ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-12

[米ドル円]変異種コロナ感染出現で大荒れ相場

(米ドル円4時間足)



コロナの変異種が英国や欧州で拡大したことで再び景気への懸念が高まりリスクオフのドル買いが強まった。NY市場ではダウが200ドルマイナスで引けるなどリスクオフが継続しドル円は103円73銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
一方ナスダックは史上最高値を更新するなど楽観的なセンチメントは継続しているとみてよいだろう。ワクチンの新型変異種への効果が報告されるなど、不安感はいずれ近いうちに払しょくされる可能性が高い。
クリスマス休暇を控えたポジション調整のドル買いが継続し、アジアから欧州市場にかけて底堅い動きになりそうだ。
ただ、NY市場では追加の経済対策が合意したことなどもあり株価が上昇すれば再びドル安が進み103円前半に押し戻されると予想する。

ドル円予想レンジ:103円90銭(12月21日高値)~103円20銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]調整の動きも終盤

(ユーロ米ドル日足)



東京市場では英国や欧州で新型変異種コロナ感染が拡大したことでリスクオフのドル買いユーロ売りが先行。欧州市場ではユーロ買いで参入したものの1.2257を付けた後反落。1.22後半にはユーロ売りが並んでいたとの見方が利食い売りを促した。
NY市場でも株式市場がマイナスで始まるとドル買いの動きが加速。また、ロンドンフィキシングにかけて纏まったユーロ売りも散見されユーロは1.2152まで下落。ほぼ安値圏で引けている。
欧州では明日から本格的なクリスマス休暇に入ることからポジション調整のユーロ売りもそろそろ一巡する頃だ。
先週は今年最高値となる1.2373を付けたことで一先ず達成感も出て、売りに繋がったとみられる。
再び上昇に転じるのはクリスマス休暇明けとみており、今日明日は最後の調整が進みそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.2210~1.2110(BB中心、23.6%)

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[ポンド米ドル]物流滞り交渉に影響は

(ポンド米ドル日足)



東京市場でポンド売りが強まる中でロンドン市場は買いが先行。EU加盟国政府の「英国が漁業権で譲歩すればクリスマス前に合意は可能」との報道もありポンド買い戻しが強まった。しかし、その後EU関係者による「漁業権に関する提案はEUは受け入れ不可能」との情報で再び下落。NY市場ではドル買いが更に進むと1.3304まで売り込まれた。
その後もバルニエEU首席交渉官が「通商交渉で進展があった」としたものの「英国は漁業権で十分に動いていない」と発言するなどクリスマス前の合意は難しいとみられる。
ただ、新型変異種コロナ拡大で物流が止まったことで英国が譲歩する可能性もある。
先行きは全く読めないことから上下に振られやすく不安定な状況は継続。
どちらか一方に偏ったときはその反動を狙う。

ポンドドル予想レンジ:1.3500~1.3240(50%、BB下限)

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[全般]不安定な相場状況に振り回され

英国や欧州でコロナ変異種感染拡大による景気への懸念が再び相場のリスクとして浮上。クリスマス休暇を控えポジション調整のドル買いが進んでいる。
昨日の東京市場では前日に英国や欧州で感染力が強い新型コロナ変異種が広がったことを受け日経平均株価も軟調な地合いで推移。リスクオフのドル買いの動きが先行しドル円は堅調に推移。特に英国での感染拡大が懸念されるポンドの下げが目立った。
欧州市場が始まったところでEU側から「英国が漁業権で譲歩すればクリスマス休暇前に合意は可能」との見解が示されポンド買いが先行。しかし、その後EUが漁業権提案を拒否したことが伝わると再びポンド売りが強まりドル全面高。
リスクオフの円買いも強まりドル円は小幅な値動きにとどまった。
NY市場でも株式市場が三指数ともに軟調な地合いで始まるとリスクオフの動きが先行。特にユーロがロンドンフィキシングにかけて纏まった売りが入るとドル高が加速しドル円はこの日の高値となる103円73銭を付けた。
結局引けにかけてもドル高の流れで引けるなどコロナによる不安拡大が相場の足枷となっている。
ただ、ワクチンが変異種コロナに効果があり、そうでなくてもすぐに対応可能との報告も伝わっている。悲観論は一時的との見方からいずれリスクオンのドル安が強まる可能性が高い。
市場自体はカネ余り状態の中で最終的に押し目買いを狙っているとみられ、ドルの上値もそろそろ限界に近いとみている。
明日はクリスマスイブということもあり、そろそろ海外市場はクリスマス休暇が本格的になり流動性が更に低下。ちょっとした材料でも反応しやすいことから不安定な相場の動きに振り回されないようにしたい。

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