ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-04

[米ドル円]ドル円サポートレベルで下げ止まるか

(米ドル円日足)



昨日は東京市場が休場の中でドル安の流れが継続しドル円は欧州市場に入りこの日の安値となる106円36銭まで下落。106円ミドルの損切を巻き込んで下げたものの米GDP発表を控え106円76銭まで反発。
その後NY株式市場が大きく反発して始まったもののFOMC会合を控え106円ミドル付近でもみ合いが続いた。
FOMC会合では今後も緩和政策継続姿勢を示したものの市場の反応は限定的となった。
既にFRBは大規模緩和政策を実施しており更なる緩和策への期待は低かった。
結局目先のイベントリスクが通過し106円36銭で底値を付けた可能性が高い。
しかし、積極的なドル買いにはまだ材料が乏しく目先は107円台前半で上値が抑えられるとみている。
もし、106円36銭を下回るようならゴールデンウィークに向けて105円台を目指す展開も視野に入る。

ドル円予想レンジ:107円20銭~106円40銭(50%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

(ユーロ米ドル日足)



リスク回避の動きが後退したことでドル売りの流れが続きユーロはアジア市場から上昇。1.0873まで買われたが、その後欧州市場が始まるとポジションの巻き戻しが入り1.0838まで押し戻された。
NY市場に入り米GDP発表を挟み短期筋を中心とした動きが見られたものの最終的に底堅さをキープ。1.0885の高値を付けて引けている。
今日はECB理事会が開かれるが大きな政策変更はないと予想される。
コロナ対策として緊急債券買い入れプログラムの期間延長などが示されたとしても市場への影響は限られる。
ECBの政策手詰まり感からユーロ売りが強まる可能性の方が高いとみている。
1.09ドル付近はフィボナッチ61.8%戻しのレベルであり4月に入っても何度か上値が抑えられており目先の天井とみる。
発表後にこのレベルを超えられないようなら下落再開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0900(61.8%)~1.0760(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]下落前のレベルまで往って来い

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20200430_hiasi.jpg


東京市場が休場の中で豪ドル円は69円74銭まで反発。薄商いの中で買われた反動もありその後欧州市場で69円28銭まで押し戻された。
しかし、NY市場では株式市場が三指数ともに上昇するとリスクオンの円安が進み豪ドル円はこの日の高値となる69円90銭付近まで上昇しそのまま高値圏で引けている。
ウイルス感染から急速に回復した中国経済への期待や原油価格が落ち着いたことなどが豪ドル買いを促している。
ただ、70円付近というのは3月前半に豪ドルが急落する直前のレベルであり達成感が広がる。
一旦は往って来いとなりそろそろ利食い売りなどが入るタイミングとなる。
日本がゴールデンウィークに入ることもあり明日にかけて一段の上昇があれば戻り売りを出してみたい。
戻り売りの水準はフィボナッチ61.8%戻しの70円20銭、或いはボリンジャーバンドの上限が位置する70円70銭。

豪ドル円予想レンジ:70円70銭(BB上限)~69円20銭

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[全般]イベントリスク終了でリスクオン

米国1-3月期GDPは予想以上のマイナス成長となり、FOMC会合でも緩和政策継続姿勢を示したことでドル売りに反応。リスクオンによるドル安円安の流れが既に進んでいたこともあり反応は限定的となった。イベントリスクが終了したことでこれまでの流れに変化があるか注目。

昨日は東京市場が祝日となるアジア市場でドル安の流れが継続。欧米の経済活動の再開への期待などから過度なリスク回避が後退する中でドル売り戻しが継続。
欧州市場では各国株式市場が上昇して始まると更にドル売りの動きが加速しドル円はこの日の安値となる106円36銭まで下落した。
NY時間に発表予定の米1-3月期GDPの発表を前にドルを買い戻す動きが強まりドル円は106円後半に押し戻された。しかし、発表されたGDPは-4.8%と予想の-4.0%を下回る大幅なマイナス成長となった。08年金融危機以来のマイナスの大きさであり発表後ドル売りで反応。しかし、この後発表のFOMC会合を控え下値も限定的となりドル円は106円52銭で下げ止まった。
その後NY株式市場が大きく反発してスタートしたこともドル円の下支えとなった。
新型コロナウイルス治療薬のレムデシビルの治験が著しい有効性を示したとの報道が株価を押し上げた。
注目のFOMC会合では予想通り0.0%から0.25%の政策金利を全会一致で据え置くことを決定。
声明では新型コロナウイルスが中期的な経済見通しに大きなリスクをもたらすとの強い懸念を表明するとともに米国債などを制限なく購入する量的緩和策の継続を継続。今後も追加策を引き続き検討する考えを示した。
パウエルFRB議長も記者会見で「追加措置が必要になる可能性が高い」との見方を示したものの市場の反応はほとんど見られなかった。
これらの内容は既に市場は織り込み済みであり、寧ろこれまでの大規模でサプライズ的なFRBの行動と比較して物足りなさも感じられた。
FOMCや日銀会合といったビッグイベントが終わり残るは本日のECB理事会のみ。
これが終了すれば目先のリスクは後退。
今日は月末であり日本はこれから本格的なゴールデンウィークが始まることから、これまでのドル安の流れに一服観が広がる可能性が高い。
株式市場は日毎に上下するものの上昇が続いている。原油価格もひと頃の乱高下は収まり低価格ながら値動きは落ち着いてきている。
しかし、第二次感染への恐怖も燻る中でいつまたドル需要が高まるか分からない状況下でドルの下値は限られる。
目先は株価の上昇によるリスクオンの円安が進みドルはそろそろ下げ止まるとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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