ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-12

[米ドル円]円安の出遅れ観

(米ドル円日足)


FOMC会合で量的緩和の長期間維持が表明されたことで東京市場でドル売りが先行。前日の安値を下回る103円25銭を付けた。
欧州市場でもユーロやポンドの上昇が更に強まりドル売りが加速。NY市場が大きく上昇して始まるとドル円は102円87銭まで下落した。
その後はクロス円などの買いも入り103円台に押し戻されて引けている。
FRBの緩和継続によるドル売りに加えリスクオンのドル売りの勢いが円売りを上回っている。
円売りの動きに出遅れ感が生じ始めていると思われ、そろそろドル円も下値が堅くなる頃とみている。
ただ、ドル円の下落トレンドは継続しており戻りも限定的、戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:103円50銭(38.2%)~102円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]景気回復への期待とドル安

(豪ドル米ドル時間足)


未明に開かれたFOMC会合で量的緩和継続が表明されたことからドル安が先行。
また、東京時間に発表された豪州11月雇用統計が雇用者数、失業率ともに予想を上回る好調な結果を示したことも豪ドル買いを促した。
更に、フライデンバーグ豪財務相が「景気は力強く回復している」との発言も豪ドルの下支えとなった。
今週4日に付けた高値0.7578を上抜けると断続的に損切を巻き込みながら0.7640まで上昇。その後は利食い売りなども散見されたがNY市場が史上最高値を更新する中で原油などの上昇もあり豪ドル買いが継続。
世界的な余剰マネーの行き場が豪ドルなどに流れ込んでいるように見える。
ただ、豪ドルは流動性が他の主要通貨と比べて相対的に低いことから、一時的な下振れには注意したい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7680(18年6月高値)~0.7590(38.2%)

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[ポンド米ドル]18日期限を意識

(ポンド米ドル月足)


FOMC会合で量的緩和政策が長期化するとの期待からドル売りが先行しポンドは上昇。
バルニエ首席交渉官が「まだ障害はあるものの交渉は進展している」などの発言で18日までに何らかの合意に至るとの期待がポンドを押し上げた。
NY市場でも株価上昇によるリスクオンのドル売りが更に強まるとポンドは1.3628の高値を付けた。
しかし、NY市場の引け間際にフォンデアライエン欧州委員長が「大きな相違が残存」との発言後にジョンソン英首相が「EUが立ち場を変えない限り合意無しの可能性が非常に高い」などの発言を受けポンドは1.3545まで押し戻された。
しかし、市場は最終的に何らかの合意への期待が燻る中でポンドの堅調地合いは続いている。
短期的に見ると上昇もそろそろ一服感が出てもおかしくはないが、月足チャートをみると依然としてポンドの上昇余地は大きい。

ポンドドル予想レンジ:1.3620(BB上限、38.2%)~1.3540

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[全般]リスクオンのドル安止まらず

FOMC会合で量的緩和政策の長期継続が確認されたことや、米追加経済対策成立への期待からリスクオンのドル安が止まらない。

昨日の東京市場では未明に開かれたFOMC会合で国債などを大量買入れする量的緩和を強化し長期に継続することを表明したことからドル安が先行。
ドル円は前日の安値を下回る103円25銭まで下落した。ユーロやポンドも損切を巻き込みながら上昇継続。
また、豪ドルやNZドルなどの資源国通貨も買われるなどリスクオンの動きが強まった。
欧州市場では英国とEUとのFTA交渉が合意に向けて進展しているとの観測が高まりポンドドルは18年4月以来の高値を更新するなどドル安に拍車がかかった。
NY市場では株式市場三指数ともに上昇して始まるとドル売りが更に強まりドル円は102円87銭まで下落。その後はロンドンフィキシングにかけてドル買い戻しの動きが入るとドル円も反発。また、クロス円が全面高となったことからドル円も103円台前半に押し戻され引けている。
FRBが量的緩和を長期に渡り継続するとを表明したことや米国追加経済対策成立に向けた動きを市場は好感。株式市場も史上最高値を更新するなどリスクオンによるドル安が止まらない。
新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響を懸念し、ECBやFRBが緩和政策を更に強めたことで市場全体の余剰資金が株や原油といったリスクの高い資産に流れる動きが強まっている。
今日は週末ということもあり一部修正のドル買い戻しが入りやすくなると思われるが、戻り売りスタンスで臨みたい。

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