ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-05

[米ドル円]米中対立と経済活動再開期待

(米ドル円日足)


先週のドル円は107円07銭から108円08銭と1円の狭い値幅で収まった。
週初は米小売売上の悪化や米中対立への懸念から安く始まったドル円も日銀臨時会合への期待から上昇。
ワクチン開発などの期待も高まり108円台に上昇したが、全人代を控えトランプ大統領の中国に対する圧力が高まるなかで下落。今日は米国がメモリアルデーで祝日ということもあり週末で短縮取引の中でポジション調整が入り107円ミドルで引けている。
米中対立が激化する中では比較的おとなしい動きが寧ろ不気味ともいえる。
今週28日まで続く全人代で、米国との軋轢が限定的との見方が認識されればリスクオンの高まりからドル円は108円台を試す展開を予想する。
世界的な経済活動再開に向けた動きを背景に、直近の欧米経済指標が好調な結果を示すようならドル円の押し上げ要因となる。
もし米中対立が激化するようならリスクオフの動きからドル高円高の動きが強まりドル円は106円ミドル付近までの下押しも想定される。
結果的にドルと円は同じ方向に動くことから上下どちらも大きな動きにはなりにくい。

今週のドル円予想レンジ:108円60銭(76.4%)~106円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]マイナス金利導入の可能性

(ポンド米ドル日足)


先週末にラムスデンBOE副総裁が「マイナス金利について偏見なく考えるのが道理にかなっている」「6月MPCやその後の会議でBOEがより多くの量的緩和を行う可能性が高い」と発言。マイナス金利導入期待からポンド売りが強まりダブルトップのネックラインとして意識された1.22付近を割り込んだ。
その後NY時間にBOEによる「コロナ支援の緊急流動性供給オペを段階的に停止へ」「条件付きタームレポファシリティーによる資金供給オペを段階的に停止」との報道でポンドの買い戻しが強まり1.22台まで上昇。しかし、すぐに押し戻され安値圏での引けとなった。
マイナス金利自体は既にマーケットは織り込み済みではあるが、テクニカル的に1.22ドルを割り込んだことから今週のポンドは一段の下値を試す展開を予想する。
一方、原油価格の上昇はポンドの下支え要因となっており下値も限定的となりそうだ。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2250~1.2020(50%)

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[豪ドル円]格付け引き下げと中国との対立

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20200525_hiashi.jpg

中国が豪州へ報復措置として農産物の輸入制限などの圧力をかけているものの豪ドルは底堅い動きが続いている。
米中対立が激化する程中国の豪州に対する圧力が増しているようにも見える。
先週末には米中対立激化への懸念から中国や香港の株価が下落したことから豪ドル売りが加速。大手格付け会社フィッチが豪州の格付けを安定からネガティブに引き下げたことも嫌気した。
一方で、原油価格は堅調な地合いが続いており資源国通貨である豪ドルにとっては追い風となる。
71円付近は3月初旬の豪ドル下落前のレベルでもあり買い戻しはほぼ一巡したとみてよい。このレベルでは利益確定の売りも散見されるなど上値は重い。
しかし、往って来いとなってもまだ買いの勢いは強く、調整の売りをこなした後で再度71円を試しに行く余力はありそうだ。
今週は豪ドルの材料が乏しい中で中国全人代に注目が集まり、その中で景気刺激策など国内向けの強気の発言が上値トライのきっかけになるか注目。

今週の豪ドル円予想レンジ:71円10銭(BB上限、先週高値)~68円20銭

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[全般]米中対立と経済活動再開による指標結果

先週はトランプ大統領の中国に対する制裁も含め強硬的な圧力による米中対立への懸念が拡大。一方でワクチン開発の進展期待や世界的な経済活動再開に向けた動きから原油価格や株式市場が上昇。リスクオンの円安ドル安が先行しドル円クロス円ともに上昇したものの週末にかけて調整の動きが強まった。今週も狭いレンジ内での動きが想定されるものの欧米経済指標の結果次第では一段のリスクオンが強まる可能性が高いとみる。
先週末のアジア市場では中国全人代が開幕し、中国と米国との対立構造が更に明確化し始めた。中国は香港の統制強化に向けて香港国家安全法整備など直接的な統治の強化を進めるとした。それに対してトランプ大統領は非常に強力な対応を行うと発言。米議会は新型コロナの感染拡大に至る経緯や調査に協力しない場合、対中制裁を課す権限を大統領に付与する法案を提出した。米中対立激化への懸念から日経平均株価が続落しドル円も上値が抑えられた。
ユーロやポンドもこの日は下落幅を拡大。
ポンドはラムスデンBOE副総裁のマイナス金利についての積極的な発言を受け下落。
一方、BOEは新型コロナ対策の緊急流動性供給オペを段階的に停止することを発表したことで買い戻される場面も見られたが上値は限定的となった。
ユーロも米中対立懸念が高まる中でポンドの下落に攣られて弱含みでスタート。ECB議事要旨では6月の会合でパンデミック緊急購入プログラムなどの手段を調整するとの内容を受け反発する場面も見られた。
NY市場はメモリアルデーの連休を控え全般にポジション調整の動きが目立つ中で原油やNYダウも小幅な下落で引けている。
今週は全人代が開催される中で米中対立が更に激しくなるとの見通しもあり、一時的にリスク回避によるドル高円高の動きが強まる可能性もあり注目。
一方で世界的な経済活動再開に向けた動きやワクチン開発進展などから直近の米経済指標の結果に注目が集まる。
新規失業保険申請件数や住宅関連指標、そしてGDPなどの結果が少しでも予想を上回るようならポジティブ材料として株価や原油価格を押し上げリスクオンの円安ドル安に反応しそうだ。
週初はドル高円高によるクロス円の下落が先行するものの、その後は再び上値を試す展開を予想する。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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