[米ドル円]レンジの上限を試す

今日は欧州時間にECB理事会が開かれ、そしてEU首脳会議が始まる。また、ブレグジット交渉が首脳会議を前に何らかの結論が示される可能性が高いことからリスクオフのドル買いの動きが更に強まるとみている。
昨日のNY株式市場もナスダックが大きく下落するなど楽観的なセンチメントに不安も燻る。
ただ、市場の大量に出回っている余剰資金を背景とするリスクオンの流れに変化はなく、最終的にドル売りは継続。
上値目途としては半値戻しであり、直近のレンジ相場の上限となる104円70銭付近では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:104円70銭(50%)~103円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]ブレグジット交渉期限で乱高下

本日のEU首脳会議を前にブレグジット交渉は何らかの結論が出る可能性が高まる。
昨日は多くの要人発言が相次ぐ中でポンドは思惑的な動きを中心に上昇と下落を繰り返した。
一時、懸案である漁業権で合意に至るとの見方がポンドを押し上げたが、その後悲観的な発言が相次ぎ、結局往って来い。
ポンドは先週末に今年最高値を更新するなど、最終的に何らかの落とし場所が示されるとの見方が主流となっている。
もし、合意に至らないようなら下落幅は予想以上になるとみている。
ただ、合意無き離脱となれば、それを補う何らかの措置が今後話し合われるとの見方もあり下値も限定的とみる。
下値目途としては38.2%戻しの1.32ドル付近。もし勢いがつけばボリンジャーバンドの中心線が位置する1.3ドル付近が意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.3600(BB上限)~ 1.3200(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ECB理事会とEU首脳会議に注目

東京市場でユーロドルはリスクオンによるドル売りを背景に1.2148まで上昇。
しかし、欧州市場に入ると一転。本日開かれるECB理事会を控えポジション調整のユーロ売りが先行。対ドル対ポンドで売りが散見され1.21ドル付近まで下落した。
1.21ドルは目先のレジスタンスとして意識されたことで一旦は跳ね返されたもののNY市場で再び下落が強まり1.2059まで下落幅を拡大し引けている。
本日はECB理事会が開かれるが、追加緩和として資産購入額の拡大や買い入れ期間の延長が予想される。これは既にラガルド総裁が表明しており市場は織り込み済み。
更に、何らかの緩和政策が示されない限り大きな影響はないとみる。ただ、ユーロ高が進む中でけん制発言が出るようなら下落リスクが一気に高まりかねない。
また、本日から始まるEU首脳会議にも注目が集まる。
英国のブレグジット交渉や7500億ユーロの復興基金の行方に注目が集まる。特に復興基金期待で上昇が続いたユーロだけに合意が難航するようならユーロ売りが更に強まりかねない。
相対的にみてユーロ下落リスクが高まりやすい状況といえそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.2150~1.1960(38.2%、BB中心)
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[全般]ECB理事会とブレグジット
英国とEUとのFTA交渉が山場を迎える中で多くの要人発言が相次ぎポンドは不安定な動きが目立った。ジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長との交渉は合意に向けて前進するとの楽観的な見方が広がる中で欧州市場に入りポンドは一気に買いが進んだ。ゴーブ英内閣府担当相が「英国とEUは懸案の漁業権に関して妥協する可能性がある」と発言したことがきっかけとなった。
ポンドは対ドル対円、そしてユーロに対しても買いが強まるなどポンド主導の相場展開で始まった。
一方、ユーロは本日開かれるECB理事会を控えポジション調整の動きから売りが強まるとドル買いの動きが全般に強まりドル円も上昇。
NY市場では最初は上昇して始まったものの追加の経済対策案協議が難航していることやコロナ感染拡大への懸念が広がり三指数ともに下落。リスクオフのドル買いが強まりドル円は104円40銭まで上昇。
1.34後半まで上昇していたポンドも英国とEUとの交渉難航が報じられると下落に転じるなど上昇前のレベルまで下落する往って来い。毎日のように上下に振らされる不安定な動きが続いている。
今日から始まるECB理事会とともにEU首脳会議が始まることから、ブレグジット協議が本日中にも結論が出る可能性が高くポンドは依然激しい動きが予想される。
また、EU首脳会議で7500億ユーロ規模の復興基金案が合意に至らない場合にはユーロの下げが加速するリスクも燻る。
予想が立たない状況下で今日の欧州市場でのユーロとポンドの動きには要注意。
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