ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-02

[米ドル円]106円目指す展開

(米ドル円日足)


東京市場では日経平均株価が大幅安とのなる中でドル高が先行。ドル円は今週の高値105円17銭を上回るなど底堅い動きで推移。
欧州からNY市場にかけてもユーロを中心にドル高が継続。
NY市場で発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことで本日の米雇用統計への期待がリスクオンの動きを加速。株式市場は三指数ともに上昇する中でドル円は半値戻しの105円35銭を上抜き105円50銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けている。
105円前半でのもみ合いを上抜いてきたことでドル円の買いも勢いが増してきている。
次の上値目途はフィボナッチ61.8%戻しの106円。
雇用統計の結果次第では106円を試す展開も視野に入る。

ドル円予想レンジ:106円00銭(61.8%)~105円10銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]景気回復期待で下げ止まり近い

(豪ドル米ドル日足)


先日のRBA政策会合で追加の債券購入が示されたことで豪ドル売りが進んだ。また、米ドルの上昇が豪ドルの上値を抑えている。
一方、昨日はモリソン豪首相がファイザー・ビオンテックのワクチンを1000万回分追加購入することを明言。もともと新型コロナ感染はだいぶ抑えられていることから早期の景気回復期待が豪ドルの下支えとなている。
原油価格も1年ぶりの高値を更新するなどリスクオンの動きは資源国通貨にとって追い風となる。
そろそろ豪ドルも底値に近付いているように見える。

豪ドルドル予想レンジ:0.7700(50%、BB中心)~0.7560

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[ポンド円]BOE政策会合でポンド上昇

(ポンド円日足)


BOE政策会合を控えポンド円は東京から欧州市場にかけて軟調な地合いで推移。
発表直前には143円85銭付近まで下落した。
BOEは政策金利を予想通り0.1%に全会一致で据え置きを決定。
注目されたマイナス金利に対しては「マイナス金利導入のシグナルを送る意向はない」としたことでポンドは一気に上昇。市場はマイナス金利導入姿勢が示されるとの一部期待もあった。
ポンド円は143円70銭付近で一旦上値が抑えられた。
その後NY市場が大きく上昇するとリスクオンの円安が進みポンド円は再び買いが強まり144円21銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
2月に入り市場はリスクオンの動きが再び強まる中で円安の流れとポンド買い圧力が重なった。
ユーロポンドの売りをもポンド円の押し上げ要因となるなど、ポンド円の底堅い動きはしばらく続きそうだ。

ポンド円予想レンジ:145円00銭~143円60銭

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[全般]リスクオンでもドル全面高

追加の経済対策期待や好調な米経済指標を背景にNY市場は再び大幅高となった。リスクオンはこれまでのドル安ではなくドル高で反応。景気回復が金利高ドル高との見方もあり本日の米雇用統計に注目が集まる。

東京市場では日経平均株価が大幅安となる中でリスクオフのドル高円高先行。ただ、ドル高の勢いが円高を上回りドル円は堅調な地合いで推移。
欧州市場でもドル高の流れが継続しユーロやポンドも対ドル対円で下落が続いた。
この日開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利は据え置きとなったが声明ではマイナス金利に対して否定的な姿勢が示されたことでポンドは上昇。ドル高が進む中で唯一ポンドに対しドルは下落した。

NY時間に発表された新規失業保険申請件数は予想よりも減少。前日に発表された1月ADP雇用統計に引き続き堅調な雇用を示したことで本日発表の1月雇用統計への期待が高まった。
NY市場は前日の不安定な動きから一転。三指数ともに大幅高となった。
好調な米経済指標やバイデン政権の打ち出す追加の経済対策への期待が株価を押し上げた。
原油価格も1年ぶりの高値を更新するなどリスクオンの流れが強まり始めている。
米長期金利も上昇しドル高が進む動きは、これまでのリスクオンの動きとは異なるもので相場が変化の兆しを示しているのだろうか。
ただ、この動きが一時的な動きとみることもできる。
ドル高は景気回復が進むことで市場にはFRBのテーパリングを早々に意識し始めている現れだが、そうなれば株式市場が下落に転じるリスクを含む。
ただし、FRBの緩和政策を23年末まで継続するとしており市場は先読みしすぎているのかもしれないが、目先はドル高の勢いが続く。
本日は米雇用統計が発表されるが、すでに発表されている雇用関連指標が好調な結果を示しており期待が高まる。
予想を上回るようなら株高ドル高が更に進むとみるが、週末の調整の動きには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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