ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-05

[米ドル円]全人代開幕、日銀臨時会合

(米ドル円8時間足)


昨日はドル高が進むと同時にNY株価下落に伴うリスクオフの円高との綱引き状態が続いた。その中でも徐々に底値を切り上げており108円台をそろそろ付けに行く展開を予想する。
今日は臨時の日銀会合が開かれるが既に織り込み済みということで一旦は売りが強まる可能性が高い。また、全人代が開幕することから米国との対立姿勢が示されるようならリスクオフの円買い。同時にドル買いでもありドル円の底値は限定的とみている。
107円ミドルから前半にかけて底堅い動きが確認され、NY株価が調整後上昇すればドル円は108円台を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:108円10銭(61.8%)~107円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ブレグジット交渉とマイナス金利

(ポンド米ドル日足)


東京市場が始まったところでポンドは1.22ミドルから1.21後半に下落。
しかし、ロンドン市場が始まったところで発表された英国5月PMIが予想を上回った事でポンドの買い戻しが入り1.22ミドルに戻る往って来いとなった。
その後は1.22前半からミドルのもみ合いが続き1.2210付近で引けている。
1.22ドル付近はダブルトップのネックラインとして意識されていた。
辛うじてNY終値ベースでこのレベルを維持したものの依然として下落リスクは燻る。
BOE総裁はマイナス金利の可能性を示しており、EU離脱交渉も難航しているなどポンドの下落リスクは燻る。
ここ数日ポンドは短期筋の投機的な動きが目立つことから、昨日の安値1.2185を割り込むようなら本格的な下落に繋がる可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.2250~1.2020(50%)

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[豪ドル円]全人代とトランプ発言

(豪ドル円日足)


東京時間にトランプ大統領が中国に対して「大規模な偽情報キャンペーンを展開している」「中国は自分らが世界中に広げた痛みや大虐殺から必死に逸らそうとしている」など中国批判を繰り返すなど米中対立が激しさを増す中で豪ドル売り円買いの動きが強まった。
豪ドル円はこの日の安値となる70円50銭を付けたもののその後は上昇に転じた。
欧州からNY市場にかけてユーロやポンドが上昇するとクロス円全般に買いが入り豪ドル円は71円08銭まで上昇。しかし、NY株式市場が下落して始まるとリスクオフの円買いが進み豪ドル円の70円ミドルに押し戻されそのまま安値圏で引けている。
今日は中国全人代が開幕を控えポジション調整の豪ドル売りが入った可能性が高い。
全人代では成長率目標が示されないとの見方もあるが、数値の代わりに文章でその強さを改めて示されるようなら豪ドル買いが進む可能性が高いとみる。
ただ、高値圏でのもみ合いだけに米中対立が激しさを増すようなら71円台で天井を付ける可能性も残る。
どちらにしても、次の動きを見極めるまではポジションを一方向に大きく偏らせないようにしたい。

豪ドル円予想レンジ:71円50銭(3月3日高値)~70円30銭

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[全般]調整の動きの後は

NY株式市場でユーロ、そしてドルなどにポジション調整の動きが見られたが、調整後は再び元の流れに戻るのか或いは方向転換するのかを見極める。
昨日の東京市場でドル円は堅調な地合いでスタート。欧米に続き日本も経済活動再開への動きが広がりリスクオンの動きがドル円を押し上げた。また、ポンドの纏まった売りが入ったこともドル買いを促した。
一方、トランプ大統領が中国に対して「大規模な偽情報キャンペーンを展開している」「中国は自分らが世界中に広げた痛みや大虐殺から必死に逸らそうとしている」など中国批判を繰り返したことで米中対立激化への懸念からドル円の上昇にブレーキがかかった。
欧州市場が始まったところで発表されたドイツやユーロ圏5月PMIは予想以上に改善したものの発表直後の市場の反応は限られた。ところがその後発表された英国5月PMIも予想を上回る結果を受けポンドは上昇するなどユーロとポンドの反応の違いが際立った。
最近のポンドの動きをみるとアジアから欧州にかけた時間帯に投機と思われる動きが目立つようになった。
ユーロはポンドの上昇につられるようにその後上昇に転じたことでドル売りが進みドル円も上値が抑えられた。
しかし、その後発表された新規失業率、5月のPMI、そして中古住宅販売件数などが予想ほど悪化していなかったことからドル買いが先行。ドル円は107円83銭まで上昇したがその後株式市場が三指数ともに下落幅を拡大すると一転。円買いの動きが強まりドル円クロス円ともに下落に転じた。
結局、前日上昇したNY株式市場は利食い売りに押されてマイナス。ドル円や他通貨なども全般に調整の動きが目立った。
経済活動再開により各国の経済指標も徐々に回復の兆しを示すものが増える中で、市場は落ち着きを取り戻し始めている。一方で米中対立激化への懸念が広がる中で方向感が掴みにくい状況となりポジションも一方向に偏りにくい。
今日は週末の中で全人代が開幕するということで様子時姿勢が強まるとみるが、ポンドなどの動きやすい通貨に対しては投機的な動きが目立つ。
短期的に上下に振らされる可能性があり注意したい。

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