ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-11

[米ドル円]調整の円買いドル売り

(米ドル円日足)



欧州市場でダウ先物がマイナス幅を拡大すると米長期金利も低下しドル安が先行。ドル円は104円30銭を割り込んだ。その後発表された米小売売上が予想を下回ると株価の下げ幅が拡大。リスクオフの円買いの動きが強まるとドル円はこの日の安値となる104円07銭まで下落した。しかし、104円付近には逆張りと思われる買いが並んでいたこともあり下げ止まった。
ワクチン開発が加速したことでドル円は103円前半から105円ミドルまで上昇。その調整の売りが強まり61.8%戻しとなる104円手前で下げ止まった。
米国での感染拡大は再び強まり始めていることもあり、小売売上からも見られるように目先はコロナリスクが警戒される。
下降トレンドが継続する中で104円割れは時間の問題とみているが、103円を割り込む程の勢いはない。
フィボナッチ76.4%戻しの103円80銭、ボリンジャーバンドの下限が位置する103円60銭付近では買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:104円60銭~103円80銭(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]EU交渉への期待と米金利

(ポンド米ドル時間足)



東京市場の早朝に一部英国紙が「EU離脱に伴う貿易交渉を担う英国のフロスト首席交渉官はジョンソン英首相に来週の火曜日にもEUとの貿易協定がまとまる見込みであることを伝えた」との報道があるとポンドが1.3233まで上昇。
欧州市場では米長期金利が低下して始まるとドル売りが強まりポンドは上昇幅を拡大し、この日の高値となる1.3272の高値を付けた。
ただ、11月11日に付けた1.33ドルが意識されたことで利食い売りなどに押し戻されている。
EUとの交渉は継続されているものの、合意に至るのは難しいとの見方も根強く市場には不安と期待が入り混じる。
一方的な動きにはなりにくいことから、再度1.33ドルを上抜け出来ないようなら短期的なダブルトップ形成で売りが強まるとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.3300~ 1.3180(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]NY市場続落なら一段の下落

(豪ドル円日足)



前日に豪ドルはASEAN15か国がRCEP合意に署名したことで買いが強まるかと思われ、昨日の東京市場でも76円ミドルの高値圏で推移。
しかし、米株式市場が軟調な地合いで推移する中でリスクオフの円買いが進み豪ドル円ロングの投げも散見。75円88銭まで下落たが、引けにかけて買い戻しも入り76円台に押し戻された。
原油価格が上昇したものの、豪ドル買いにはつながらないことも豪ドルの売りの強さを示すものといえそうだ。
今日のNY株式市場が続落するようなら豪ドル円も一段の下落が予想される。
下値目途はフィボナッチ38.2%戻しとなる76円06銭付近。このレベルを下回るようなら50%戻しでボリンジャーバンドの中心が位置する75円前半も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ:76円40銭~75円10銭(50%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]NY株価調整の動きでドル安円高

コロナワクチン開発進展による株高も昨日は調整の売りが強まり米長期金利が低下。リスクオフの円買いとドル安が進みドル円は104円割れ直前まで下落した。

昨日の東京市場は前日のNY株式市場が市場最高値を更新したことを受け日経平均も堅調な地合いでスタート。しかし、ここにきて買われ過ぎとの見方などから利食い売りに押されマイナスに転じるとドル円も上値が抑えられた。
欧州市場に入るとダウ先物がマイナスとなり先物金利も低下するとドル売りが先行。
ドル円は104円前半に下落するとユーロやポンドも上昇に転じた。
NY時間に発表された米10月小売売上高が予想を下回ると株価の下げが更に加速し金利も低下。ドル売りと同時に円買いの動きも強まりドル円はこの日の安値となる104円07銭まで下落した。
クロス円も豪ドルやカナダドルといった資源国通貨を中心に売りが強まるなどリスクオフの円買いが進んだ。
コロナワクチン開発が加速する中で早期経済活動への期待が高まり株価を押し上げたが、ここにきて調整の下げがみられる。
昨日はラガルドECB総裁が「ワクチンはECBの予想を大きく変えるものではない」と発言するなど、ワクチンがどこまで効果があるかは今の時点では不確実性が残る。
一方、欧米でのコロナ感染拡大による影響が懸念される中で株価は過熱し過ぎた観もある。
長期的な期待と短期的な不安が交錯する中で方向感の掴みにくい状況が続くものの、調整としてのドル買い円売りの動きは暫く続くとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する