[米ドル円]短期のリスクオン

連休明け東京市場でドル円は底堅い動きで始まった。
連休前のドル円のレベル107円付近と比較して106円付近で始まるとドル買いからスタート。中国の貿易収支が予想を大きく上回る黒字額となったことも安心感が広がった。
欧州市場が始まったところで米中協議が来週にも再開されるとの一部報道からリスクオンの円安が強まるとドル円も押し上げられた。
NY市場では株価の上昇により106円65銭まで上昇。しかしその後米金利が低下したことでドルが全面安となりドル円も106円20銭付近まで押し戻されて引けている。
本日は米雇用統計が発表されることからドルポジションの巻き戻しが入った可能性が高い。目先のドル売りは一巡した観もあり、ここから下押しがあっても106円台前半に戻ってくるとみている。
米雇用統計が若干予想よりも悪化したとしても市場はある程度織り込んでおり、寧ろドル円は106円付近を底に上昇に転じるとみている。
ドル円予想レンジ:106円90銭(61.8%)~105円90銭
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[ユーロ米ドル]短期的な反発

三日続落したことで昨日のユーロは反発に転じた。特に材料があるわけではなく自主反転とみてよいだろう。
デギンドスECB副総裁が「ECBは欧州裁判所の権限にある」と発言。ドイツの憲法裁判所がECBの量的緩和を違法とした報道でユーロの下げを加速させたことから買いを誘った。ただ、ユーロ売りの背景にはコロナウイルス感染拡大が欧州経済をさらに苦境に陥らせたことが背景にある。
昨日は米金利が低下したこともユーロの買いを助長。また、今日の米雇用統計発表を控えポジション調整によるユーロの買い戻しが入ったと考えられる。
米雇用統計の結果が予想通りであればユーロ売りドル買いの動きが再開されるとみている。
ユーロドル予想レンジ:1.0890(50%)~1.0800
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[ポンド米ドル]BOE政策維持でポンド上昇

昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合では現行の政策金利0.1%と資産購入プログラム規模6450億ポンドを維持することを決定。市場は何らかの緩和措置を発表すると期待していたことから発表後ポンド買いで反応。1.23前半から1.2417まで上昇した。
議事要旨では2人の委員が資産購入規模を1000億ポンド拡大を主張。また、ベイリーBOE総裁も必要なら更なる措置を講じる用意があると発言したことでポンドは押し下げられた。
NY市場では株価が上昇して始まるとドル買いが強まりポンドはこの日の安値となる1.2265まで下落。しかし、その後米金利が低下すると一転して1.23後半まで上昇するなどアップダウンの激しい動きとなった。
結果的にボリンジャーバンドの下限で下げ止まり始値よりも上昇するなどポンドは底堅い動きが今日も継続するとみる。
上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置する1.2420付近。
ポンドドル予想レンジ:1.2420(38.2%、BB中心)~1.2230(BB下限)
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[全般]米雇用統計を控え調整の動き
今日発表の米雇用統計を控え各市場でポジション調整の動きが目立った。
連休明け最初の取引が始まった昨日の東京市場ではドル円が底堅い動きで推移。この日発表された中国の貿易収支が予想を大きく上回る黒字額となったことを好感。世界でいち早くコロナ感染を抑えて経済活動再開に向かった中国経済が回復に向かったことを好感。日経平均株価は小幅ながらプラスで引けるなどリスクオンの動きが強まった。
ロンドン市場が明けたところでBOE政策会合が開かれポンドは上昇に転じた。
BOEは現行の政策金利や資産買い取りプログラム据え置きを発表。市場は何らかの緩和措置を発表するとの期待が高まっていたことからポンドの買い戻しが強まった。
しかし、議事要旨では資産購入額を必要なら拡大するとの姿勢が示され、ベイリーBOE総裁が更なる緩和政策の可能性を示したことでポンドは下落に転じた。
NY市場ではNYダウが大幅上昇で始まると円売りが進みドル円は一時106円65銭まで上昇。しかし、その後米金利が低下する中でドル全般に売りが強まりドル円は下落に転じた。
また、これまで下落が続いたユーロがここにきて大きく反発。同時にクロス円の買いも入り円安が進む中でドル円は106円前半で下げ止まった。
株価が上昇しリスクオンの動きが強まる一方で安全な米国債が買われるなど、目先はリスクオンで先行きリスクオフといった混迷の中で本日は米雇用統計が発表される。
既に発表されたADP雇用統計の結果を見ても予想以上に失業者数が増加している可能性が高い。ただ、市場はある程度悪化は織り込んでいるだけに予想通りであれば寧ろ安心感が広がりドル円クロス円にとっては追い風となりそうだ。
米中協議が来週にも再開されるとの報道や、中国経済の回復、そして欧米各国での経済活動再開なども過度なリスクオフは後退。
特に週末ということもあり突発的な悪材料がない限り全般にリスクオンの動きが強まるとみている。
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