[米ドル円]円安がドル安を上回る

ワクチン開発進展期待からリスクオンの円安と同時にドル安が強まりクロス円が全面高。
NY株式市場が三指数ともに大幅高の中で米長期金利も上昇。ドル安の動きが抑えられたことで円安の勢いが増しドル円は107円50銭まで上昇。その後ユーロが上昇幅を拡大するとドル売りが強まり107円20銭まで押し戻されたもののその後は再び上昇に転じた。
市場にはワクチンが実際に実用化されるかどうか見極めるまではいつ何時振り落とされるか分からないという恐怖も燻る。
その中でドル円は昨日高値を再度試しに行くとみている。
上値目途はフィボナッチ50%戻しであり、5月12日に付けた高値107円76銭付近が意識される。勢いがあればボリンジャーバンドの上限であり61.8%戻しとなる108円10銭付近も視野に入る。
ドル円予想レンジ:107円75銭(50%)~107円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]独仏の基金設立で安心感

週明け東京市場からユーロは1.0820付近でのもみ合いから欧州市場で1.08を一時片足割り込んだ。しかし1.08付近は4月から何度か下値を試したものの跳ね返された底堅いレベルとして意識された。
NY市場が始まったところで米医薬企業モデルナが新型コロナのワクチン開発で進展が見られたとの報道で一気にリスクオンの動きが高まりドルが下落。ユーロは1.0860付近まで上昇した。
その後ドイツとフランスがEU加盟国の経済再建のため5000億ユーロの基金設立を提案すると報じられるとユーロは上昇幅を拡大。1.0927までほとんど押し目のないまま上昇。ユーロの目先ショートポジションが炙り出された格好となった。
ほぼ高値圏で引けていることからまだショートの買いが残っているとみてよいだろう。
しかし、1.1ドルの上値を抜けない限りユーロの下落トレンドは継続となり、買いが一巡すれば再び1.08ドル割れを試す展開を予想する。
ユーロドル予想レンジ:1.0960(76.4%、BB上限)~1.0860
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]中国の報復

東京市場で豪ドル円は69円を挟んでのもみ合いが続いた。
先週中国は豪州に対して食肉輸出禁止措置を打ち出し、昨日は豪産大麦に対して追加課税をかけると発表。豪州が中国ファーウェイのを参入を禁じたことや、コロナ発生源の調査を求めていたことに対する報復措置とみられる。
一旦は上値が抑えられたものの原油価格先物が上昇し、アジアや欧州全体の株価が堅調な地合いの中でリスクオンの円安が進み豪ドル円は上昇。
NY時間に新型コロナウイルスワクチン開発の進展報道で更にリスクオンの動きが強まるとこの日の高値となる70円07銭まで上昇。しかし、このレベルはフィボナッチ61.8%戻しでもあり上値が抑えられた。
リスクオンの動きは継続するとみるが、一方で豪州に対する中国の報復圧力が増す中で上値も抑えられる。
目先ボリンジャーバンドの上限である70円50銭付近では売りを出していきたい。
豪ドル円予想レンジ:70円50銭(BB上限)~69円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]ワクチン開発進展期待でリスクオン
週明け東京市場では先週末の米小売売上高などの経済指標が悪化したことや、米中対立激化への懸念などもあり一時日経平均株価は2万円を下回った。ドル円も107円前半での上値の重い展開で始まったもののその後は堅調な地合いで推移。
日本も含めウイルス感染者が減少する中で経済活動再開の動きへの期待感が相場を押し上げ株価は上昇、ドル円も107円付近で下げ止まった。
欧州市場では原油先物価格やNYダウ先物が堅調な地合いで始まると資源国通貨の豪ドルやカナダドルなどのクロス円の買いが散見。ドル円も攣られて底堅い動きとなった。
NY時間の早朝には米医薬ベンチャーのモデルナが新型コロナ向けワクチンの臨床試験で投与した患者全員抗体が確認されたと発表。この報道を受けNYダウは700ドル近い上昇で始まるとリスクオンの動きが一気に強まり円売りと同時にドル売りが活発となりクロス円が全面高。ドル円も107円ミドル付近まで押し上げられた。
その後独仏がEU加盟国の経済再建のため5000億ユーロの基金設立を提案するとの報道でユーロが上昇幅を拡大。ユーロ円は117円前半まで上昇するとクロス円全体も引き上げられた。
米中対立懸念やウイルス第2次感染への警戒感が燻る中で、ワクチンが開発されるとの報道はそれら悪材料を駆逐。戦後最悪の状況からの脱出への明かりが見え始めたことへの期待感は相場の最大の好材料となる。
しかし、このようなワクチンへの期待は過去にも何度かあり、結局実際にどこまでの効果があるかは今後の経過をみないと分からないという不安も残る。
株式市場ははしゃぎ過ぎといった観もありいつ失速するか分からない状況ではあるが、本日もリスクオンによるドル円クロス円の上昇は継続。一段の上値を探る展開が予想される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |