[米ドル円]ドル買い戻しも一巡

107円05銭まで上昇した後ドル円は下落に転じ19日の東京市場で105円11銭まで下落。その後買い戻しが入る中でFOMC議事要旨が発表されると更にドル買い戻しが加速。
昨日の東京市場でドル円は106円21銭まで上昇。しかしその後は再び下落に転じNY市場では105円75銭まで押し戻された。
NY市場は三指数ともに上昇しナスダックは史上最高値を更新するなどリスクオンの円安がドル円の下値を支えた。
一方で米長期金利が低下したことでドル売りが再び強まるなどドルと円の綱引き状態となっている。
市場全体をみると目先のドル買い戻しの動きが一巡しておりドル円も再度下値を探る展開を予想する。
ただ、週末ということもあり最終的に買い戻しが入りやすく、105円ミドルから106円ミドルのレンジ相場に入るとみている。
ドル円予想レンジ:106円30銭~105円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドルショートキープ

FOMC議事要旨公開後に1.1830まで下落したユーロは昨日の欧州市場が始まったところでユーロ買いが先行。1.1868まで上昇したがすぐに1.1812まで押し戻された。
その後買い戻しが入ったもののNY市場でドル買いが先行すると欧州で付けた安値を下回る1.1802まで売り込まれた。
しかし、1.18ドルを割り込むまでの勢いはなく1.1865まで反発して引けている。
昨日公開されたECB議事要旨では「現在の金融政策のスタンスは十分であり、現時点では再調整の必要はない」とした内容となった。前日のFOMC議事要旨でドル買いが先行したものの結局ECBの政策スタンスとのギャップを埋めることはなかった。
暫くもみ合いが続くとみられるがユーロ上昇の流れは継続するとみている。
ユーロドル予想レンジ:1.1920~1.1780(76.4%)
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[豪ドル円]三角保ち合い収束後も上昇トレンドへ

6月初旬に76円80銭の高値を付けた後72円52銭まで押し戻されたがじりじりと買い戻しが入り7月には76円86銭まで上昇。その後この高値を上回ることはなく三角保ち合いが収束。
そろそろどちらかに放れるかと思われたがその気配は見られない。
ここにきて新型コロナウイルス感染が再拡大するなど豪州経済への影響が懸念される。また、中国との軋轢なども豪ドルにとってはアゲインストの風が吹く。
短期的に下に放れる可能性が高いとみるが、最終的にまだ上昇トレンドは継続しており中期的な押し目買いを入れたい。
豪ドル円予想レンジ:76円30銭~75円20銭(38.2%)
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[全般]ドル買い長続きせず
昨日の東京市場ではFOMC議事要旨の内容を受けドル買いで始まりドル円は一時106円21銭まで上昇。一方でNY株価下落に伴い日経平均株価は下落したことでリスクオフの円買いも重なりドル円は上値が抑えられた。
欧州市場ではドル売りで参入するとユーロがこの日の高値となる1.1869ドルまで上昇したもののすぐに反落。欧州市場が軟調な地合いで始まったことで1.1812まで押し戻された。
その後米長期金利先物が低下すると再びドル売りの動きが強まりユーロは1.18ミドルまで上昇。ドル円も105円後半で上値の重い展開で推移。
NY市場が始まったところで新規失業保険申請件数が予想を上回った事やフィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を下回るなど米景気回復が鈍化しているとの見方が浮上。
発表後ドル売りで反応したもののすぐに反発するなど売り買い交錯。
NY市場はナスダックが史上最高値を更新するなど三指数ともに上昇したことで米長期金利が低下。前日のFOMC議事要旨によるドル買い戻しの動きは半日余りで一巡。
ドルは全面安で引けている。
FOMCではYCCに対する反対意見などや先行き景気への懸念が示され追加緩和期待が後退したことでドル買い戻しの動きが強まった。
しかし、市場はFRBがゼロ金利や量的緩和、そしてフォワードガイダンスなどで更なる追加緩和の可能性が高いとの見方が背景にありドルの上値は限られる。
来週はジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演もあり、値動きは狭まるものの当面ドルの上値の重い展開は継続するとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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