ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-04

[米ドル円]上ヒゲ伸ばし下離れも

(米ドル円日足)


昨日の東京市場の仲値決め直前にドルが全面高。年度末絡みという見方もあるが纏まった買いが入ったことは確かでドル円は108円71銭を付けるなど安値から1円近く上昇した。その後は日経平均株価下落を背景に108円付近まで押し戻されたが欧州市場では再びドル買いが先行。東京で付けた高値とほぼ同レベルの108円72銭を付けた。
その後FRBが外国中銀にドル供給を暫定的なレポファシリティーを設定したことでドルが全面安。
また、NY株式市場が三指数ともに下落する中でロンドンフィキシングにかけてドル円の纏まった売りが散見。ドル円は107円47銭まで下落するなど上値の重い展開で引けている。
107円ミドル付近はフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する。
日足チャートでは長い上ヒゲを伸ばしており、もみ合いが収束したときには下に放れる可能性が高いとみる。

ドル円予想レンジ:108円30銭~106円40銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]ECBの大規模緩和長期化

(ユーロ円日足)


東京市場では日経平均などアジア株が堅調な地合いで始まったことでリスクオンの動きが強まりユーロ円は119円70銭まで上昇。しかし、その後株価がマイナスに転じるとユーロ円も119円前半まで押し戻された。
上値が重い中で発表されたユーロ圏3月HICPが0.7%と予想の0.8%を下回ったことでECBの大規模金融緩和が長期化するとの見方が広がりユーロ円は一段と下落圧力が高まり119円を割り込んだ。
NY市場では米長期金利が低下する中でドル売りが先行すると対ドルでユーロは上昇。
しかしNY株式市場がマイナス幅を拡大すると円高の動きが強まり結果的にユーロ円は118円20銭まで下落。
引けにかけて118円後半まで買い戻されたが、ウイルス感染拡大による懸念が燻る中でユーロ円は上値の重い展開が続くとみる。
118円付近はフィボナッチ61.8%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
このレベルを下回るようならボリンジャーバンドの下限となる116円80銭までの下落も視野に入る。

ユーロ円予想レンジ:119円20銭(38.2%)~118円00銭(61.8%)

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[豪ドル米ドル]堅調な中国経済指標

(豪ドル米ドル日足)


昨日の東京時間に発表された中国3月製造業PMIは52.0と予想の45.0を大きく上回った。また、景気の分岐点を示す50を上回るなど中国のウイルス感染による影響がピークを過ぎたとの見方から豪ドルは0.6212まで上昇。
しかし、欧州市場ではユーロ売りが先行するとドルが全般に買いが強まると豪ドルも下落。0.6081まで押し戻された。このレベルは東京時間の仲値近辺で付けた安値でもあり買い戻しが入った。
その後再び押し戻される場面も見られたが結果的に0.6080付近の底の硬さを確認した格好となった。
今日の東京時間にはRBA議事要旨が公開されるが、既に緩和継続の見方が示されており市場の反応は限定的とみる。
一方、昨日に引き続き中国の3月財新製造業PMIが発表される。前日と同様に予想以上の結果が示されるようなら豪ドル買いに反応するとみる。
0.62ドル付近はボリンジャーバンドの中心線が位置しており、その上の0.6230も強いレジスタンスとなる。
このレベルをクリアに上抜けるようなら0.64付近までの上昇も視野に入る。

豪ドルドル予想レンジ:0.6230(61.8%)~0.6080

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[全般]ボラティリティー徐々に低下

相場の変動を示すボラティリティーが低下し、日中のドルの振れの大きさが徐々に小さくなってきている。しかし、それでも通常の動きと比べれば依然として大きく、突然相場が乱高下しかねないリスクは燻る。
前日のNY株式市場が三指数ともに上昇して引けたことを受け日経平均株価も底堅い動きでスタート。またこの日は月末の年度末ということから10時の仲値にかけたドル買いが目立った。また、中国の3月製造業PMIが予想を上回り景気の節目となる50を上回るとドル円は107円後半から108円後半に一気に上昇。クロス円も全般に底堅い動きとなるなどリスクオンの円安が先行。
その後は利食いや輸出企業のドル売りも散見されドル円は108円付近まで押し戻された。
欧州市場ではユーロ売りが先行するとドル全般に買いが入りドル円も再び108円後半に上昇したが東京の高値レベルで上値が抑えられた。
その後FRBが外国中銀にドル供給の暫定的なレポファシリティーを設定したことが伝わるとドルが反落。
NY市場ではロンドンフィキシングにかけてドル円の纏まった売りが入ると107円46銭の安値を付けた。
デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「米国は既にリセッション入りしている」と発言したことも株価押し下げの要因となった。
一方で、トランプ大統領は金利ゼロの今こそ2兆ドルのインフラ議案を実行するときと発言したが市場への影響は限定的となった。もし実行するようなら米経済にとっては大きな支援材料となるが、市場のどちらに反応してよいのか分からず動けなかったというところだろう。
結果的にNY株式市場は三指数ともにマイナスで引けるなど弱気のセンチメントが漂っている。
最も安全な資産である米国債が買われる一方で金が売られるなど依然として市場のリスク回避の動きが続いていることを示すものだ。
ただ、相場の変動を示すVIX指数は株価が下げても低下するなど、ここにきて相場が落ち着きを取り戻していることを示している。
いつ何時波乱相場に戻るのではといった懸念は燻る。
ただ、徐々に重要な経済指標に反応し始めるなど、通常の相場に少しづつ戻り始めていることも確かだ。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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