[米ドル円]ドル高容認発言で一段の上昇

パウエルFRB議長が景気に強い警戒感を示したことでドル円は106円75銭まで下落。昨日も東京時間では106円78銭まで下落するなど上値の重い展開が続いた。しかし、欧州時間にトランプ大統領が「今は強いドルがよい」と発言したことで一転。ドルが全面高となりドル円も上昇したが前日のNY高値107円15銭で上値が抑えられた。
NY株式市場が下落して始まると106円台に押し戻されたものの、その後株価が上昇に転じるとリスクオンの動きが強まりドル円も反発。
107円15銭を上抜き107円36銭まで上昇し高値圏で引けている。
引け際にはクロス円の買いも加わるなど円安がドル円を下支えする格好となった。
米金利のマイナス期待や米中対立といったドル円にとってはアゲインストの材料がある一方でトランプ大統領のドル高容認発言が綱引き状態となっている。
目先は週末ということもあるが、107円15銭を上抜いたことでドル高の流れが続くとみている。
ドル円予想レンジ:107円70銭(50%)~106円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]下げ止まりから反発も

東京市場でユーロ円は上値の重い展開で始まった。前日のNY株式市場が下落した流れを受け日経平均株価が下落したことからリスクオフの円高が進んだためだ。
その後トランプ大統領のドル高容認発言があったもののドル全面高となったことからユーロ円への影響は見られなかった。
NY市場ではNY株価が下落したことで115円33銭まで下落したものの115円付近には買いが見られ下げ止まった。
その後株価が反発したことでリスクオンの円安が進みユーロ円は引けにかけて115円93銭の高値を付けそのまま引けている。
原油価格も大きく反発するなどリスクオンの流れが今日も継続するとみている。
ただ、長期の下降トレンドは継続しており短期では買いを入れるが、最終的に戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロ円予想レンジ:116円50銭(61.8%)~115円50銭
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[豪ドル円]米中対立で上値抑えられる

東京市場の豪ドル円は上値の重い展開で始まった。
株式市場が軟調な地合いを引きつぎ円買いが強まると同時にこの日発表された豪州新規失業者数が予想を上回ると豪ドル円は急落。69円10銭から68円61銭まで下落した。
その後も上値の重い展開が続いたがNY市場で反発。
NY株式市場が上昇に転じたことでリスクオンの円安が進んだ。また、原油価格も上昇したことで資源国通貨の豪ドルに買いが集まった。
米国は中国株投資を停止することを決定したことで中国経済にとってはネガティブ材料となる。
短期的に豪ドル買いが続く可能性はあるが最終的に上値の重い展開が続くとみている。
戻り売りスタンスで臨む。
上値目途としては69円50銭から70銭付近。69円75銭を上抜くようなら70円台までの上昇も頭に入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:69円70銭~68円60銭(61.8%)
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[全般]ドル高容認発言と米中対立
東京市場では前日にパウエルFRB議長がマイナス金利に否定的な発言をしたことで株価が下落した流れを継いで日経平均株価も下落。リスクオフの円買いが強まりドル円クロス円ともに上値の重い展開で始まった。
欧州市場でもドル全般に上値の重い展開が続いたもののその後ドルは全面高に転じた。
トランプ大統領の「米国は強いドルを持っている。今はドル高がよい」との発言を受けたものだ。一方、中国に対しては「習近平とは今は話したくない」「中国と完全に断行した場合には何が起きるか思案」「米国で上場している中国企業を非常に厳しく注視している」などと発言。ドル上昇後は利食い売りなども入り上値も限られた。
NY市場ではNYダウが前日に引き続き大きく下落して始まるとドルは反落。リスクオフの円買いも強まり107円台を回復していたドル円は再び106円台に押し戻された。
しかし、その後は下落が続いた反動もありNY株式市場は三指数ともに上昇に転じるとドル円も107円38銭まで上昇。市場は楽観的なムードが広がりリスクオンからクロス円にも買いが入るなど円安ドル高の動きが強まった。
トランプ大統領は敢えてドル高を容認することで米国の強さを世界にアピール。トランプ大統領は中国と全面解決まで覚悟しているような言動を高め、同時にFRBにマイナス金利を求めるなどドル安要因を抑える目的で発言した観もある。
トランプ大統領の行動には不信感は残るものの目先ドル安の歯止めはかかったことで短期的に上値を試す展開が続くとみる。
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