[米ドル円]レンジの上限探る展開

ドル円は107円70銭付近の高値で始まりその後は終日下落が続いた。
前日は米国債入札を控え米金利が上昇したことでドル買いが強まったが、この日は反対に金利低下によるドル売りに転じた。世界的な同時緩和政策の中で金利差による為替への影響は限定されていたがここにきて反応し始めている。
それは市場が徐々に落ち着きを取り戻したということが背景にある。
しかし、新型ウイルス感染による影響が消えたわけではない。
第二次感染拡大への警戒感と同時に経済活動再開に向けた期待感が入り混じる中で今の相場はセンチメント次第でどちらにも傾きやすい。
今日は昨日のNY市場の引け際に株価の下落幅が拡大したことで東京市場でドル円はやや上値の重い展開で始まる可能性が高い。
今日はパウエルFRB議長の講演がありマイナス金利に否定的な意見が出ると思われ、そうなればドル買いに反応しやすい。
短期的に見るとまだ上昇トレンドは継続しておりドル円のレンジの上限となる108円を再度試す展開を予想する。
押し目買いスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:107円60銭~106円90銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円]中国との軋轢

昨日の東京時間に中国が豪州食肉工場からの輸入禁止を課したとの報道で豪ドル円は69円前半に下落。豪州は中国に対してウイルス感染による訴訟問題などを抱えており、その報復かと思われた。しかし、その後バーミンガム豪貿易相が「中国と技術的な問題が発生」「コロナウイルスとは関係なく、輸出業者が解決するだろう」としたことで豪ドルの買い戻しが強まり豪ドル円は70円15銭まで上昇。
しかし、NY市場で株価が下落したことからリスクオフの円買いが進み69円25銭まで1円近く押し戻されて引けている。
短期的に72円前半を上抜け出来なかったことでダブルトップを形成。
下値を探る展開が予想されるが、68円を下回らない限り中期的な上昇トレンドは継続。
豪ドル円予想レンジ:70円00銭~68円80銭(BB中心、50%)
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[NZドル円]RBNZ会合で追加緩和期待

昨日の東京市場では朝方豪ドル円が下落した動きに攣られNZドルも65円まで下落してスタート。その後買い戻しの動きが強まりNY市場が始まる前に65円72銭まで上昇。
しかし、NY株式市場が下落したことでリスクオフの円買いが進み東京市場の安値と同レベルの65円まで下落し往って来い。
今日の東京時間にRBNZが政策会合を控えポジションの巻き戻しが入ったと思われる。
今回の会合では何らかの緩和政策を打ち出すと市場は期待しており、もし具体的な緩和策が打ち出されるようなら一時的にNZドル売りが強まるとみている。
しかし、既に大分織り込んでおり下げたところでは買い戻しが入るとみている。
3月後半からレンジ相場が続いており、レンジの下限は63円ミドルから63円となっている。
底値の堅さが確認されたところで買いを入れて行きたい。
NZドル円予想レンジ:65円70銭~64円70銭(38.2%)
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[全般]リスクと安心が交錯
昨日の東京市場でドル円は久しぶりに107円後半で始まったものの日経平均株価の下落などから徐々に売りが強まり107円前半まで押し戻された。
ドイツや中国、韓国などでウイルスの2次感染への警戒感が強まったことや、この日発表された中国PPIやCPIが予想を下回ったことがドルの上値を重くした。
また、ユーロドルの買い戻しが強まったこともドル売りを促した。
欧州市場ではドイツの長期金利上昇などもありユーロ買いドル売りの流れは継続。
ウイルスによる2次感染への警戒と同時に経済活動への期待が入り混じり不安定な相場展開が続く中で米CPIが発表された。
結果はほぼ予想通りではあったが下落率は11年ぶりの大きさであったことなどからドルの上値は抑えられた。
一方、NY株式市場は上昇してスタート。トランプ大統領が「他国がマイナス金利の恩恵を受けている限り米国にも必要」など、更なる緩和圧力をFRBにかけたことも株価を押し上げた。
また、この日行われた10年債入札が順調に消化され米長期金利が低下したこともドルの上値を抑えた。
結果的に金利低下によるドル売りと同時に株価下落による円買いが進みドル円は107円近くまで下落して引けている。
市場ではウイルス感染による過度で悲観的な見方は後退したものの、第2次感染や米中対立激化への懸念が燻る中で方向感の掴みにくい状況が続いている。
市場の安心材料としてはOPECが6月からも減産維持を発表したことで資源国通貨にとっては買い材料であり市場の投機マネーも動きやすくなる。
また、日本も含め外出規制の緩和などから経済活動再開に向けた動きやワクチン開発への期待感が高まる。
一方、規制を緩和したことで第二次感染が再び拡大するとの懸念や米中対立が激化し始めるなど悪材料などもあり一方向にポジションを傾けにくい。
しかし、最悪な状況は超えたとみられる中で今日はやや悪材料が先行しやすいものの一歩下がって二歩進むといった動きを予想する。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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