[米ドル円]106円ミドルの天井

週明け東京市場では先週末のドル円の買い戻しの勢いを継いで仲値にかけて買いが進み106円44銭まで上昇。その後は利食いや実需などの売りが入ると105円78銭まで押し戻されたが引け後は106円付近まで回復。
欧州勢はドル売りで参入すると東京の安値を下回る105円59銭まで下落し、そのまま下に行くかと思われたが下げ止まり反発。NY市場では株式市場が三指数ともに上昇して始まると東京の高値とほぼ同レベルの106円47銭まで上昇。
その後はドル売りが再開しドル円は106円付近まで押し戻されて引けている。
106円ミドルはフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの中心が位置することから強いレジスタンスとして意識されている。
短期的にドル安が進んだ調整としてのドル買い戻しの動きが急速に進んだことでドルのロングとショートポジションのどちらも残っていると思われる。
目先は上下に荒っぽい動きが続きやすいものの、ドル安の流れは継続するとの見方が根強い。
106円ミドルが天井として確認されるようなら再びドル円の下落再開のサインとみる。
ドル円予想レンジ:106円60銭(61.8%)~105円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]調整の下押し圧力も限定的

ひと月足らずでユーロドルは700ポイント上昇し、その反動としての売りが先週末に強まった。
昨日も下げが継続して始まりNY市場では1.1697まで下落。その後は1.1770付近まで買い戻された。
下落が始まってからの下げ幅は200ポイント足らずと上昇幅に対する戻しとしては少なく、それだけユーロの買いが強いともいえる。
昨日はドイツのシーメンス・ヘルシニアーズが米バリアンメディカルシステムズを164億ドルで買収するとの報道もあったがユーロ売りの動きは見られなかった。
当面は上値では調整のユーロ売りが出やすいものの、底値の浅さが確認されるようなら再び1.2ドルを目指す展開を予想する。
ユーロドル予想レンジ:1.1900~1.1540(50%)
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[豪ドル米ドル]RBA会合に注目

豪中関係悪化が強まる中でビクトリア州で新型コロナウイルス感染が再び拡大。豪ドルにとってはアゲインストの風が強まる中で本日は豪中銀RBAの政策会合が開かれる。
これまでの緩和政策継続と予想されるなかで、これらの負の要因に対して更なる緩和姿勢が示されるようなら一時的に豪ドル売りが強まるとみられる。ただ、最終的に追加緩和は豪州経済にとっては追い風となることから豪ドルは買いに繋がるとみている。
3月フラッシュクラッシュ下落後の豪ドルは0.66ドルで一先ず買い戻し終了。
そこから新たな上昇が始まり先週は0.72前半の高値を付けた後下落に転じた。
上昇トレンドの調整としての押しとみており、底値が確認されたところで押し目買いを入れて行きたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7150~0.7060(BB下限、38.2%)
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[全般]上下に振り落とし
昨日の週明け東京市場ではドル円が上昇してスタート。先週末にドル円は4か月半ぶりの104円前半まで下落した後に一気に106円台に上昇。その流れを継いでドル円は仲値にかけて106円43銭まで上昇。日経平均株価も上昇して始まった。
その後は利食い売りなどが入ると105円78銭まで押し戻されたが106円付近で引けるなど底堅い動きとなった。
一方、欧州勢はドル売りから参入。ユーロ買いが強まると同時にドル円は下落に転じると東京の安値を下回る105円59銭まで下落。ドルロングを振り落とした後はドルが全面的に買いが入り再び上昇。
NY市場にかけてユーロドルが100ポイント近く下落するとドル円も106円47銭と東京の高値を上回った。
NY市場では株式市場が三指数ともに堅調な地合いで推移する中でドルが全面安。
クロス円はほとんど動きが見られないなど株価との連動性が見られずドルを中心とした相場展開が続いた。
ユーロドルやポンドドルなどの主要通貨の日足ローソク足をみると寄引同時線が現れるなどこれまでの流れが終了し、次の流れを探るサインが見られる。
特に目立った経済指標や材料は見られなかったが、各国の巨額なM&Aの話が市場で呟かれた。日本ではセブン&アイ・ホールディングスが米石油精製会社「スピードウェイ」を210億ドルで買収。ドイツのシーメンス・ヘルシニアーズが米バリアンメディカルシステムズを164億ドルで買収すると発表。
これらの買収話などが市場の思惑を広げ相場を更に混乱させている。
夏休みに入るところも多いことから流動性が低下する中で上下に振れやすい相場展開が今後も続くとみている。
上下に振り落されないようにしっかりと手綱を離さないようにしたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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