[米ドル円]106円挟み綱引き相場

昨日の東京市場が始まると同時にドル円の纏まった買いが入り106円55銭まで上昇。しかし、その後は円の買い戻しの動きが強まり上昇前のレベルである106円35銭まで押し戻され往って来い。
ユーロ円を中心としたクロス円の売りもドル円の重石となり欧州市場で106円16銭まで下落が続いた。
しかし、NY時間に発表された米耐久財受注が予想を大きく上回った事でドルが上昇。ドル円は106円45銭まで上昇したものの東京の高値には届かずに再び失速。
今日から始まるジャクソンホールでのパウエルFRB議長がハト派的な発言をするとの思惑がドル売りを促しドル円は106円を片足割り込んで引けている。
緩和的な内容が踏襲するとの見方を先取りした格好だが、それほどドルショートが進んだようには見えない。
予想通りハト派発言が出るようなら一時的な下値を探る展開が予想されるが同時に株価上昇による円安がドル円の下値を支えることになる。
反対に、タカ派的な内容が少しでも示されるようなら昨日の高値付近までの上昇も視野に入る。
結果的に106円を挟んでの綱引き状態が継続されるとみている。
ドル円予想レンジ:106円60銭~105円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]高値圏でのもみ合いから上放れも

前日に大きく上昇したユーロ円の調整の売りが昨日は目立った。
東京市場が始まったところでユーロ円はこの日の高値となる126円14銭まで上昇。
しかし、その後は円買い戻しの動きが強まり125円ミドル付近まで下落。
欧州市場では欧州株価上昇により下げ止まりを見せたものの円買いの動きが継続。対ドルで1.18ドルを下回ると損切りを巻き込みながら下げ幅を拡大。ユーロ円はこの日の安値となる125円27銭まで下落した。
その後NY株式市場が三指数ともに高値を更新する中で円安が進み125円58銭まで反発。
しかし、ユーロ売りの流れは変わらず再度125円27銭まで下落して引けている。
ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を控え短期的なユーロ円のポジション調整の売りが入っている。
ただ、先日付けた高値126円76銭から下落に転じ、昨日の東京市場で再度126円14銭で跳ね返されたことで短期的に下落基調に入っている。
大きな上昇トレンドは継続するとみているが、短期的には一段の下値を探る展開を予想する。
もし、124円を割り込むようなら中期的な調整の売りに繋がる可能性もあり注意したい。
ユーロ円予想レンジ:126円50銭(BB上限)~124円50銭
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[NZドル円]68円台の底値の堅さ

昨日の東京時間にニュージーランド中銀RBNZのホークスビー総裁補佐が「政策目標を達成するために様々なことを行わなければならない」と発言。
更なる追加緩和の可能性が示されたことでNZドル円は欧州市場でも上値の重い展開で推移。
しかし、NY時間に発表された米耐久財受注は予想を大きく上回る結果が示され、NY株式市場が三指数ともに上昇すると円売りが強まりNZドル円は上昇に転じた。
結局引けにかけて70円18銭の高値を更新して引けている。
ニュージーランドはここにきて再びコロナ感染拡大の動きがみられるものの総体的にコロナの影響を受けにくく、NZドルは底堅い動きが続くとみている。
積極的な買いも入りにくいものの、68円台の底堅さが確認されたことで次は上値を試す展開が予想される。
NZドル円予想レンジ:70円60銭(61.8%)~69円90銭
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[全般]パウエル議長発言控えドル軟調地合い
昨日の東京市場が始まると同時にドル円の纏まった買いが入りこの日の高値となる106円55銭まで上昇。米中貿易協議で第一段階が合意したことから過度な米中対立激化への懸念が後退したことでリスクオンの円安が先行。
しかし、その後日経平均株価が下落に転じると徐々に円買い戻しの動きが強まりドル円は上昇前のレベルである106円35銭付近まで押し戻された。
また、前日ユーロを中心に上昇が目立ったクロス円も利食い売りなどに押され上値の重い展開が続いた。
欧州市場では今日から始まるジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を控え慎重な出足となった。
NY市場が始まったところで発表された米7月耐久財受注が11.2%と予想の4.3%を大きく上回った事でドル買いに反応。106円前半まで下落していたドル円も106円46銭まで上昇したが東京市場での高値には届かずに再び失速。
NY株式市場は好調な米経済指標やパウエルFRB議長がハト派的な発言をするとの思惑から金融緩和期待による株価が上昇。ドルも売りが先行する格好となった。
結局、リスクオンの円安が進んだもののドル売りの勢いが増す中でドル円の下落は止まらずに106円を割り込んで引けてきた。
パウエルFRB議長の発言を先取りする格好でドル売りが進み、既に市場は大分織り込んできている。
もしタカ派的な内容が少しでも含まれるようなら一時的にドルの買い戻しが入る可能性もある。
ただ、長期の緩和政策継続の動きに変化はなくドル安の流れは今後も継続するとみる。
一方、リスクオンの円安も進むことから最終的にクロス円の上昇も継続することになる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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