためだ。
新型コロナウイルス感染拡大への不安が安全なドルに資金が移動している。FRBは先週総資産が最大になるなど大規模な資金供給を行っている。しかし、途上国通貨などの下落が進む中でドル不足を埋めるには不十分とみられ、ドル高の流れが変わるにはまだ時間がかかる。
一旦は下降トレンドの上限を上抜けたことで上昇に転じたかと思われたが、結局下降トレンド再開。週足で下降チャネルの下限まで下落したものの勢いはまだ強いままだ。
今週のユーロドル予想レンジ:1.0960~1.0340(17年安値)
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[カナダドル円]材料出尽くしで反発も

3月に入りじりじりと下落が続いた原油価格が一気に急落したことで円高と同時にカナダドル売りが強まりカナダ円は78円を割り込み急落。73円76銭の安値をつけたあと78円台を一旦は回復。しかし、先週は米国がカナダの国境を一時的に封鎖することを決定し再びカナダ売りが強まった。前週の安値とほぼ同レベルの73円81銭で下げ止まり反発。
短期的にダブルボトムを形成したことで再度前週の高値78円ミドル付近を試す展開が予想される。
原油安は当面続く可能性が高いものの、今月に入り0.5%の緊急利下げを実施したカナダドルにとっては目先の売り材料は出尽くした観もある。
本格的な下落が始まったこのレベルを上抜けるようなら80円の大台を試す展開を予想する。
今週のカナダ円予想レンジ:79円30銭(50.0%)~ 75円80銭
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[全般]株安ドル高の流れ止まらず
先週は各国が巨額な財政支出に踏み切ると同時に各中銀も緊急の資金供給の策を打ち出すなど、ありとあらゆる手段を以て経済危機に立ち向かった。
これを受けNYダウも一時プラスに転じる場面も見られたが、週末には再び世界の株式市場は下落幅を拡大した。
FRBが日銀やECBなど他の5中銀を対象に米ドル資金供給策を拡大。5中銀を通じ日欧などの民間銀行へのドル融資を週一から毎日に増やすことで金融市場の不安を抑えようとした。しかし、ドルの需要を抑えるには不十分との見方からドル買いの勢いを止めることは出来なかった。
また、NY州やカリフォルニア州などで出勤禁止令が発動されると、それまで上昇していた株価も反落。
株安ドル高の流れは今週も継続する可能性が高い。
ただ、新型ウイルス感染に対する治療薬やワクチン開発も世界各国が連携して推し進めており、もし予防薬などが実用化される目途がみられるようなら一気に相場は反転することになるだろう。
しかし、今のところその目途はたっていないことから、期待で上昇してもすぐに押し戻され更に下落するといった動きは続く。
今後発表される経済指標や成長見通しは恐ろしく悪い数字が示されることになることは予想される。通常であれば市場は織り込んでおり、結果が発表されたところで出尽くし観から買い戻しが入るものだ。
しかし、今後それ以上に悪い結果が出るのではといった疑心暗鬼が残る間は悪い結果にそのまま反応してきそうだ。
ここまでウイルス感染が止まらず世界経済の落ち込みに繋がる結果になると誰も想像していなかった。だからこそ、どこかで反転するといった期待から株が下げると買いを入れてしまう。為替市場でもドル売りが先行し安全通貨の円買いが進むものと思われたが、結果的に感染拡大が止まらず市場の不安も拡大。結果的に最も信用度の高いドル買い需要が高まりドル独歩高となっている。
最終的に感染拡大の目途が立ち、本格的に収束が進むまでドル高は続くとみておく必要がある。それは原油価格が本格的に上昇に転じる時でもある。
日中にこれだけ上下に振れる相場はサヤ取りのチャンスでもあり、どちらに向かっても稼げるスタンスで臨む。
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休刊のお知らせ
本日の更新を勝手ながらお休みにさせて頂きたいと思います。
申し訳ございませんが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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[米ドル円]基軸通貨のドルに買いが集中

前日の株価上昇は一日で終わり再び世界同時株安が進行。市場の不安心理が高まる中でユーロやポンドが下落幅を拡大するとドルが全面高。ドル円はNY時間に先週の高値108円50銭を上抜き108円65銭まで上昇した。
株価下落による円買いの動きが強まるものの、それ以上に基軸通貨のドル買いが進んだことでドル円は底堅い動きとなっている。
ただ、イタリア国債の暴落など欧州への不安感が広がる中でユーロやポンドの下落速度がここにきて加速。これ以上下落が続くようなら安定のためのユーロ買い介入に動く可能性もある。
そうなれば本来であればクロス円の上昇はドル円の買いに繋がるが、今回はドル高を招いていることから、その反動でドル安が進みドル円の下押し圧力になりかねない。
ただ、相対的に見てドルの強さは継続するとみておりドル円が下がれば買いのチャンスとみる。
ドル円予想レンジ:109円60銭(76.4%)~105円80銭
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