ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-12

[米ドル円]104円挟みこう着状態

(米ドル円4時間足)



ドル円は104円を挟んでの膠着状態に突入している。
昨日の東京市場ではリスクオフの円買いが先行し103円95銭を付けたがその後は実需の買いなどもあり104円台前半に上昇。
欧州市場ではユーロやポンドの動きに攣られて小幅に上下するものの大きな動きは見られなかった。
NY市場ではナスダックやS&Pが史上最高値を更新するなどリスクオンの動きによる円安が進みドル円は104円20銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなっている。
コロナ感染拡大による懸念に対してワクチン接種の早期実施や追加の経済対策への期待が相場の下支えとなっている。
経済対策の年内実施の可能性が後退するようなら円買いが強まる可能性もあるが、下値も限定的とみている。

ドル円予想レンジ:104円35銭(61.8%)~103円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]本日9日が交渉期限

(ポンド米ドル8時間足)



ロンドン市場が始まったところでジョンソン首相が交渉が合意に至らない可能性も払しょくできない」と発言。ボーヌ仏担当副大臣の「ブレグジット交渉、依然として課題が残されている」などの発言も受けポンドは下落して始まった。
NY市場が始まったところで「英国が国内市場法案から国際法違反の部分を削除する」との報道が伝わると交渉進展への期待からポンドは100ポイント余り上昇。
しかし、実際には交渉は難航しているとのことから上昇前のレベルまで押し戻された。
その後ロンドンフィキシングにかけてポンドの纏まった買いが入ると80ポイント近く上昇するなど上下に荒っぽい動きが目立った。
本日9日が実質的な交渉期限となることからジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長の対面での交渉が予定されている。
最終的に何らかの合意に至るとの期待が市場では根強く、もし合意に至らないようなら下落リスクが上昇リスクを上回る。

ポンドドル予想レンジ:1.3500(BB上限)~ 1.3270(38.2%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]BOC政策会合に注目

(カナダドル円日足)



原油価格が底堅い動きを継続するなどカナダ経済にとってはプラス材料となっているが、コロナ感染拡大による影響が懸念される。
本日NY時間にはBOC政策会合が開かれるが、現行の政策金利0.25%は据え置かれると予想される。
ただ、コロナ感染拡大による影響から今後イールドカーブコントロールやその他の追加緩和への言及があればカナダ円の売りが強まるとみている。
81円ミドルは強いレジスタンスとして意識されており、このレベルを再度試して超えられないようなら下落リスクが高まりそうだ。

カナダ円予想レンジ:81円70銭(BB上限)~80円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]方向感乏しい中でリスクオン継続

英国とEUとのFTA交渉が煮詰まる中でポンドは上下に荒っぽい動きが目立った。NY市場でも新型コロナ感染拡大によるロックダウン懸念が高まる中で追加の経済対策案に期待が高まるといった強弱材料が錯そうするもののNY株価は高値を更新している。

昨日の東京市場では前日にダウが下落した流れを継いで日経平均株価も軟調な地合いで始まると円買いが先行。ただ、国内輸入企業のドル買いが入るとその後は底堅い動きで推移。
欧州市場では英国とEUとの交渉期限が迫る中で要人発言が相次ぎポンドは上下に激しい動きが続いた。
ジョンソン首相の「希望はあるが合意無き離脱をせざるを得ないときが来るかもしれない」などの発言でポンドが下落。その後英国が国内市場法案から国際法違反の部分を削除するとの報道が伝わるとポンドは100ポイント余り上昇。
しかし、交渉が難航する中で上昇前のレベルまで押し戻される往って来い。
その後ロンドンフィキシングにかけて纏まったポンド買いが入り再び上昇したが、すぐに押し戻されるなど荒っぽい動きが繰り返されている。
本日9日が実質的な期限となる中で荒っぽい動きが続くとみられる。
一方、NY株式市場は三指数ともに上昇。
カリフォルニア州で州人口8割に自宅待機命令が再発動され、その他の地域でも規制が強化されるなどリスクオフが先行し、株価は下落して始まった。
しかし、追加経済対策で両党が歩み寄る中で年内にも合意に至るとの期待が株価を押し上げ、最終的にナスダックやS&Pは史上最高値を更新。
それでも為替市場では方向感を掴めずにドルや円への影響は限定的となっている。
今日も英国とEUとの交渉、そして米国の追加経済対策とワクチン開発、感染拡大の影響などに市場の注目が集まるものの、最終的にリスクオンの流れは継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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