[米ドル円]ドルショートの巻き戻しに注意

ワクチンの早期実用化による経済回復期待からリスクオンの動きがドル売りを促しドル円は上値の重い展開が続いている。
ユーロが対ドルで上昇する中でドル円はNY時間に104円のストップを巻き込みながら103円68銭まで下落。NY市場もナスダックが史上最高値を更新するなどリスクオンのドル安が進行。
ただ、引け間際にファイザーが今年のワクチン出荷目標を半減するとの報道で株価の上昇幅が急速に縮小。ドルの買い戻しが入りドル円は104円手前まで買い戻された。
104円には売りが大分並んでいたとみられるが、今日の米雇用統計の結果次第では目先のドルショートカバーを誘発する可能性もある。
だが、ボリンジャーバンドや下降トレンドラインは継続しており、戻り売りスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:104円40銭(38.2%、BB中心)~103円30銭(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]急速な巻き戻しに注意

2日に1.2ドルの強いレジスタンスを上抜いたことからユーロ買いの勢いが止まらない。
昨日も特にユーロ買いの新規材料が見られない中でも続伸。
ワクチンの早期実用化に加え米追加経済対策への期待が高まる中でリスクオンのドル安がユーロドルを1.2175まで押し上げた。
引け際に株価が急速に上昇幅を縮小するとドル買い戻しの動きが強まりユーロも押し戻される場面も見られた。
今年最高値の1.2011ドルを上抜けたことで買い安心感が広がりユーロロングが積み上がっていると思われる。
ただ、急速な上昇は当局からの口先介入などが出る可能性もあり、そうなれば一気にロングの巻き戻しが入る可能性もある。
また、本日発表の米雇用統計の結果次第ではポジション調整の動きが入る可能性もあるが、今後もリスクオンのドル安の流れは継続するとみている。
ユーロドル予想レンジ: 1.2200~1.2030(38.2%)
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[ポンド米ドル]最終合意への期待と不安

英国がワクチン接種を他国に先駆けて実施することからポンド買いに安心感が広がる一方で、EUとの交渉は依然として難航。
市場は今週中に合意に至るとの楽観的な見方が残ることからポンドは底堅い動きが続いている。
NY市場が最高値を更新するなどリスクオンのドル安も強まり、ポンドドルは今年最高値となる1.35ドルに瞬間片足を乗せてきた。
一旦は利食い売りなどに押されたものドル売りの勢いが強いことから一段の上値を試す展開が予想される。
ただ、ハードブレグジットの可能性も燻る中で一時的な下振れには注意したい。
最近の日中の動きをみると一旦ポンドロングを振り落とした後に再度上昇に転じるといった動きが目立つ。
十分引き付けてから買いを入れるか、或いは下落が始まったらすぐに損切を入れ、再び上昇に転じたところで買いを入れる。
ポンドドル予想レンジ:1.3560(BB上限)~1.3400
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[全般]ドル安の中の雇用統計
昨日の東京市場では日経平均株価が91年4月以来の高値を更新するとリスクオンのドル安と円安が先行。ドル円は綱引き状態の中で値幅は限られた。
しかし、欧州市場に入り一旦はドル買い戻しの動きが強まったものの、先日1.2ドルを上抜いたユーロの買いの勢いは止まらずドル売りが再び強まった。
ドル円は104円の大台を割り込むと損切を巻き込みながら103円68銭まで下落。
NY市場ではワクチン開発進展に加え、共和党のマコネル上院院内総務が追加の経済対策へ前向きな姿勢を示したことを好感。株式市場が上昇する中でリスクオンのドル安が更に進むとユーロドルは1年半ぶりの高値を更新。ドルは全面安の展開となった。
引けにかけてファイザーが「2020年のワクチン出荷目標を半減」との報道を受けドルの買い戻しが強まる場面も見られた。
しかし、原油や金価格が上昇するなどリスクオンの動きに変化は見られない。
本日は週末の中で米11月雇用統計が発表される。
失業率は前月よりも低下すると予想されるものの、雇用者数は先日発表されたADP雇用統計が予想を下回ったこともあり懸念される。
もし、予想を大きく下回るようならワクチン開発で高まった景気回復への期待が一気に後退する可能性がある。
新型コロナ感染が再び欧米で拡大する中で、目先のリスクに反応するようならドルの買い戻しに繋がりかねない。
ただ、一時的なドル買い戻しとなればドル売りの絶好のチャンスとなる。
市場の楽観的なセンチメントに変化は見られず、週末ということもあり荒っぽい値動きが予想される。
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