ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-08

[米ドル円]もみ合い相場に突入か

(米ドル円日足)


ユーロドル上昇によるドル売りが強まり7月31日に104円19銭まで下落したドル円は反発に転じた。一旦は106円ミドルまで上昇し買い戻しが一巡したかと思われた。
先週は米長期金利が上昇したことでドル買いの動きが更に進みドル円は107円04銭まで上昇するなどドル高の流れが強まった。
しかし、米中協議への期待が後退したことや欧米各国で新型コロナウイルス感染者再拡大による経済への影響が懸念されドル円は106円44銭まで押し戻された。
一方、NY株式市場はワクチン開発進展への期待から堅調な地合いが続く中でリスクオンの円安の流れが継続。米長期金利が上昇したこともあり今週もドル円の下値は限定的とみてよいだろう。
一方、今週公開されるFOMC議事要旨ではゼロ金利や量的緩和、信用緩和などの長期化が改めて示されるようなら金利が再び低下しドル売りが強まりかねない。
これまでの大規模資金供給などもドルの上値を抑えており、ドル円の上値も限定的とみる。
夏休み相場に入る中で暫く106円から107円ミドル付近でのもみ合い相場が続くとみている。

本日のドル円予想レンジ:107円00銭~106円20銭
今週のドル円予想レンジ:107円70銭(61.8%、BB上限)~106円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ユーロの底堅さ再確認

(ユーロ米ドル日足)


先月末に1.1909まで買われた後に調整の売りが強まり1.17ドルを瞬間割り込んだものの再び1.1916まで上昇したがこの時も跳ね返された。
先週は1.19ドル台のダブルトップのネックラインとなる1.17ドル付近まで押し戻されたものの1.1712で下げ止まりから反発。結局ダブルトップ形成に失敗したことで下値の買いの強さが改めて確認された。
しかし、1.19ドル台前半の上値の重さも確認されており、当面は1.19ドルから1.17ドルの狭いレンジでの夏休み相場に入った可能性が高い。
ただ、欧州各国で再び新型コロナウイルス感染が拡大し始めており、米国や英国との貿易交渉の不透明感も燻る中で米金利が上昇。
全体でみるとユーロの下押し圧力が強まる可能性の方が高い。
1.19ドル付近に近づいたら一先ず売りを出しておきたい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1910~1.1630(38.2%)

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[豪ドル米ドル]豪ドル高値を意識

(豪ドル米ドル日足)


先週の豪ドルドルは米長期金利が上昇したことで豪ドルは下落。
一方、先週発表された豪州雇用統計は予想を上回る好結果となり発表後豪ドル買いで反応したもののすぐに下落に転じた。豪州国内での新型コロナウイルス感染者が再び拡大したため豪州経済への不安が豪ドルの上値を抑えた格好だ。
先週末にはロウRBA総裁が
「マイナス金利は排除しないが、導入する可能性は非常に低い」「0.10%への利下げの可能性はある」「豪ドル安を望む」「豪ドルは過大評価されているとは言えない」「ずれが生じない限り、為替市場への介入の準備はない」
などと豪ドル高を意識したとも思われる発言が聞かれた。市場の反応は鈍かったものの、豪ドル高が危険水域に近づいたとみてよいだろう。
これまでの豪ドル買いは米長期金利が低下したことも要因となっていた。
しかし、ここにきて米長期金利が上昇するなど豪ドル買いの環境に変化がみられる。
金価格も2000ドルを上回った後は調整の売りが強まるなど豪ドルにとってはマイナス要因となる。
目先は今年最高値となる0.72ミドル付近に近づくようなら売りを出してみたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7250~0.7060(38.2%)

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[全般]夏枯れ相場のなかでユーロの動きに注目

先週はトランプ政権によるキャピタルゲイン減税策への期待から株価と同時に米長期金利が上昇、ドル買いの動きが強まると同時に円安が進行。しかし、米中協議や追加経済対策協議が難航する中で週末にはドル売りが強まるなど一先ずドルの天井を付けた格好となった。夏休みで相場参加者減少のなかで今週はドル調整売りが継続するか注目。

先週末に注目された米中貿易合意の6か月検証が無期限の延期となったことでリスクオフの動きが高まりドル売りを促した。また、トランプ政権と民主党による新型コロナウイルス景気対策法案の協議難航による懸念もドルの上値を抑えた。
NY時間に発表された米小売売上高が予想を下回ったことでドル売りが加速。欧米での新型コロナウイルス感染者再拡大による経済への影響や追加対策財政支援の縮小などが懸念された。
107円台に乗せたドル円は106円ミドル付近まで押し戻され、ユーロも対ドルで上昇幅を拡大するなどドル売りの動きが強まった。
一方でトランプ大統領は全世帯への現金給付を指示したことや州や地方政府に資金供給の用意があるとの発言などで株価が持ち直し金利が上昇するとドル買い戻しの動きも見られた。
今週は米中協議が延期されたことによるリスクは燻るものの目先の市場への影響は後退。
トランプ政権の追加支援策に関しても今月中には最終的に合意に至るとの見方が広がっている。
7月末にユーロ上昇によるドル売りの反動からドル円は104円前半から107円前半に上昇。一先ずドル買い戻しの動きは一巡したことで先週末にはその買い戻しの調整の売りが入った格好だ。
ユーロの動きをみるとドルや円に対してそれ程戻しがなく、寧ろユーロ買いの強さが目立つ。
ユーロ買いの勢いが強まり再度対ドルで高値を更新するようならドル円は再び下落に転じるだろう。
反対にユーロの上値が抑えられ下落に転じるようならユーロ円も下落することからドル円の上値も抑えられる。
今週はFOMC議事要旨が公開されることで改めてゼロ金利政策や量的緩和、信用緩和の長期化が確認されることからドルの上値は抑えられる。
欧米では新型コロナウイルス感染の拡大が懸念される中でドル売りの動きが強まりやすいものの、ユーロロングの解消が進めばドル円やクロス円の売りに繋がる。
いずれにしても、夏枯れ相場の中でユーロの動きには注目しておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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