[米ドル円]年末最後の取引

東京市場からユーロが堅調な地合いで始まるとドルが全面安。ドル円は103円60銭から103円27銭まで下落した。
欧州からNY市場にかけてもリスクオンのドル安が進みドル円はNY市場で102円97銭まで下落した。
その後ロンドンフィキシングにかけて纏まった円売りが入るとドル円は103円35銭まで買い戻された。
市場の流動性は低下しており値動きが通常よりも大きくなっている。
NY株式市場は続騰していることからリスクオンのドル安が進みやすい地合いが続くと予想される。ただ、年末ということもあり株式市場で調整売りが強まるようならドル買い戻しからドル円はボリンジャーバンドの中心線が位置する103円70銭付近を試すとみている。
ドル円予想レンジ:103円70銭(BB中心)~102円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]ワクチン接種期待

英政府がアストラゼネカとオックスフォードが開発したコロナワクチンを承認。
年明けに大規模接種を計画しているとの報道で経済回復への期待からポンドは堅調な地合いでスタート。EUとのFTA交渉も合意したこともあり感染拡大への懸念もこれで後退。NY株式市場が続騰したことで更にドル安が進むとポンドドルは1.3625まで上昇。
12月18日に付けた今年高値と面合わせとなった。
2016年6月にブレグジットが始まった時のポンドの高値が1.5ドルであり、この1.36付近はまだ低いとみることもできる。
ただ、EUから独立した英国の負の面が今後懸念される中でポンドの上値は限定的とみる。一方で、リスクオンのドル安が進むようならポンドは暫く緩やかな上昇が継続する可能性が高いとみる。
ポンドドル予想レンジ: 1.3650(BB上限)~1.3560
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ユーロクロス売りとドル売り

東京市場でユーロは1.22ミドルから1.2295まで上昇して始まった。
欧州市場で1.2253まで押し戻されたもののその後再び上昇。豪ドルやポンドに対してクロス売りが入ったと思われる。
クロス売りが一巡するとリスクオンのドル安が強まりユーロはNY市場で今年最高値となる1.2310まで上昇。一時レーン・フィンランド連銀総裁が「ECBはユーロドルの水準を注視している」と発言して押し戻される場面も見られたが、そのまま高値圏での引けとなった。
結局この一年を通してユーロは堅調な地合いで推移。復興基金設立への期待と同時にドル安がユーロを押し上げた。
また、英国がEUから離脱したことでポンドからユーロへの資金シフトも見られた。
一方で、コロナ感染拡大により南欧を中心として国々の経済悪化が進みユーロの結束が危ぶまれる場面もあったが、それを乗り越えて上昇。
来年もリスクオンの動きが継続するようならユーロは上昇継続の可能性が高い。
ユーロドル予想レンジ:1.2350(BB上限)~1.2240(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]今年一年ドル安株高
昨日の東京市場ではユーロを中心にドル売りが先行しドル円も103円60銭付近から前半に下落。
欧州市場に入ると今度はポンド買いが先行。アストラゼネカのワクチンが承認され1月4日から接種を開始。来春までにパンデミックは収束するとの報道でポンド買いが強まった。
ドル売りの動きが更に強まるとドル円は一時103円を割り込み102円97銭まで下落した。
一旦は買い戻しが入ったもののNY市場では株式市場は続騰して始まるとドルの上値は抑えられた。
その後ロンドンフィキシングにかけて纏まった円売りが入るとドル円は103円35銭まで反発。クロス円も同時に上昇するなどドル安から円安へと移った。
結局市場のリスク選好の動きは継続されドル安と株高の流れが年末まで続いたことになる。
3月のコロナのパンデミックによるリスク回避が進み株安ドル買い円買いの動きが一気に強まった。
しかし、その後FRBを先頭に世界的な超緩和政策と同時に、欧州も含めた大規模財政出動が実施された。
それにより市場に余剰マネーが溢れリスク選好の動きが高まった。
FRBはゼロ金利政策を少なくとも2023年末まで継続することを明らかにしたことで市場ではリスクを長期に渡って取ることに安心感が広がった。
結果、ドルインデックスで見ると2018年4月以来の安値を更新。ユーロドルも同様に2018年4月以来の高値を付けた。
また、2016年6月に始まったブレグジットも合意無き離脱がぎりぎりで回避されたことも市場に安心感を与えた。
また、今年最大のイベントであった米大統領選もトランプ大統領が落選。この4年間続いたトランプ劇場もこれで終止符を打つことになる。
トランプ大統領が誕生したことでこれまでのマーケットの常識ががらりと変わったといってもよい。
その意味ではバイデン政権に変わり常識的な相場に戻ると予想される。
いずれにしても、コロナという未曾有の災禍の中で常識外の相場展開が始まったといえる。
ワクチン開発が進む中で来年は更にリスクオンが続くとの見方もある一方で、コロナは相場を根底から変えてしまった可能性もある。
いずれにしても2020年は21世紀の中でも特筆される年となった。
今年一年お疲れさまでした。
来年も「かざみどり」をよろしくお願いします。
皆さま 良いお年をお迎えください。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |