ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-10

[米ドル円]トランプ大統領の体調と追加経済対策

(米ドル円12時間足)



トランプ大統領が早期に回復したことで政治不安への不透明感が払しょくされリスクオンの動きが続くかと思われた。また、追加の経済対策が早期に合意に至るとの期待感もありドル円クロス円ともに底堅い動きが続いた。
NY株式市場も堅調な地合いで推移していたものの引け間際にトランプ大統領が追加の経済対策を大統領選後まで中止する発言。株価は急落しドル買いと同時に円買いが一気に進んだ。
発言直後はクロス円の売りがドル円を押し下げ105円47銭まで下落したが、その後はドル買いの勢いが勝り105円69銭まで上昇するなど小幅な動きにとどまっている。
追加経済対策が先送りされたことで米株式市場は当面下押し圧力が強まる可能性が高まった。
また、大統領のコロナ感染による体調も予断を許さない状況下でリスクオフの円買いが進みやすくなった。

ドル円予想レンジ:105円80銭~105円10銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]英国、EUとの交渉期限無視

(ポンド米ドル日足)



リスクオンが進む中、欧州市場が始まったところでポンドドルは1.3007まで上昇。
1.3ドル台に乗せたものの滞空時間は短く、すぐに押し戻された。
EUは「10月15日の交渉期限を無視する方針」との報道で1.29前半まで下落。
その後「英国とEUの将来関係を巡る交渉で大きな進展があった」との報道で再び1.29後半まで反発するなど荒っぽい動きが続いた。
しかし、NY市場の引け間際にトランプ大統領が追加経済対策を大統領選後まで中止すると発言。リスクオフのドル買いが進みポンドは1.29を割り込んできた。
結局9月に付けた1.3007を上抜けずにダブルトップを形成したことで、今後一段の下値を探る展開を予想する。
ダブルトップのネックラインとなる1.27ドルを下回るようなら本格的な下げが始まることになる。

ポンドドル予想レンジ: 1.2950~1.2840(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]RBA会合と米追加経済対策の先送り

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20201007_hiashi.jpg


昨日の東京時間に開かれたRBA政策会合では政策金利0.25%据え置きを決定。一部では0.15%追加利下げを実施するとの見方もあり、発表直後は豪ドル買いで反応。76円台に上昇したもののすぐに押し戻された。
声明文では一部追加緩和の可能性を示すものがありその後は売りが強まるなど上値の重い展開が続いた。
ただ、トランプ大統領が早期にコロナ感染から回復したこともあり下値も限定的となった。
しかし、NY市場でトランプ大統領が追加の経済対策を大統領選後まで中止すると発表。
75円を割り込み74円93銭まで下落するなどリスクオフの円買いが強まった。
追加の経済対策が米大統領選まで打ち出されないということで、米経済の悪化が懸念される中当面リスクオフが継続される可能性が高い。
また、トランプ大統領の健康状態が悪化するような報道が流れるようなら更に円買いが強まりかねない。
9月に付けた安値74円付近にはボリンジャーバンドの下限も位置することから強いサポートとして意識される。

豪ドル円予想レンジ:75円20銭~74円00銭(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]追加経済対策先送りでドルと円が全面高

トランプ大統領がコロナ感染から復活したことで市場に安心感が広がり円安ドル安が進むなかで一転。追加の経済対策を大統領選後まで中止するとのトランプ発言でリスクオフが一気に進みドル高円高が強まった。

昨日の東京市場ではコロナに感染したトランプ大統領が早期に退院したことから不透明感が払しょくされリスクオンの動きが先行。ドル安円安が進む中でクロス円全般に底堅い動きが目立った。
日中にはRBA政策会合が開かれたが大きな動きはなく全般に様子見姿勢が続いた。
欧州市場でも方向感の乏しい展開で始まったもののダウ先物が下落したことでドル円は105円52銭まで下落。クロス円も全般に売りが先行した。
東京時間に1.3ドルを付けたポンドも売りに転じた。EUはジョンソン英首相が設定した10月15日の交渉期限を無視する方針が伝わったことを嫌気したことがポンド売りを強めた。
その後はNY市場に向けてクロス円を中心とした買い戻しが強まった。
NY市場ではトランプ大統領の回復により追加の経済対策への期待からダウが小幅ながら上昇して始まったものの為替市場では慎重な動きが続いた。
しかし、引け間際にトランプ大統領が「ペロシ下院議長は誠意をもって交渉していない」「追加経済対策についての協議を大統領選後まで中止する」との発言。
この発言を受け一気にドルが上昇。
クロス円も全面安となったことで円買いも同時に強まりドル円は105円60銭付近で綱引き状態となった。
市場の最も注目していた追加経済対策が先送りされたことで米経済への警戒感によるリスクオフの動きが再び強まる可能性が高まった。
また、トランプ大統領の健康状態も完全回復というところまで行っていない。
今後症状が悪化するようなことがあれば政治の不透明感から更にリスクオフの動きが高まりかねない。
暫く不安定な動きが続くことになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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