ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-12

[ユーロ米ドル]ユーロ調整売り圧力

(ユーロ米ドル日足)


先週ユーロは今年最高値を更新するなどユーロ買いの流れが継続。
ECBの追加緩和実施や、ラガルドECB総裁のユーロ高けん制発言に対してもユーロは売られず寧ろ買いが進んだ。
ドル売りの流れが強まったということもあるが、復興基金の運用が1月から始まることへの期待がユーロを押し上げているといえる。
一方、新型コロナ感染が拡大していることや英国とのFTA交渉が難航する中で下振れへの警戒感も燻る。
今週は欧州全域でクリスマス休暇に入ることから、ユーロロングポジションの調整が入りやすいとみている。短期的に売りから入りたい。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.2310(BB上限)~1.2140(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド円]FTA交渉合意か決裂か

(ポンド円日足)


EUとのFTA交渉は何度も期限が延長され、クリスマスを超える可能性が高まっている。
もしクリスマス前に合意に至るようならポンド買いに反応するとみるが、漁業権の問題などは先送りされる可能性が高い。
問題が残ることになればポンドの上値も限定的となりそうだ。
交渉が決着したとしてもFTAの発効は来年に持ち越され、関税引き上げなど経済への影響が出ることになる。
いずれにしても今週はクリスマス休暇に入ることからポンドは上下に振らされ荒っぽい動きが予想される。
11月に入り140円台を何度も試しに行ったが上値は重く、押し戻されている。
もし、合意に達するようならこのレベルを上抜き9月1日に付けた高値142円70銭付近までの上昇も視野に入る。
反対に、合意が決裂、或いは先送りされるようなら先週月曜日の早朝に空けた窓を埋めに行く可能性が高い。

今週のポンド円予想レンジ:142円70銭(9月1日高値)~138円20銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]クリスマス休暇控え動意薄

先週は英国とEUとのFTA協議への期待と失望を繰り返すなどポンドは荒っぽい動きが続いたが高値を更新。ユーロも攣られて買いが強まるなどポンド中心の動きのなかドルが全面安。ドル円も103円を割り込み102円台に下落した。
FOMC会合では債券購入期間を、雇用やインフレに一段の顕著な進展があるまで継続することを明確化。パウエルFRB議長も追加緩和の可能性を示唆するなどハト派的な内容となったこともドル売りを促した。また、米国の追加経済対策が早期に打ち出されるとの期待から株式市場を押し上げリスクオンのドル安に繋がった。
一方で、欧米、そして日本でも新型コロナ感染拡大の波が拡大するなど不安材料はあるものの、早期のワクチン接種が実施されるとの期待が不安を抑える結果となった。
前週にはECB理事会で追加の緩和政策が打ち出され、FRBも緩和政策強化を示すなど、市場への資金供給は拡大。余剰資金が株や原油といったリスクの高い所へ流れる構造は今後も変わらず継続。
リスクオンのドル安が継続するなかで今週はクリスマスを控え海外では休みに入るところが多く、閑散相場に入る可能性が高い。
流動性が低下する中で米追加経済対策や英国とEUとのFTA交渉が相場の注目を集めそうだ。
FTA交渉がクリスマス前に決着がつかず、一時的にポンドが売られるようならドル全般に買い戻しが強まることになる。同時にユーロも攣られ安になるとクロス円全般に売りが強まり円高も進行。ドル円は102円台に再び押し下げられることになるだろう。
FRBは今後雇用とインフレを重要視することが示されたことで米新規雇用者数にも注目。
薄商いの中で短期の投機筋の仕掛け的な動きが入ると予想外に上下に振らされる可能性もあり注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]円安の出遅れ観

(米ドル円日足)


FOMC会合で量的緩和の長期間維持が表明されたことで東京市場でドル売りが先行。前日の安値を下回る103円25銭を付けた。
欧州市場でもユーロやポンドの上昇が更に強まりドル売りが加速。NY市場が大きく上昇して始まるとドル円は102円87銭まで下落した。
その後はクロス円などの買いも入り103円台に押し戻されて引けている。
FRBの緩和継続によるドル売りに加えリスクオンのドル売りの勢いが円売りを上回っている。
円売りの動きに出遅れ感が生じ始めていると思われ、そろそろドル円も下値が堅くなる頃とみている。
ただ、ドル円の下落トレンドは継続しており戻りも限定的、戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:103円50銭(38.2%)~102円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]景気回復への期待とドル安

(豪ドル米ドル時間足)


未明に開かれたFOMC会合で量的緩和継続が表明されたことからドル安が先行。
また、東京時間に発表された豪州11月雇用統計が雇用者数、失業率ともに予想を上回る好調な結果を示したことも豪ドル買いを促した。
更に、フライデンバーグ豪財務相が「景気は力強く回復している」との発言も豪ドルの下支えとなった。
今週4日に付けた高値0.7578を上抜けると断続的に損切を巻き込みながら0.7640まで上昇。その後は利食い売りなども散見されたがNY市場が史上最高値を更新する中で原油などの上昇もあり豪ドル買いが継続。
世界的な余剰マネーの行き場が豪ドルなどに流れ込んでいるように見える。
ただ、豪ドルは流動性が他の主要通貨と比べて相対的に低いことから、一時的な下振れには注意したい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7680(18年6月高値)~0.7590(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]18日期限を意識

(ポンド米ドル月足)


FOMC会合で量的緩和政策が長期化するとの期待からドル売りが先行しポンドは上昇。
バルニエ首席交渉官が「まだ障害はあるものの交渉は進展している」などの発言で18日までに何らかの合意に至るとの期待がポンドを押し上げた。
NY市場でも株価上昇によるリスクオンのドル売りが更に強まるとポンドは1.3628の高値を付けた。
しかし、NY市場の引け間際にフォンデアライエン欧州委員長が「大きな相違が残存」との発言後にジョンソン英首相が「EUが立ち場を変えない限り合意無しの可能性が非常に高い」などの発言を受けポンドは1.3545まで押し戻された。
しかし、市場は最終的に何らかの合意への期待が燻る中でポンドの堅調地合いは続いている。
短期的に見ると上昇もそろそろ一服感が出てもおかしくはないが、月足チャートをみると依然としてポンドの上昇余地は大きい。

ポンドドル予想レンジ:1.3620(BB上限、38.2%)~1.3540

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]リスクオンのドル安止まらず

FOMC会合で量的緩和政策の長期継続が確認されたことや、米追加経済対策成立への期待からリスクオンのドル安が止まらない。

昨日の東京市場では未明に開かれたFOMC会合で国債などを大量買入れする量的緩和を強化し長期に継続することを表明したことからドル安が先行。
ドル円は前日の安値を下回る103円25銭まで下落した。ユーロやポンドも損切を巻き込みながら上昇継続。
また、豪ドルやNZドルなどの資源国通貨も買われるなどリスクオンの動きが強まった。
欧州市場では英国とEUとのFTA交渉が合意に向けて進展しているとの観測が高まりポンドドルは18年4月以来の高値を更新するなどドル安に拍車がかかった。
NY市場では株式市場三指数ともに上昇して始まるとドル売りが更に強まりドル円は102円87銭まで下落。その後はロンドンフィキシングにかけてドル買い戻しの動きが入るとドル円も反発。また、クロス円が全面高となったことからドル円も103円台前半に押し戻され引けている。
FRBが量的緩和を長期に渡り継続するとを表明したことや米国追加経済対策成立に向けた動きを市場は好感。株式市場も史上最高値を更新するなどリスクオンによるドル安が止まらない。
新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響を懸念し、ECBやFRBが緩和政策を更に強めたことで市場全体の余剰資金が株や原油といったリスクの高い資産に流れる動きが強まっている。
今日は週末ということもあり一部修正のドル買い戻しが入りやすくなると思われるが、戻り売りスタンスで臨みたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]ドル売りとその反動

(米ドル円日足)



東京市場でドル売りが先行するとドル円も上値の重い展開で推移。米国経済対策が合意に近づいているとの見方からリスクオンのドル安が強まった。
欧州市場ではユーロやポンドが上昇したことでドルは更に下落。ドル円も103円26銭まで下落した。その後FOMCを前に103円65銭まで買い戻された。
FOMC会合では予想された量的緩和の拡大や延長が据え置かれたことでドル円は103円91銭まで上昇。しかし、緩和政策継続が改めて確認されたことで103円40銭まで押し戻されるなどドルの上値は依然として重い展開で引けている。
先日のECB理事会など、各国緩和政策継続によるリスクオンの動きは暫く続く。
今日明日にも米経済対策が合意に至るようならドル円は11月6日に付けた安値103円17銭を再度試しに行くとみる。

ドル円予想レンジ:104円20銭(38.2%、BB中心)~103円17銭(11月6日安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ユーロ買い継続

(ユーロ米ドル日足)



欧州時間に発表されたフランスやドイツ、そしてユーロ圏PMIが製造業とサービス業ともに予想を上回った事からユーロ買いが先行。1.21ミドルから2018年4月以来の高値1.2212まで上昇。ただ、FOMC会合直前には1.2170付近まで押し戻された。
FOMC会合では予想よりもハト派的な内容とはならなかったことでドル買いが先行。ユーロドルは1.2125まで下落。しかし、パウエル議長が緩和政策継続を改めて強調したことで再び上昇。1.22ドル台に乗せて引けている。
先週のECB理事会では予想内ではあったが追加緩和を実施したことから金融政策から比較するとユーロ売りドル買いの動きが強まることになる。
やや買われ過ぎの観もあるが、それだけユーロ買いの勢いが強いということだろう。
口先介入に対しても市場の警戒感は低いことから、ユーロ買いは継続するとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.2270(BB上限)~1.2150(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]BOE会合とブレグジット

(ポンド米ドル日足)



ロンドン時間にフォンデアライエン欧州委員長が「ほとんどの問題点で前進したことは良いニュース」「合意に向けての道が開けた」などの発言でポンド買いが先行。
また、FOMC会合では量的緩和の拡大や延長への期待もありドル売りがポンド買いを促した。12月4日に付けた高値1.3540を上抜け1.3554まで上昇。
その後はポジションの巻き戻しが入ると1.3465付近まで押し戻された。
FOMC会合ではハト派的な内容ではなかったことでドル買いで反応。1.3452まで下落したが再び上昇するなど底堅さが確認された。
本日のロンドン時間にはBOE政策会合が開かれるが政策金利は据え置きが予想される。マイナス金利も来年以降との見方が示されており、会合自体の市場への影響は限られそうだ。
今日もEUとの交渉を巡り要人発言に振り回されそうだが、最終的に何らかの合意に至るとの楽観的な見方が根強い。
ただ、発言毎に上下に振らされる場面が増えており利食いと損切は早めに入れておきたい。


ポンドドル予想レンジ:1.3550~1.3340(BB中心、50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

[全般]FOMC前と後

FOMC会合を前にドルは全面安となったが、会合直前にはドルが買い戻されるなど投機筋の動きを中心とした方向感の掴みにくい状況が続いている。
東京市場でドルは全般に上値の重い展開が続いた。
この日開かれるFOMC会合では量的緩和の拡大や延長による緩和策強化への期待が先行した格好だ。
欧州市場に入るとユーロやポンドが上昇すると更にドル売りが強まった。
フランスやドイツ、そしてユーロ圏のPMIが製造業とサービス双方が予想を上回る好調な結果を示したことでユーロは1.21ミドルから1.22ドルへ上昇。18年4月以来の高値を更新。ポンドもEUとのFTA交渉が合意に近づいているとの見方が示されたことで上昇。
ポンドも今年最高値を更新するなどドル売りが続いた。
ただ、NY市場が始まるとFOMC会合をひかえていることからポジション調整のドル買い戻しが強まった。103円前半まで下落が続いたドル円も103円65銭まで上昇した。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利は全員一致で据え置かれた。
また、量的緩和もこれまでの米国債800億ドル、担保証券400億ドルの購入を継続するとした。期限をこれまでの「今後数カ月」から「最大雇用と物価安定目標に向けて著しい進展があるまで」に変更するなどややハト派的な内容となった。しかし、市場は更なる量的緩和の拡大や延長を期待していただけに、この発表を受けドル円は103円91銭まで上昇。
その後パウエルFRB議長が「状況が変化すれば追加緩和を実施する柔軟性がある」と発言したことで再びドル売りが強まった。
内容的には今後も緩和政策継続との見方が改めて示されたことから株式市場もダウは小幅下落したもののS&Pは最高値を更新するなどリスクオンの流れは継続。
米国追加経済対策も合意に近づいているということもあり、今後もドル安の流れは継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]ドル安から一転、買い戻される往って来い

(米ドル円日足)


週明け東京市場の早朝に英国とEUとのFTA交渉が延長されることが伝わったことでポンドが上昇。ドルが全面安で始まったことでドル円は103円87銭まで下落した。
しかし、薄商いの中での下げということから買い戻しが入り104円05銭まで上昇。
欧州市場ではダウ先物が上昇したことを受けリスクオンのドル安が先行。ドル円はじりじりと損切を断続的に巻き込みながら103円51銭まで下落した。
NY市場では株式市場が上昇して始まったものの市場は既に織り込んでいたことからドル買い戻しが強まるとドル円も上昇。今度はドルショートを炙り出す格好で104円台に押し戻される往って来い。
104円を挟んでのもみ合い相場は続くものの、下降トレンドは継続し下値が徐々に切り下がっている。
FOMC会合を控える中で104円ミドル手前では戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:104円30銭(38.2%、BB中心)~103円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]協議継続で合意期待高まる

(ポンド米ドル2時間足)


13日が期限としたFTA交渉は延長が決まり週明けシドニー市場でポンドは大きく上昇。
先週末のNY終わり1.3220付近から一気に1.33ミドルまで上昇して始まった。
交渉が打ち切られることで合意無き離脱への懸念が広がっていただけに期待がポンドを押し上げた。
欧州市場でも合意期待からダウ先物が上昇するとリスクオンのドル安が進みポンド買いが加速。東京の高値を超えると1.3445まで上昇した。
バルニエEU首席交渉官などから交渉が進展していることが伝わったこともポンド買いを促した。
しかし、その後デービス英首相報道官が「合意無しの結果もありうる」と発言。更に、ハンコック英保健相が「英国は話し合いにおけるあらゆる結果への準備ができている」などネガティブ発言などからポンドは反落。東京市場の安値付近となる1.33前半まで押し戻される往って来い。
協議継続期待が高まったものの、依然として交渉は難航。
1.33を割り込むようなら先週末の終値からの窓埋めを試す展開が予想される。

ポンドドル予想レンジ: 1.3390~1.3250(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]FOMC会合前のポジション調整

(豪ドル円日足)


英国とEUとの交渉が延長されたことで市場に安心感が広がり豪ドル円は欧州市場で78円70銭まで上昇。このレベルは先週末のNY市場で付けた高値付近であり、ボリンジャーバンドの上限も位置することから上値が抑えられた。
NY市場ではダウがプラスからマイナスに転じた事で円買い戻しが強まり78円37銭まで下落して引けている。
明日はFOMC会合が開かれることからポジション調整の売りが一段と出る可能性が高い。
ただ、世界的な緩和政策継続の中でリスク選好の動きは今後も継続。
原油やコモディティー価格の上昇が資源国通貨である豪ドルなどに買いが集まりやすい。
押し目買いのチャンスを探りたい。

豪ドル円予想レンジ:78円80銭(BB上限)~77円50銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]EU英協議継続でリスクオン

13日期限の英国とEUとの通商交渉が継続されるとの報道でポンドが大きく上昇。米国でのワクチン接種が開始されるなどリスクオンでドルが全面安となったが、その後買い戻され往って来い。

週明け東京市場では早朝にジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長が通商交渉期限を延長することを決定したことが伝わるとポンドが大きく上昇。
薄商いの時間帯ということもありポンドは先週末の終値から100ポイント余り上昇して始まった。つられてユーロや豪ドルなども上昇したことでドルが全面安。ドル円も売りが先行すると103円台後半に押し下げられた。
欧州市場に入るとダウ先物の上昇に併せるようにドル売りが加速。
一旦は押し戻されたポンドは再び買いが強まり1.34ミドルまで上昇。ユーロも攣られ高となりドルが全面安となったことでドル円も断続的に損切を巻き込みながら103円51銭まで下落した。
NY市場では株式市場が上昇して始まったものの既に市場は織り込み済みということからドルの買い戻しが入りドル円は反発。
協議継続期待から上昇したポンドも買い一巡後は下落に転じた。
デービス英首相報道官やハンコック英保健相が合意無き離脱への可能性を示したことなどからポンド買いの巻き戻しが強まった。
ポンドが下落するとユーロも攣られ安となりドル全般に買い戻しが入るとドル円も104円台を回復して引けている。
米国では14日からワクチン接種が開始されたことや追加の経済対策案協議への期待が高まる。
一方で、NY市では再び一部でロックダウンが始まる可能性が高まるなど弱気と強気のセンチメントが交錯。
明日のFOMC会合を控える中で、ポジションの偏りが進むとその修正が入るといった動きになりやすい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]レンジ相場継続

(米ドル円日足)


先週のドル円は早期のワクチン接種による経済立て直しへの期待から103円後半から104円57銭まで上昇。その後は米追加経済対策の遅れや英国の合意無き離脱への懸念などから103円83銭まで下落する往って来い。NY株式市場も三指数ともに足踏み状態の中で狭いレンジ内での動きが続いた。
今週はFOMC会合やブレグジットの行方、そして大統領選の最終結果が明らかとなるなどイベントリスクが高まる。
リスクオフはドル高だが同時に円高にも触れることからドル円は狭いレンジでの推移が予想される。
ただ、先週末の動きをみるとリスクオンによるドル売りの勢いが円売りを上回った事から、リスクオフはドル買いが円買いを上回ると予想される。
いずれにしても103円前半から104円後半のレンジをどちらにも抜けきれずに狭いレンジ相場が継続。

本日のドル円予想レンジ:104円40銭(50%)~103円80銭
今週のドル円予想レンジ:104円70銭(BB上限)~103円20銭(11月9日安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ユーロ高けん制発言とFOMC

(ユーロ米ドル日足)


先週開かれたECB理事会でPEPP規模の拡大延長とTLTROの1年延長を決定したがユーロは上昇。EU首脳会議で復興基金7500億ユーロが21年からの運用開始が決定したこともユーロ買いを促した。
短期的にポンドの動きに影響を受けやすくなっており、ユーロを買ってポンドを売るといった代替通貨としての買いもみられる。
週末にはフランス中銀総裁がユーロドル高に対するけん制発言があり押し戻される場面もあったが総じて底堅い動きが続いた。
今週はFOMC会合が開かれるが、追加緩和がないようならECBと金融政策のギャップが意識されユーロ買いドル売りに反応するとみる。
EU内では復興基金の方の支配の条項を巡り軋轢がみられることから、不安も残る。
1.2ドルの底値付近で下げ止まるようなら上昇の勢いは再び強まるとみている。

今週のユーロドル予想レンジ:1.2220(BB上限)~1.2000(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]BOE会合と13日期限のブレグジット交渉

(ポンド米ドル日足)


先週9日にジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長が協議を行ったが結局結論は出ずに13日までに決断を下すと表明。
週明け東京市場で何らかの結果が出ている可能性が高く、波乱含みの展開でスタートしそうだ。
既に何度も期限を延長しており、今回も完全合意に至る可能性が非常に低いとみている。
一部合意をし、残りを来年に持ち越すとの見方が最も現実的とみており、そうであれば、ポンドの下振れリスクも限られそうだ。
ただ、週明けシドニー市場では流動性が低いことから予想以上の下押しも想定されるが、そうであればその後の反動も大きくなるとみる。
今週はBOEやFOMC会合も開かれるだけに、ポジションの偏りがあれば反動には注意したい。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3480(BB上限)~1.3000(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]FOMC、ブレグジット、米追加経済対策などのリスク

先週は早期のワクチン接種による経済活動への期待、そして米国追加経済対策への期待も重なりドル円は104円ミドルに上昇。しかし、週後半には米追加経済対策協議が難航。英国合意無き離脱への警戒感が高まるとドル円も103円台に押し戻されるなど往って来いとなった。今週はFOMC会合やブレグジットの行方、そして米追加経済対策、更に米国大統領選の最終決着などリスクの高まりに注目が集まる。

先週はポンドが相場のリード役となったといっても過言ではないだろう。
英国とEUとの交渉を巡り多くの要人発言がポンド相場を攪乱。ユーロやドル、そして円にも影響を与えた。先週末にはフォンデアライエン欧州委員長が通商合意の可能性は低いと発言。また、ジョンソン英首相も「合意無き離脱の可能性は非常に高い」などの発言によりポンド売りが進んだ。一方で、ポンドから資金がユーロにシフトするなどユーロ高が進んだ。しかし、週末にはフランス中銀総裁が「ユーロ相場動向を警戒している」との口先介入が入るとユーロ売りが強まった。
一方、ワクチン接種への期待から原油などコモディティ価格が堅調な地合いとなったことで資源国通貨の豪ドルやカナダドルなどが買われるなど、リスクオンの動きは継続しているようにも見えた。
しかし、ダウやナスダックなどこれまで史上最高値を更新していたNY株式市場では足踏み状態がみられるなど、変化も見られ始めている。

今週開かれるFOMC会合では現行の政策を維持すると予想される。
しかし、米追加経済対策の年内実施が難しいとの見方や、前月の雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことなどから一部で追加緩和期待が高まる。
量的緩和の拡大や延長、そしてガイダンスの強化などが予想される。
もし、想定内であれば株式市場が下落しリスクオフのドル高円高に繋がりかねない。
また、年末の離脱移行期間終了を控え合意無き離脱によるポンド下落、ユーロも攣られ安となればドルが全面的に買われる可能性もある。
更に、今週14日は米大統領選挙人の投票結果が示されるが相場にとって台風の目になるか注目。
バイデン氏の勝利とみられていたが、万が一トランプ大統領が逆転するようなら市場は大混乱に陥る可能性が高い。
可能性は低いものの注意する必要がある。
今週は全般にリスクの高い相場展開が予想されるが、ドル円はドルと円の綱引き状態となり大きな動きにはなりにくそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]三角保ち合い収束

(米ドル円8時間足)


東京時間にドル円は買いが先行。米国追加経済対策協議の進展が見られなかったこともありドル買いが強まる中でドル円は断続的に損切を巻き込みながら104円50銭まで上昇。
欧州市場でも買いが先行しドル円はこの日の高値となる104円58銭まで上昇した。
しかし、その後NY市場にかけてユーロが上昇すると全般にドル売りが強まりドル円も104円18銭まで下落して引けている。
NYダウは下落しナスダックが上昇するなど株式市場もまちまちの状況下でドル円も方向感が掴めない状況が続いている。
ドル円はここにきて三角保ち合いが収束してきたことでどちらかに放れる可能性が高い。
長期的な下落トレンドが継続する中で、放れるとすれば下向きのリスクが高い。
ただ、エネルギーはそれ程溜まっているようには見えないことから値幅も限られそうだ。

ドル円予想レンジ:104円40銭(50%)~103円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]復興基金の妥結でユーロ買い安心感

(ユーロ米ドル日足)


この日開かれたECB理事会では予想通り政策金利0.0%は据え置かれた。
PEPPの規模もこれまでの1兆3500億ユーロから5000億ユーロ増額し、期限も21年6月末から22年6月まで延長。TLTROについても1年延長することを決定した。
市場はこの追加緩和策をほぼ織り込んできたことで、発表後は寧ろユーロ買いで反応。
その後ラガルドECB総裁が「為替レートの動向を注視している」と発言したことで売られる場面もあったがユーロの堅調地合いは継続。1.2159まで上昇した。
その後は利食い売りなどに押されたもののドル売りの動きもあり1.21ミドルの高値圏で引けている。
本日早朝にEU大統領はポーランドとハンガリーとの問題が妥結したことで総額1.8兆ユーロの予算と復興基金で合意したと発表。
口先介入への懸念は燻るもののユーロは対ドル対ポンドでも買いが入っていることから底堅い動きが継続するとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2210(BB上限)~1.2080(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]合意への期待と不安

(ポンド米ドル日足)


東京時間の早朝に英国政府関係者が「非常に大きな溝が両サイドに残っている」と発言。
また、フォンデアライエン欧州委員長は「互いの立場を理解したが、大きな隔たりが残っている」と発言したことでポンドは1.3408~1.3308まで下落した。ただ、話し合いは継続されるとのことから買い戻しが見られたものの欧州市場で再び下落。
フォンデアライエン欧州委員長が「合意無き離脱に対する不慮の事態に備える必要があるかもしれない」と発言したことでポンドは1.3245まで下落した。
その後もジョンソン英首相が「合意無しの準備を進めるべき」などと双方けん制的な発言が相次いている。
ユーロポンドの買いが強まる中でポンドは目先上値の重い展開が続くことになりそうだ。
フォンデアライエン欧州委員長は決断は13日の日曜に行われるとしているが決着がつくかは未定だ。
市場では依然として楽観的な見方が多いことから、もし決着がつかないまま12月末の移行期間が迫ったとしてもポンドの下値は堅いとみている。
ただ、週末にどういう結果になるか全く予想がつかないことからポジションは出来るだけ軽くしておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3360~1.3200(38.2%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]ユーロ買いポンド売り加速

英国とEUとの交渉が暗礁に乗り上げる中でポンド売りが進む一方でユーロはECB理事会後に上昇。ユーロを買ってポンドを売る動きが強まった。
昨日の東京市場早朝にジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長のディナー後にポンドが急落。英国政府関係者が「非常に大きな溝が双方の間に残っている」と発言を受けたものだ。その後交渉が13日まで継続されるとの報道で買い戻されたが、ポンドは上値が重くその後も下落が続いた。
一方、この日はECB理事会が開かれユーロが大きく上昇に転じた。
ECBは政策金利は据え置き、PEPPの規模を5000億ユーロ増額。TLTROも2022年6月まで延長することを決定。概ね予想通りの内容となったことでユーロは寧ろ買いで反応。インフレ率についてラガルドECB総裁は「がっかりするほどの低さ」「為替レートの動きを注視している」との発言でもユーロ売りには繋がらず上昇は続いた。
合意無き離脱の可能性が限りなく近づいているポンドを売って、その代替通貨としてのユーロを買う動きが強まった。
市場は思惑が先行しやすい状況が続いており、一方向にポジションが傾き過ぎると修正の動きが入るといった動きが続いている。
最終的にブレグジット交渉は何らかの決着がつくとの楽観的な見方が市場には残ることから、ユーロポンドの巻き戻しが入りやすい状況とみている。
ドル円も東京市場から買いが先行し104円57銭まで上昇。しかし、NY市場では総じてドル売りが強まるなかで104円前半に押し戻される往って来い。
一方、原油価格の上昇に伴い資源国通貨は対ドル対円で堅調な地合いが続いている。
各国の大胆な緩和政策が続く限り、リスクオンのドル安円安も継続。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]レンジの上限を試す

(米ドル円4時間足)



今日は欧州時間にECB理事会が開かれ、そしてEU首脳会議が始まる。また、ブレグジット交渉が首脳会議を前に何らかの結論が示される可能性が高いことからリスクオフのドル買いの動きが更に強まるとみている。
昨日のNY株式市場もナスダックが大きく下落するなど楽観的なセンチメントに不安も燻る。
ただ、市場の大量に出回っている余剰資金を背景とするリスクオンの流れに変化はなく、最終的にドル売りは継続。
上値目途としては半値戻しであり、直近のレンジ相場の上限となる104円70銭付近では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:104円70銭(50%)~103円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]ブレグジット交渉期限で乱高下

(ポンド米ドル週足)



本日のEU首脳会議を前にブレグジット交渉は何らかの結論が出る可能性が高まる。
昨日は多くの要人発言が相次ぐ中でポンドは思惑的な動きを中心に上昇と下落を繰り返した。
一時、懸案である漁業権で合意に至るとの見方がポンドを押し上げたが、その後悲観的な発言が相次ぎ、結局往って来い。
ポンドは先週末に今年最高値を更新するなど、最終的に何らかの落とし場所が示されるとの見方が主流となっている。
もし、合意に至らないようなら下落幅は予想以上になるとみている。
ただ、合意無き離脱となれば、それを補う何らかの措置が今後話し合われるとの見方もあり下値も限定的とみる。
下値目途としては38.2%戻しの1.32ドル付近。もし勢いがつけばボリンジャーバンドの中心線が位置する1.3ドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.3600(BB上限)~ 1.3200(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ECB理事会とEU首脳会議に注目

(ユーロ米ドル日足)



東京市場でユーロドルはリスクオンによるドル売りを背景に1.2148まで上昇。
しかし、欧州市場に入ると一転。本日開かれるECB理事会を控えポジション調整のユーロ売りが先行。対ドル対ポンドで売りが散見され1.21ドル付近まで下落した。
1.21ドルは目先のレジスタンスとして意識されたことで一旦は跳ね返されたもののNY市場で再び下落が強まり1.2059まで下落幅を拡大し引けている。
本日はECB理事会が開かれるが、追加緩和として資産購入額の拡大や買い入れ期間の延長が予想される。これは既にラガルド総裁が表明しており市場は織り込み済み。
更に、何らかの緩和政策が示されない限り大きな影響はないとみる。ただ、ユーロ高が進む中でけん制発言が出るようなら下落リスクが一気に高まりかねない。
また、本日から始まるEU首脳会議にも注目が集まる。
英国のブレグジット交渉や7500億ユーロの復興基金の行方に注目が集まる。特に復興基金期待で上昇が続いたユーロだけに合意が難航するようならユーロ売りが更に強まりかねない。
相対的にみてユーロ下落リスクが高まりやすい状況といえそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.2150~1.1960(38.2%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]ECB理事会とブレグジット

英国とEUとの交渉が依然として混沌とした状況下でポンドが乱高下。ユーロも本日開かれる理事会を控えポジション調整の動きが強まるなど方向感は依然として乏しい中で思惑的な相場展開が継続。

英国とEUとのFTA交渉が山場を迎える中で多くの要人発言が相次ぎポンドは不安定な動きが目立った。ジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長との交渉は合意に向けて前進するとの楽観的な見方が広がる中で欧州市場に入りポンドは一気に買いが進んだ。ゴーブ英内閣府担当相が「英国とEUは懸案の漁業権に関して妥協する可能性がある」と発言したことがきっかけとなった。
ポンドは対ドル対円、そしてユーロに対しても買いが強まるなどポンド主導の相場展開で始まった。
一方、ユーロは本日開かれるECB理事会を控えポジション調整の動きから売りが強まるとドル買いの動きが全般に強まりドル円も上昇。
NY市場では最初は上昇して始まったものの追加の経済対策案協議が難航していることやコロナ感染拡大への懸念が広がり三指数ともに下落。リスクオフのドル買いが強まりドル円は104円40銭まで上昇。
1.34後半まで上昇していたポンドも英国とEUとの交渉難航が報じられると下落に転じるなど上昇前のレベルまで下落する往って来い。毎日のように上下に振らされる不安定な動きが続いている。
今日から始まるECB理事会とともにEU首脳会議が始まることから、ブレグジット協議が本日中にも結論が出る可能性が高くポンドは依然激しい動きが予想される。
また、EU首脳会議で7500億ユーロ規模の復興基金案が合意に至らない場合にはユーロの下げが加速するリスクも燻る。
予想が立たない状況下で今日の欧州市場でのユーロとポンドの動きには要注意。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]104円挟みこう着状態

(米ドル円4時間足)



ドル円は104円を挟んでの膠着状態に突入している。
昨日の東京市場ではリスクオフの円買いが先行し103円95銭を付けたがその後は実需の買いなどもあり104円台前半に上昇。
欧州市場ではユーロやポンドの動きに攣られて小幅に上下するものの大きな動きは見られなかった。
NY市場ではナスダックやS&Pが史上最高値を更新するなどリスクオンの動きによる円安が進みドル円は104円20銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなっている。
コロナ感染拡大による懸念に対してワクチン接種の早期実施や追加の経済対策への期待が相場の下支えとなっている。
経済対策の年内実施の可能性が後退するようなら円買いが強まる可能性もあるが、下値も限定的とみている。

ドル円予想レンジ:104円35銭(61.8%)~103円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]本日9日が交渉期限

(ポンド米ドル8時間足)



ロンドン市場が始まったところでジョンソン首相が交渉が合意に至らない可能性も払しょくできない」と発言。ボーヌ仏担当副大臣の「ブレグジット交渉、依然として課題が残されている」などの発言も受けポンドは下落して始まった。
NY市場が始まったところで「英国が国内市場法案から国際法違反の部分を削除する」との報道が伝わると交渉進展への期待からポンドは100ポイント余り上昇。
しかし、実際には交渉は難航しているとのことから上昇前のレベルまで押し戻された。
その後ロンドンフィキシングにかけてポンドの纏まった買いが入ると80ポイント近く上昇するなど上下に荒っぽい動きが目立った。
本日9日が実質的な交渉期限となることからジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長の対面での交渉が予定されている。
最終的に何らかの合意に至るとの期待が市場では根強く、もし合意に至らないようなら下落リスクが上昇リスクを上回る。

ポンドドル予想レンジ:1.3500(BB上限)~ 1.3270(38.2%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[カナダドル円]BOC政策会合に注目

(カナダドル円日足)



原油価格が底堅い動きを継続するなどカナダ経済にとってはプラス材料となっているが、コロナ感染拡大による影響が懸念される。
本日NY時間にはBOC政策会合が開かれるが、現行の政策金利0.25%は据え置かれると予想される。
ただ、コロナ感染拡大による影響から今後イールドカーブコントロールやその他の追加緩和への言及があればカナダ円の売りが強まるとみている。
81円ミドルは強いレジスタンスとして意識されており、このレベルを再度試して超えられないようなら下落リスクが高まりそうだ。

カナダ円予想レンジ:81円70銭(BB上限)~80円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

«  | HOME |  »

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する