ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-10

[米ドル円]米追加経済対策難航

(米ドル12時間足)


10月が始まったもののドル円の動きに変化は見られない。
昨日の東京市場では全般に底堅い動きで始まったがポンドの上昇に伴いドル売りが強まると105円45銭まで押し戻された。その後NY市場が大きく上昇して始まると円売りが先行しドル円は105円72銭まで上昇。しかし、前日の高値105円74銭には届かずに押し戻されるなど狭い範囲でのもみ合いが続いている。
市場の注目は米追加経済対策の行方に集まっており、今日のNY市場で合意がなされないようならNY株価が下落しドル円は105円を割り込む可能性もある。
本日発表される米雇用統計は失業率が前月の8.4%から8.2%に低下すると予想されるが、今後追加経済対策が遅れることで悪化に転じる可能性もあり、市場への影響は限定的とみる。
105円後半での高値圏でのもみ合い時間が長引くことで、そろそろ105円を割り込む可能性が高まる。

ドル円予想レンジ:105円80銭~ 104円90銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]リスクオフによるドル高ユーロ安へ

(ユーロ米ドル8時間足)


東京市場でユーロは対ドル対円で底堅い動きで推移。前日のNY市場が上昇して引けたことや、日銀短観でDIが改善したことを好感。リスクオンによるユーロ買いが先行。
欧州勢が売りから参入すると1.1723まで下落したが、その後NYダウ先物が上昇しドル売りが強まるとユーロは反発。1.1770まで上昇したものの米経済指標が好調な結果を示すと再び下落。しかし、前回の安値と同レベルの1.1723を抜け切れずに1.17ミドル付近まで買い戻されて引けている。
欧州では新型コロナウイルス感染が再び拡大する中で復興基金開始の遅れが懸念されることから1.17後半では売りが待ち構えているように見える。
今日のNY市場で追加経済対策が今週中に合意に至らないようならリスクオフのドル買いが強まりユーロドルは1.17ドルを割り込む可能性が高いとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1770~1.1670(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド円]アップダウンで天井を確認

(ポンド円4時間足)


昨日はポンドが上下に激しい動きを繰り返したことで目先の天井を確認した可能性が高い。

東京市場でポンド円は底堅い動きで始まり前日の高値136円54銭を上抜け136円63銭まで上昇。しかし、ロンドン市場が始まったところでEUとの通商協議で国家補助についてなど重要分野の溝を埋めることが出来なかったとの報道を受けポンドが一気に135円36銭まで下落。
しかし、その後EUが国家補助に関する落としどころにたどり着いたとの報道で一気に上昇。下落前のレベルを上回ると短期のポンドショートの損切を巻き込みながら137円ちょうどまで上昇した。
しかし137円では纏まった売りが並んでいたことから上抜けに失敗。
EU当局者が「漁業権と公平な条件について着地の兆候が見られない」との報道で一転。
136円を割り込み135円83銭まで下落するなどアップダウンの激しい動きとなった。
上下に振らされたことで短期筋のポジションは大分軽くなった可能性が高く、137円が目先の天井として意識される。
EUとの交渉は今後も継続されるものの、ハードブレグジットへの懸念が燻るなかでポンドは売られやすい状況に変わりはない。
再度137円を試して上抜け出来ないようなら売りを出しておきたい。

ポンド円予想レンジ:136円80銭~135円00銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]米追加経済対策の行方と雇用統計

ポンドで上下に荒っぽい動きが見られたものの市場は方向感の乏しい動きが続いている。
米国の新型コロナウイルスによる追加経済対策の行方や本日発表される米雇用統計の結果で方向感がみられるか注目が集まる。
昨日の東京市場は前日に期末のドル売りの反動もあり底堅い動きで始まるとユーロ円などのクロス円も堅調に推移。東証が終日システム障害で停止したものの日銀短観がDIの改善を示したことからリスクオンの円安が強まった。
欧州市場が始まるとポンドが下落してスタート。
EUとの通商協議で国家補助などの溝を埋めることができていないとの報道で売りが先行。
その後EUが国家補助に関する落としどころにたどり着きつつあるとのコメントを発表すると一転。ポンドは下落前のレベルを上回り1.259後半まで上昇。
しかし、NY市場が始まったことろでEU当局者が漁業権を巡り難航していることを明らかにすると再び下落に転じるなどポンドだけがアップダウンの激しい動きが目立った。
NY市場は堅調な動きでスタート。
この日発表された米PCEデフレーターや新規失業保険申請件数が予想以上に好調な結果を示したことを好感。
NYダウは173ドル上昇して始まるとドル円は105円72銭まで上昇。クロス円も底堅い動きで始まった。
しかし、ダウが一時マイナスに陥るとドル円も105円44銭まで下落したもののその後株価がプラスに転じリスクオンの動きが再び強まるなど方向感の掴みにくい状況となった。
市場が期待した新型コロナウイルスへの追加経済対策協議が難航する中で、本日の米9月雇用統計の発表を控え市場はポジションを傾けにくい状況となっている。
追加経済対策協議の行方に市場の注目が集まる中で、米雇用統計が予想と異なる結果となったとしても最終的に往って来いになる可能性が高い。
追加経済対策が本日中に纏まらないようなら大統領選挙後になると予想され、リスクオフによる円高が進む可能性があり注意が必要だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する