ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-06

[米ドル円]パウエルFRB議長証言待ち

(米ドル円2時間足)


週明けドル円は早朝に買いが進み107円56銭まで上昇。しかし、市場が始まり日経平均株価が軟調な地合いで始まるとドル円も下落に転じた。株価が急落しドル円は107円ちょうどまで下落した。しかし107円の底堅さが寧ろ確認されると徐々に上昇。
欧州市場ではユーロやポンドが対円で上昇するとドル円も107円ミドル付近まで押し上げられた。
NY市場では株価が下落して始まったもののFRBが米社債の広範囲な買い入れを開始したことでリスクオンによる円安ドル安が進んだ。
結局ドル円は綱引き状態となり107円前半からミドルでの狭いレンジ内での動きとなった。
この動きは今日のパウエルFRB議長の議会証言でも変わらない可能性が高い。
YCCに関して前向きな姿勢が示されるようなら景気回復への期待の高まりから円安の勢いが増しドル円は瞬間的に買いが強まるとしても上値は限定的。

ドル円予想レンジ: 107円80銭(38.2%)~107円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]経済刺激策期待

(ユーロ米ドル日足)


週明けアジア市場でユーロは堅調な地合いで始まった。
ブルーメル・オーストリア財務相が「月~火曜閣僚会合で経済刺激策が決定される」との発言を受けユーロは底堅い動きで始まった。
NY市場ではFRBが米社債の広範な買い入れを開始したことでドル売りが強まりユーロはこの日の高値となる1.1332を付けた。
FRBのYCCへの期待もありドル売りが強まったこともユーロを押し上げた。
今日のパウエルFRB議長の発言でYCCの可能性が示されたとしても既に織り込み済み。ユーロの反落に繋がる可能性もあり注目。

ユーロドル予想レンジ: 1.1340~1.1220

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[ポンド円]離脱交渉への期待

(ポンド円日足)


東京市場では中国のウイルス感染第2波への懸念から円買いが進みポンド円は133円ミドル付近まで下落。しかし、欧州市場では買いが先行し135円台に上昇。
ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長とのTV会談を控えポンド買い戻しの動きが高まった。ともに離脱の移行期間を延長しないことが確認されたこともポンド買いを促した。
NY市場ではNY株式市場が上昇して引けたことでリスクオンの円安も重なりポンド円は135円65銭の高値を付けて引けている。
交渉期待先取りによるポンド買いが先行したものの交渉は毎週行われることから今後難航する恐れも燻る。
買い戻し一巡後は再び下値を探る展開が予想される。

ポンド円予想レンジ:136円00銭~134円40銭(50%、BB中心)

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[全般]FRB社債買い入れでドル全面安

英国とEUとの離脱交渉に進展が見られポンドが上昇。NY市場ではダウが大きく下落して始まったもののFRBが社債買い入れを開始したことで反発。市場に安心感が広がりリスクオンによるドル安円安が進みクロス円が全面高となった。

週明け東京市場では中国で感染者が再び増えたことで感染第2波への警戒感が広がりドル円は107円まで下落。クロス円も全般に上値の重い展開で推移。
しかし、欧州市場が始まるとユーロやポンドの買い戻しが強まりクロス円全般に買い戻しの動きが強まった。
ブルーメル・オーストリア財務相が「経済刺激策に関し月~火曜閣僚会合で決定される」との発言でユーロが上昇。
その後ジョンソン英首相と欧州委員長のTV会談でFTA合意に向けて交渉を加速されることで一致したことが伝わりポンドも反発するなどクロス円全般に買いが加速。
NY市場ではダウが大幅安で始まったもののすぐに下げ幅を縮小したことで為替市場は冷静にスタート。
今週はパウエルFRB議長が議会証言でYCC(イールドカーブコントロール)に前向きな姿勢を示すとの見方が高まる、社債買取を始めると発表したことでドルが全面安。株式市場も三指数ともにプラスに浮上するなどドル安と円安が同時に強まりクロス円が上昇幅を拡大。一方ドル円は綱引き状態となり107円前半からミドルでの小幅な動きにとどまった。
先週後半からNY株式市場は不安定な動きが始まっている中でFRBへの期待から最終的にプラスで引けている。しかし、日中の乱高下は激しさを増すなど不安定な動きは依然として続くなかで暴落のリスクは燻る。
中国の感染第2波、北朝鮮と韓国の対立やトランプ大統領の健康問題、そして米国内での暴動などのリスクが燻る。
パウエルFRB議長の議会証言を控えポジションは少し軽くしておく方がよいかもしれない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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