ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-06

[米ドル円]コロナバブルで円安継続

(米ドル円日足)

USD_JPY_20200608_hiashi.jpg

東京市場では前日にECBが予想外の大規模金融緩和に踏み切ったことで景気回復期待が先行。ドル円は109円40銭付近までじり高で推移。
その後発表された米雇用統計が予想を上回る好結果となったことでドル高が一気に進みドル円はこの日の高値となる109円85銭まで上昇した。
しかし、110円の大台を目の前に利食い売りなどが入ると109円60銭付近まで押し戻されて引けている。
世界的な景気回復期待が高まる中でリスクオンの円安がドル安を上回る勢いで進んでいる。
今週はFOMC会合が開かれ、その中でマイナス金利政策に関する発言に注目が集まる。
今回の雇用統計などの米経済指標が最悪期を脱したとの見方からパウエルFRB議長はマイナス金利には更に消極的な姿勢を示す可能性が高い。そうなれば、金利上昇期待でドル買いに反応するものだ。
しかし、最近の流れをみると金利よりも景気重心の動きが目立ち、景気のボトムアウトとみた市場がリスクオンからのドル売り円売りに反応する可能性が高い。
ドル円は110円を上抜けて3月の高値111円後半を目指す展開も予想される。
しかし、ドル安と円安の綱引き状態から110円ミドル付近で抑えられる可能性もある。
いずれにしてもリスクオンの流れは始まったばかりとみれば110円も道半ばかもしれない。

今週のドル円予想レンジ:110円40銭(76.4%)~108円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]EU理事会での復興基金の行方

(ユーロ米ドル週足)


先週はECB理事会でPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)を7500億ユーロから1兆3500億ユーロに拡大し期間も半年延長することを決定。これを受けユーロは1.12から1.13後半まで上昇した。その前にはEU委員会で7500億ユーロの経済再建に向けた復興基金の設立への期待がユーロを押し上げていた。その他にもドイツが1300億ユーロの景気刺激策を打ち出したことや欧州各国が観光客の受け入れ再開の動きなどがユーロ買いを促した。
しかし、先週末に米雇用統計発表の結果ドル買いが先行。また、週末ということもありポジション調整の売りが強まり1.12後半まで押し戻されて引けている。
今週は11日にEU財務相会合が開かれ、18-19日にEU欧州委員会での7500億ユーロの復興基金の創設案について話し合われる。その会合前には思惑からユーロの調整売りが強まる可能性が高い。しかし、そこで全会一致の承認がされるようなら再びユーロは一段の上値を試す展開が予想される。
先週の高値1.1370付近はフィボナッチ38.2%戻しのレベルであり上値が抑えられた。
もしこのレベルを上抜くようなら今年最高値となる1.15ドル付近を試す展開が予想される。

今週のユーロドル想レンジ:1.1500(3月9日高値)~1.1000(BB中心)

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[豪ドル円]リスクオンによる豪ドル上昇の節目

(豪ドル円週足)


先週の一週間で豪ドル円は5円余り上昇。世界的な景気回復期待が高まる中でリスクオンの円安と同時に資源国通貨としての豪ドル買いが重なった。
3月初旬に下落が始まる前のレベル71円ミドルを上抜いたことで上昇に弾みがついた格好だ。
結局今年の最高値76円25銭を上抜け76円75銭まで上昇。終値ではほぼ同レベルで引けている。
先週のRBA会合では政策金利は据え置かれたことで追加緩和への期待は後退。感染拡大をいち早く克服したことが好感されたのも豪ドル買いに繋がった。
それ以上に世界的な大規模資金供給などからリスクマネーや、アサヒビールが豪州ビール会社CUBの160億豪ドル買収が完了したことも豪ドル買いを促したものと思われる。
これでコロナショックで下落した分をすべて戻したことになり一先ず達成感は広がっている。
中国が報復措置として豪州からの輸入に圧力をかけるなど不安材料は燻る一方で中国PMIの結果が50を上回るなど経済が回復していることは豪ドルにとってはプラス材料となる。
世界的に景気回復期待からのリスクオンの動きはまだ始まったばかりということもあり、一旦は上値が抑えられた豪ドルだが上昇トレンドの転換のサインは未だにみられない。

今週の豪ドル円予想レンジ:78円70銭(61.8%、BB上限)~75円00銭

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[全般]経済活動再開による米景気回復期待

経済活動の再開による世界的な景気回復期待が高まる中で先週末の米雇用統計の結果を受け米国経済がボトムアウトしたとの期待が相場を一段と押し上げている。
先週は日本も含め世界的に経済活動が再開する中で株式、原油市場が堅調な地合いで推移。ECB理事会では欧州の経済再建に向けた7500億ユーロの基金創設に加え、パンデミック緊急購入プログラムPEPPの規模を6000億ユーロ拡大を決定。ドイツでは追加の刺激策を打ち出したことを受けユーロは大幅上昇。特にリスクオンが強まる中で対円で上昇が加速。カナダや豪州など各国中銀も一段の景気刺激策を強める姿勢を示したことからクロス円が全面高となった。
週末に発表された米雇用統計は雇用者数が250.9万人と予想の-800万人を大きく上回った。また、失業率も13.3%と予想の19.8%を下回ったことでドルが全面高。特にドル円が大きく反応したことでクロス円も全体に押し上げられた。
NY株式市場も3指数ともに大幅上昇。ナスダックは史上最高値を一時更新するなど新型コロナ感染が拡大する以前を上回るようなリスクオンの動きが続いた。
まるでコロナバブルといえるような熱狂ぶりだ。
一方では米中対立が激化し、活動再開による第2次感染の脅威が少しづつ広がり始めているものの、市場はそれ以上にリスクを先取りする動きが止まらない。
世界の主要国が新型コロナウイルス感染による世界経済の落ち込みを阻止するために大規模な財政出動を行い、各中銀はこれまでにない資金供給などの緩和政策を実施。
これにより市場にはカネ余り現象が起きておりそれが株や原油などのリスク商品が買われコロナバブルを引き起こしている。
コロナ前のレベル付近まで為替も株価もほぼ戻る往って来いとなったが、カネ余りによるバブルはまだここからが本番とみることもできる。
暫くはこの流れは継続することになるが、常に火種を抱えているだけにいつでも急落するリスクは燻る。
市場はそのリスクを受け入れながらも、それ以上に出遅れへの恐怖が先行。
このバブルの流れは当分継続することになりそうだ。
今週はFOMC会合に注目が集まる。
パウエルFRB議長の記者会見でマイナス金利に対する否定的な意見が改めて示されるようなら景気回復期待によるリスクオンの動きが更に高まりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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