[米ドル円]NY株式市場の動向に注目

昨日の東京株式市場では仲値にかけて実需のドル円の買いが先行し105円47銭まで上昇。
しかし、前日の高値115円49銭に届かなかったことから利食い売りなどが強まり押し戻された。
欧州勢がドル売りで参入するとドル円は105円21銭まで下落したがすぐに反発するなど、これがこの日の安値となった。
その後買い戻しの動きが強まると断続的に損切を付けながら105円53銭まで上昇。
一旦は押し戻されたもののその後NY株式市場が上昇に転じた事で円安が進み105円ミドル付近で引けている。
NY株式市場や金が上昇したことで本格的な調整売りへの不安は後退。
しかし、欧州の新型コロナ感染拡大や米国の景気刺激策の行き詰まりなどの不安が燻る中で、株価が再び下落に転じるようならドル買いよりも円買い圧力が上回るとみる。
反対に今日も株価が続騰するようなら強いレジスタンスの105円60銭を上抜き106円を試す展開もありそうだ。
今日のNY株式市場の動向に注目したい。
ドル円予想レンジ:105円60銭(38.2%、BB中心)~ 105円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]緩やかな下落

昨日の東京株式市場でユーロドルはショートカバーが先行し1.1680まで上昇して始まったものの、その後は再び下落に転じた。
欧州勢は買いで参入したもののドイツの9月IFO景況感指数が予想を下回ったことで再び下落に転じ1.1627まで下落。
その後NY株式市場が上昇に転じるとドル売りの動きが強まりユーロドルはこの日の高値となる1.1687まで反発。
しかし、これまでのレンジの下限となっていた1.17ドル台には届かずに押し戻されている。
NY株式市場の動きに連動する格好となっており、今日のNY株式市場の動向次第では一段の買い戻しも考えられる。
ただ、欧州の新型コロナ感染拡大が始まったことや、最近の欧州経済指標の悪化などから積み上がったユーロロングポジションの巻き戻しが上値では入りやすい。
1.17ドル台に乗せるようなら売りから入りたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1710~1.1590(50%)
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[トルコリラ円]トルコ中銀予想外の利上げ

昨日の欧州時間に開かれたトルコ中銀TCMBは政策金利を現行の8.25%から10.25%に引き上げることを決定。市場は据え置きを予想していただけにサプライズ。
この発表でトルコリラ円は13円65銭から一気に13円93銭に上昇した。
TCMBの利上げは2018年終盤の通貨危機以来初めてとなる。
インフレ対策ではあるが、それ以上に通貨安を阻止するための利上げとみることができる。
しかし、外貨準備の減少や景気低迷などからリラの下支えには限界がある。
目先は底堅い動きが続いたとしてもリラの弱さに変わりはなく、最終的に下落トレンドを止めることは出来ないとみている。
トルコリラ円予想レンジ:14円00銭~13円60銭
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[全般]NY株価、金小反発
昨日の東京株式市場では実需も含めたドル円の買いが先行し105円47銭まで上昇。しかし、前日の高値105円49銭には届かずに失速。
前日のNY株式市場が大きく下落して引けたことで日経平均株価や上海総合指数などの下落がドル円クロス円の売りを強めた。
結局ドル円は105円21銭まで下落しユーロやポンドも対ドル対円で売りが先行した。
特にポンドは英政府による労働者支援策発表を控え期待の高まりから1.26後半から1.27後半に上昇。
一方、ユーロはこの日発表されたドイツの9月IFO景況感指数が予想を下回ったことで上値の重い展開が続いた。
NY株式市場が軟調な地合いの中でユーロは1.1626まで下落したが、その後NY株式市場が上昇に転じた事でドル売りが再開。
リスクオンの動きが強まりクロス円が全般に上昇。ドル円は105円50銭台に乗せたもののドル売りの動きも同時に強まったことで上値が抑えられた。
また、4日ぶりに金価格が上昇に転じた事で資源国通貨の豪ドルやカナダドルなどの買い戻しの動きが目立った。
昨日のNY株式市場は小幅ながら反発に転じた事で市場の不安はやや後退。
しかし、欧州全般に広がる新型コロナウイルス感染第2波による経済への打撃が懸念される中で株式市場に本格的な調整が入る可能性が燻る。
もし株式市場が大きく下落することになればリスクオフのドル買いが強まると、これまで積み上がったユーロロングの投げを誘発するとみてよいだろう。
その時はドル高以上に安全な円買いの動きが強まることからドル円クロス円も下落するリスクが高まることになりそうだ。
今日から9月末にかけてのNY株式市場や金の動向は要注意。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
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