ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-06

[米ドル円]107円台こう着状態継続

(米ドル円8時間足)


週明け東京市場では日本がこの日から緊急事態宣言が解除されたことを好感し株価は上昇。ドル円は107円85銭付近まで上昇して始まったが、その後はドル安の動きも重なり徐々に107円ミドル付近まで押し戻された。
欧州時間に中国が米国産大豆の一部輸入を停止する可能性があるとの報道で107円38銭まで下落した。しかし、この報道が観測記事であったことが分かると107円76銭まで反発。
NY市場では株式市場が下落して始まったことでドル売りが先行するとドル円も107円ミドルまで押し戻された。その後はクロス円の買いによる円安とリスクオンのドル安が綱引きとなりドル円はそのまま引けている。
米中対立や米国内での抗議デモ拡大、そして新型ウイルスの第2次感染などの不安要素は多いなかでもドル円は動意に乏しい。
この綱引き状態は今日も継続。

ドル円予想レンジ: 108円10銭(61.8%)~107円30銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]リスクオンによるポンド買い

(ポンド円日足)


先週まで133円ミドルで上値が抑えられていたポンド円は昨日上値を抜け出し134円ミドルまで上昇。そのまま高値圏で引けていることから依然として上値を試す展開が予想される。
週明け東京市場では132円後半から始まったポンド円に纏まった買いが入ると133円66銭まで上昇。しかし、米国内でのデモ暴徒化や米中対立などの不安もあり133円付近まで押し戻された。
しかし、市場全体にリスクオンの動きが高まる中で投資家などはリスクの高いポンドへの買いが高まった。
NY市場が始まると更にリスクオンの動きが強まりポンド円は東京市場で付けた高値を上抜くと134円53銭まで上昇。
今日から英国とEUとの第4回交渉が開かれ、6月末にブレグジット移行期限が迫る中で協議が難航すればポンド売りが再び強まる可能性が高い。
目先はボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが始まっており前回5月1日に付けた高値135円45銭を目指す展開が予想される。
ただ、ポンド円は往って来いになりやすいことから、そのレベルでは一旦は売りを出しておきたい。

ポンド円予想レンジ:135円45銭(4月30日高値)~133円50銭

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[豪ドル米ドル]RBA政策会合前に上昇スタート

(豪ドル米ドル日足)


週明け東京市場で豪ドルは買いが先行。中国による豪州からの輸入制限など豪ドルにとっては向かい風が吹く中で寧ろ豪ドル買いが強まっている。
この日発表された中国製造業PMIが好不況の境目となる50を上回ったものの反応は見られなかった。中国とは異なる何らかの実需の買いが入っている可能性が高い。ただ、豪ドル円での目立った買いは見られず、ユーロ豪ドルの売りが豪ドルを押し上げた格好だ。
欧米市場でも豪ドル買いの動きは止まらず引けにかけてこの日の高値となる0.6810まで上昇して引けている。3月9日に付けた高値0.6380付近は相当強いレジスタンスとして意識されたがすんなりと上抜けしている。
それだけ豪ドルロングポジションが少ないということだろう。
目先は押し目買いスタンス継続だが、昨年12月に付けた高値0.7031を超えきれないとそろそろ下落に転じる可能性もあり注意したい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7000(昨年末終値)~0.6770

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[全般]火種抱えたリスクオン

経済活動再開への期待から株式市場は堅調な地合いが続きリスクオンによる資源国通貨などのリスク通貨が上昇。一方、米中対立や米国内の暴動、そして第2次感染への不安など火種を抱えたリスクオンが続く。

昨日の週明け東京市場では国内の経済活動再開への期待から日経平均株価が3か月ぶりの高値を付けるなどリスクオンの円安が先行。特に資源国である豪ドルやNZドルの対円での上昇が目立った。また、この日発表された中国製造業PMIが好不況の分かれ目となる50を回復したことも市場に安心感を与えた。
欧州市場が始まったところで中国が香港を巡り米国産大豆の一部輸入を停止する可能性があるとの報道でドル円やクロス円が下落。しかし、その後観測記事であったことが分かるとドル円は一転して反発。クロス円も全般に底堅い動きを続けた。
しかし、米国では白人警官による黒人暴行死事件を巡り各地で抗議デモが暴徒化し外出禁止令が発動されるなど不安感が広がる中でNYダウ先物が下落したことで上値は限られた。
NY市場ではNYダウが予想通りマイナスでスタート。その後発表された5月製造業PMIがほぼ予想通りとなるなど徐々に経済の回復が示されたが市場への影響は限定的となった。
ただ、全般にリスクオンの動きが継続する中でリスク通貨への投資の動きが強まりドル売りが先行。特にポンドや豪ドル、そしてカナダドルなどの上昇が顕著にみられた。
米中対立が激化するなかでの米国内でのデモの暴徒化でトランプ大統領への不満が高まり始めている。また、各地では経済活動再開に伴い第2次感染拡大への不安感も燻る中でのリスクオン。
目先はまだリスクをとる動きが続くとみられるが、何かのきっかけで一気にリスクオフに傾く可能性もあるということを頭に入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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