ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-12

[米ドル円]クロス円がドル円を押し上げ

(米ドル円4時間足)



英国で新型コロナワクチンが承認されるなど、世界的にワクチン使用が早期に実施されるとの期待がリスクオンのドル安円安を促した。
また、米国でも経済対策案が合意に至るとの期待が株価を押し上げ結果的にドル安円安が進んでいる。
ここにきてユーロ円を中心にクロス円の買いが一気に進み、円売りがドル売りの勢いを上回った。
結局ドル円は底堅さが目立つものの、105円を上回る勢いはまだ見られない。
明日は米雇用統計の発表を控えることから104円後半では利食い売りなどが上値を抑えそうだ。

ドル円予想レンジ:104円80銭(61.8%)~104円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]今年最高値を意識

(ユーロ円日足)



ユーロ円の買いが止まらない。
昨日も東京市場からユーロ円は底堅い動きで推移。世界的にワクチン使用が早期に実施され、経済活動再開への期待がリスクオンの円安を促した。
また、対ドルでも1.2ドルの節目を上抜いたこともユーロ買いに拍車をかけている。
また、ポンドが軟調な地合いということからユーロポンドといったクロスの買いも目立っている。
ユーロ円は9月1日に付けた今年最高値となる127円08銭を再び試す展開が予想される。
ただ、来週のECB理事会では追加緩和の可能性が高く、最高値付近では利食い売りが強まるとみている。

ユーロ円予想レンジ:127円08銭(今年最高値)~125円70銭(23.6%)

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[ポンド米ドル]合意無き離脱懸念とワクチン期待

(ポンド米ドル日足)



昨日の東京市場が終了したところで英政府がファイザーなどが開発したワクチンの使用を承認したことが伝わりポンドは1.3442の高値を付けた。しかし、その後バルニエEU主席交渉官が「漁業など3つの主要問題が解決できておらず合意無き離脱となる可能性がある」との見解を示したことでポンドは急落。今週中にも合意に至るとの期待が失望売りを促した格好だ。
1.33ミドル付近で一旦は下げ止まりを見せたものの、その後もユーロポンドなどの買いがポンドを押し下げNY時間には1.3288まで下落した。
その後はNYダウが上昇に転じた事もありドル売りが強まるとポンドも1.3370付近まで押し戻されて引けている。
ワクチンの使用が承認されたことでの期待と、合意無き離脱への不安が入り混じりポンドは方向感の掴みにくい状況が続いている。
ただ、市場には最終的に何らかの合意に至るとの期待が依然として燻っていることから、下値は限定的とみる。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する1.32後半は半値戻しでもあり、このレベルでは買いを入れたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3450(BB上限)~1.3280(BB中心、50%)

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[全般]リスクオンのドル安円安

英国でワクチンがいち早く承認されたことや米国経済対策が今週中にも合意に至るとの期待からリスクオンのドル安円安が加速している。

昨日の東京市場では新型ワクチン開発が早期に実用化されるとの期待から円安が先行。クロス円全般が底堅い動きで推移。特に、豪州の7-9月期GDPが予想を上回った事から豪ドル買いの動きが市場をけん引。
欧州市場では英国が他国に先駆けてワクチン使用を承認したことからポンドも堅調な地合いで始まった。
しかし、英国とEUとのFTA交渉が難航し合意無き離脱への懸念が高まるとポンドは急落。ダウ先物もマイナスで推移する中リスクオフのドル買いが進む場面も見られた。
ドル円はこの日の高値となる104円75銭まで上昇したが、ユーロが一転して上昇に転じるとドル売りが強まりドル円も下落に転じた。
NY時間に発表されたADP雇用統計が30.7万人と予想の43万人を下回るとダウが180ドル余り下落してスタート。リスクオフの円買いが先行しドル円は104円43銭まで下落した。
しかし、その後民主党のペロシ下院議長などが経済対策案を支持すると発言したことでダウがプラスに転じると市場全体に楽観的なムードが漂う。
リスクオンが進む中でドルインデックスは2年半ぶりの安値を更新。円安も同時に進みドル円は104円台でのもみ合いが続く。
明日の雇用統計は昨日のADPの結果から予想を下回るとの見方もあるが、今の市場のセンチメントからみるとリスクオンは継続されるとみている。
結果的にドル安円安が進むということはクロス円の買いが継続するということになる。

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