ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-04

[米ドル円]リスクオンの円安

(米ドル円日足)


NY州の感染死者数が減少に向かう兆しが見え始めたことから市場に安心感が広がった。
日欧の株式市場が上昇しリスクオンの円安が進みドル円は一時109円38銭を付けた。
その後利食い売りに押されたもののNY市場でもダウが1000ドル近い上昇で始まると再び109円台に浮上した。
一方、FRBや各国中銀の大規模ドル供給によりひっ迫したドル需給が解消される中でドル円は109円前半で上値が抑えられている。
減産期待から上昇していた原油価格も昨日は2ドル余り低下するなど、やや調整の動きも見られる。
今日も感染拡大が収まりつつあるとの見方から過度な警戒感が後退する中でクロス円の買い次第ではドル円は110円を試す展開も予想される。
ただ、ジョンソン英首相の状態次第で一時的に円買いが進む可能性もあり注意したい。

ドル円予想レンジ:109円90銭(61.8%)~108円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ジョンソン英首相の状態悪化を受け

(ポンド米ドル日足)


先週末に下落した流れを継いで週明けアジア市場でポンドは1.22前半でスタート。
欧州市場が始まるところでポンドは1.2326まで上昇。ジョンソン英首相が受けているのは通常の検査であり間もなく官邸に戻るとの報道を好感したものだ。
NY市場でもポンドは堅調な地合いで推移していたが、引けにかけて「ジョンソン英首相が集中治療室に入った」との報道を受けポンドは1.22前半に急落。
状態が急速に悪化したことで今後EUとの交渉や国内政局不安が拡大するとの見方からポンド売りに反応。
首相にもしもの事があった場合には一段の下げは避けられないだろう。
先週はポンドの上昇が一服したところでありポンドのショートポジションは軽くなっているだけに下落幅も大きくなりそうだ。
ただ、これによりブレグジットの可能性が低下するとの見方からポンド買いというシナリオも考えられるだけに深追いには注意。

ポンドドル予想レンジ:1.2320~1.2070(38.2%)

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[豪ドル円]RBA政策会合に注目

(豪ドル円日足)


NY州での感染拡大がピークを打ったとの見方から週明けシドニー市場で豪ドル円は底堅い動きで始まった。先週のNY終値と同レベルの65円付近から66円手前まで上昇。
その後利食い売りなどで押し戻されたものの欧米市場もリスクオンの動きが高まり円が全面安となり豪ドル円はNY市場で66円60銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
本日の東京時間にはRBA政策会合が開かれるが、先月0.5%の引き下げを実施しており政策金利は据え置かれると予想される。
前回の会合では今後も更なる緩和的な金融政策の用意があるとし、長期的な低金利が必要との見方が示されている。
今回も同様な内容であれば豪ドル売りには繋がらないとみてよいだろう。
もし、当面様子見姿勢が示されるようなら寧ろ豪ドル買いに反応する可能性が高い。
ただ、今回のウイルス感染拡大による警戒感が燻る中で上値も限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ:67円20銭(50%)~66円00銭

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[全般]NY州感染減速報道でNYダウ大幅高

NY州の1日死者数が初めて前日を下回ったことで感染がピークを去ったとの見方から株式市場が上昇。また、OPECプラスで減産合意が近いとの見方からリスクオンの円安が進みドル円は109円台まで上昇している。

週明け東京市場ではNY州で死者数が前日を下回ったことからピークは去ったとの見方が広がった。更にトランプ大統領やペンス副大統領がコロナウイルス感染拡大について落ち着きが始まった兆しが見え始めたという認識を示したことを株式市場は好感。また、ロシアとサウジの原油減産合意が近いとの報道もあり日経平均株価が上昇して始まった。
108円前半で始まったドル円も早々と109円台まで上昇。クロス円もオセアニア通貨を中心に買いが先行するなど円全面安の展開。
欧州市場が始まったところで懸念されていたジョンソン英首相が間もなく官邸に戻り、引き続き政府の責任者として残るとの報道を受けポンドは上昇。
欧州各国株式市場も堅調な地合いで始まるとドル円はこの日の高値となる109円38銭まで上昇。ドル全般に買いが強まる中でユーロドルも売りが先行する一方でクロス円の買いが下支えとなった。
NY市場でもクオモNY州知事が「新型肺炎の流行ピークに差し掛かりつつある」との発言を受けNYダウは1000ドル近く上昇して始まると円安の動きが見られた一方でドル売りも散見。ひっ迫したドル需要が後退したことでドルの上値が抑えられたことからドル円も109円前半付近でのもみ合いが続いている。
一方、引けにかけてジョンソン英首相が集中治療室に入ったとの報道でポンドが急落。
米国の感染者拡大がピークを脱出した可能性が示され市場には安心感が広がる中で、リスクオンの円安が進んだ。
しかし、ジョンソン英首相の状態が悪化する中で市場の不安は簡単に払しょくされることはなさそうだ。
ただ、原油価格も一先ず底打ち観が広がりVIX指数も低下。過度な不安によるパニック的なリスク回避の動きは後退し通常のリスク回避の動きに戻りつつあるとみている。
そうなると利下げ幅が最も大きかった米ドルの売りがどこかで強まる可能性もある。
しかし、感染拡大が本当にピークを迎えたかどうかは未だ予断を許さない状況が続く中で、もう暫くドル買いの余韻は残る。

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