[米ドル円]薄商いの中で予想外の動きも

先週ドル円はリスクオンのドル売りが進むと103円を割り込み102円88銭まで下落した。
円自体の動きは殆ど見られずドル中心の動きが続いた。
今週は海外勢の多くがクリスマス休暇に入ることから市場の流動性は極端に低下。
全く動きがなくなるか、或いは一方向に大きく動くかのどちらかとなりそうだ。
方向性としてはリスクオンが続いた反動から、悪材料に反応しやすいとみている。
英国とEUとの交渉で年内に決着がつかないとの見方や、米追加経済対策が来年に持ち越されるようならリスクオフの円買いに反応。
一方でドルの買いにもつながることから時差を置いて上下に振らされる可能性が高い。
ドル円の下落トレンドは継続しており下振れリスクが優勢とみる。
本日のドル円予想レンジ:103円50銭(38.2%)~102円90銭
今週のドル円予想レンジ:104円00銭(BB上限)~101円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ユーロ調整売り圧力

先週ユーロは今年最高値を更新するなどユーロ買いの流れが継続。
ECBの追加緩和実施や、ラガルドECB総裁のユーロ高けん制発言に対してもユーロは売られず寧ろ買いが進んだ。
ドル売りの流れが強まったということもあるが、復興基金の運用が1月から始まることへの期待がユーロを押し上げているといえる。
一方、新型コロナ感染が拡大していることや英国とのFTA交渉が難航する中で下振れへの警戒感も燻る。
今週は欧州全域でクリスマス休暇に入ることから、ユーロロングポジションの調整が入りやすいとみている。短期的に売りから入りたい。
今週のユーロドル予想レンジ: 1.2310(BB上限)~1.2140(61.8%)
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[ポンド円]FTA交渉合意か決裂か

EUとのFTA交渉は何度も期限が延長され、クリスマスを超える可能性が高まっている。
もしクリスマス前に合意に至るようならポンド買いに反応するとみるが、漁業権の問題などは先送りされる可能性が高い。
問題が残ることになればポンドの上値も限定的となりそうだ。
交渉が決着したとしてもFTAの発効は来年に持ち越され、関税引き上げなど経済への影響が出ることになる。
いずれにしても今週はクリスマス休暇に入ることからポンドは上下に振らされ荒っぽい動きが予想される。
11月に入り140円台を何度も試しに行ったが上値は重く、押し戻されている。
もし、合意に達するようならこのレベルを上抜き9月1日に付けた高値142円70銭付近までの上昇も視野に入る。
反対に、合意が決裂、或いは先送りされるようなら先週月曜日の早朝に空けた窓を埋めに行く可能性が高い。
今週のポンド円予想レンジ:142円70銭(9月1日高値)~138円20銭(61.8%)
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[全般]クリスマス休暇控え動意薄
FOMC会合では債券購入期間を、雇用やインフレに一段の顕著な進展があるまで継続することを明確化。パウエルFRB議長も追加緩和の可能性を示唆するなどハト派的な内容となったこともドル売りを促した。また、米国の追加経済対策が早期に打ち出されるとの期待から株式市場を押し上げリスクオンのドル安に繋がった。
一方で、欧米、そして日本でも新型コロナ感染拡大の波が拡大するなど不安材料はあるものの、早期のワクチン接種が実施されるとの期待が不安を抑える結果となった。
前週にはECB理事会で追加の緩和政策が打ち出され、FRBも緩和政策強化を示すなど、市場への資金供給は拡大。余剰資金が株や原油といったリスクの高い所へ流れる構造は今後も変わらず継続。
リスクオンのドル安が継続するなかで今週はクリスマスを控え海外では休みに入るところが多く、閑散相場に入る可能性が高い。
流動性が低下する中で米追加経済対策や英国とEUとのFTA交渉が相場の注目を集めそうだ。
FTA交渉がクリスマス前に決着がつかず、一時的にポンドが売られるようならドル全般に買い戻しが強まることになる。同時にユーロも攣られ安になるとクロス円全般に売りが強まり円高も進行。ドル円は102円台に再び押し下げられることになるだろう。
FRBは今後雇用とインフレを重要視することが示されたことで米新規雇用者数にも注目。
薄商いの中で短期の投機筋の仕掛け的な動きが入ると予想外に上下に振らされる可能性もあり注意したい。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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