[米ドル円]アジアと欧米市場との温度差

昨日の東京市場でドル円は104円16銭まで上昇した後103円83銭まで下落。日経平均株価が利益確定の売りに押されたことで円買いで始まった。
欧州市場でドル円のショートスクイーズが入ると104円35銭まで上昇したものの、今度はドルロングの振り落としが入り103円91銭まで押し戻されるなど往って来い。
しかし、NYダウがマイナスで始まるとリスクオフのドル買いが先行しドル円は再び上昇。
欧州で付けた高値とほぼ同レベルの104円40銭まで上昇して引けている。
株安によるドル高と円高、株高のドル安と円安といった綱引き状態がアジアと欧米市場ではその力の度合いが異なる。
アジア市場では円が主導し欧米市場ではドルが主導しやすいことから、アジアでドル円が売られたとしてもNY市場では買われるといった動きがみられる。
結果的に狭いレンジ内での上下を繰り返すことになる。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する104円40銭付近は上値が重く、このレベルを上回ったとしてもすぐに押し戻されるとみている。
下値も103円ミドル付近や103円は強いサポートとして意識されており、その手前では買いを入れる。
ドル円予想レンジ:104円60銭~103円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]1.2ドルの上値の重さ

アジアから欧州市場にかけてユーロは1.19ドル後半の底堅い動きで推移。
ワクチン開発期待などからリスクオンのドル売りが先行したことでユーロが押し上げられた。
NY市場でユーロドルは1.2003まで上昇したが、9月1日に付けた高値1.2011には届かずに失速。
このレベルはECBなどから口先介入が聞かれたことで意識されたと思われる。
結局、1.2ドルをクリアに超えられなかったことでかなりの強いレジスタンスであると確認されたとみてよいだろう。
昨日ラガルドECB総裁が「金利はかなりの期間に渡って低い水準を維持する」「債務はある段階では安定させる必要があるが、今ではない」などと発言。次回のECB理事会では追加緩和が予想される中でユーロの上値は重い。
1.19後半では戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1960~1.1850(BB中心、61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]RBA政策会合と豪ドル高牽制

本日の東京時間に豪州中銀RBA政策会合が開かれるが注目度は低い。
前回既に利下げを実施していることもあり、今回は様子見とみられ市場への影響は限られると予想されている。
前回利下げを実施したにもかかわらず豪ドルは堅調な地合いが続いており、当局者からは口先介入と思われるような発言も聞かれ始めている。
それだけ米ドルが下落するなかで特に資源国通貨の豪ドルが買われやすいということだろう。
昨日は東京市場が明けたところで豪ドルは0.7407まで上昇したが今年最高値となる0.7413には届かずに押し戻されている。
今回の会合では今後も追加緩和の可能性が示されると予想され、同時に豪ドル高への警戒姿勢が示されるようなら一時的に豪ドル売りが強まる可能性が高い。
しかし、豪ドル買いの流れは続いており再度今年最高値を試しに行く可能性が高い。
フィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する0.72後半で下げ止まるようなら買いを入れてみる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7410(BB上限)~0.7290(BB中心、61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]ドル安からドル高へ
週明け東京市場では日経平均株価が上昇して始まったものの、ここにきて買われ過ぎた反動もあり下落に転じた。リスクオフの円買いが強まるとドル円は104円を割り込み103円84銭まで売り込まれた。
しかし、欧州市場が始まると円売りの動きが強まりドル円クロス円ともに上昇。ドル円は短期の損切りを巻き込み104円35銭まで上昇した。
ところが、買い戻しが一巡すると一転。再び103円台に突入するなど投機筋を中心の相場展開が目立った。
一方、ユーロドルはリスクオンのドル売りが強まる中で底堅い動きが継続され一時1.2ドルを付けたが、NYダウが下げ幅を拡大する中でドルの買い戻しが強まると一転して下落。
また、ロンドンフィキシングにかけてドルの纏まった買いが散見されたこともありユーロは1.19ミドルまで押し戻された。
ドル円も欧州市場で付けた高値を上回り104円40銭まで上昇するなど、それぞれの通貨が方向感の掴めない相場展開が続いている。
新型コロナワクチン開発が進展したことや、バイデン新政権誕生への動きが進む中で市場全体に楽観ムードが漂う。
一方で、新型コロナ感染拡大による経済への打撃や、トランプ大統領が未だに敗北宣言を出さない中で不安も燻る。
12月に入り米国追加経済対策や英国のブレグジットなどの期限が迫るなかで、短期の不安と長期の楽観が綱引き状態の中で相場はどちらにも傾きやすい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |