[米ドル円]日銀臨時会合期待で円安加速

欧州市場が始まったところで日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開くとの報道を受け円売りが強まりドル円クロス円ともに上昇。臨時会合は8年半ぶりということもあり市場の注目を集めた。日銀は中小企業支援の新制度を決定する見通しで、それにより日経株価が押し上げられ円売りが進むとの思惑が広がった。
クロス円を中心に買いが入るとドル円は107円50銭、107円80銭と断続的に損切りを巻き込みながら上昇。NY市場でこの日の高値となる108円08銭を付けた。このレベルはフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの上限ということもあり上値が抑えられた。
その後NY株式市場が下落して始まったことから利食い売りなどが入ると一転。107円台に押し戻されて引けている。
日銀の緩和政策そのものはそれ程インパクトがあるものではないが、ワクチン開発や経済活動の再開期待などで市場はリスクオンに傾きやすくなっていたと思われる。
一旦は利食い売りに押されたものの、リスクオンの動きは継続。
今日公開されるFOMC議事要旨では更なる緩和政策の可能性が示されると思われ、株価が反発すればドル円は再度108円台を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:108円10銭(BB上限、61.8%)~107円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]ネックラインを上抜ける

東京市場が終了する15時ちょうどにポンドの纏まった買いが入りポンドドルは1.2268まで上昇。この時間帯は東京オプションカットオフタイムであり、オプション絡みの買いが入った可能性が高い。
1.2200付近は1.26ミドルのダブルトップを付けたネックラインにあたることから、損切りも巻き込んだ可能性もある。その後もポンドは1.2220付近を底に堅調な地合いが続く中でNY市場で1.2295まで上昇。その後は引けにかけて利食い売りに押されたものの1.22のネックラインには届かずに引けている。
当面の強いレジスタンスとして意識された1.22ドルを上抜けたことで一段の上値を試す展開が予想される。
上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線でフィボナッチ50%戻しとなる1.23ミドル付近が意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.2350(50%、BB中心)~1.2220(ネックライン)
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[トルコリラ円]通貨スワップ協定でリラ買い

昨日の欧州時間にトルコリラは15円60銭付近から一気に上昇に転じた。
「日英中銀との100億ドルのスワップ協定締結が近づいている」との一部報道でトルコリラ買いに安心感が広がったためだ。
しかし、実際にスワップ協定が締結されるかどうか市場は懐疑的であり、リラの上昇は一時的なショートカバーで終了する可能性が高いとみている。
ただ、市場全体にリスクオンの動きが高まる中で勢いがつけば一段の上値を試す展開も予想される。
フィボナッチ38.2%戻しでボリンジャーバンドの上限の位置する15円70銭を上抜いたことで次の上値目途としては半値戻しとなる16円03銭付近。勢いがあれば61.8%戻しとなる16円40銭付近も視野に入る。
しかし、政治不安などからリラ円の上値は限定的とみており、最終的に戻り売りを狙っていきたい。
トルコリラ円予想レンジ:16円03銭(50%)~15円60銭
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[全般]円全面安
昨日の東京市場で米株式市場がワクチン開発進展期待から三日続騰したことを受け堅調な地合いで推移。ドル円も107円前半で底堅い動きが続いた。
15時にはポンドや豪ドルなどの通貨が一気に上昇するなどオプション絡みと思われる纏まった買いが散見された。
その後日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開くとの報道を受け円売りが強まりドル円クロス円ともに上昇。中小企業支援の新制度を決定する見通しで日経株価押し上げ要因となり円売りに安心感を与えた。
欧州市場では前日に引き続き独仏がEU加盟国の経済再建のため5000億ユーロの復興基金設立を提案したことを受けユーロ買いが先行。
ユーロ円を中心としたクロス円の買いが継続しドル円を押し上げた。
NY市場でドル円は一時108円08銭まで上昇したもののその後NYダウが下落してスタートしたことで利食い売りなども入り下落に転じた。
NY株式市場は結果的に三指数ともにマイナスで引けたものの、3日続騰した反動という見方が多くリスクオンの動きは今日も継続するとみている。
日銀の臨時会合は本来それ程市場にインパクトを与えるものではないが、それだけ市場はリスクオンに動きたがっているということだろう。
一方、米中対立の動きが激しさを増しており、経済再開期待も二次感染拡大への懸念も燻る中でリスクオンの動きは一時的なものになりかねない。
節目では利食い売りを出しておきたい。
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