ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-02

[米ドル円]日銀の追加緩和期待

(米ドル円日足)



東京市場では仲値買いもありドル円は104円71銭まで上昇。
その後はダウ先物や日経平均株価や、そして海総合指数の上昇などからリスクオンのドル安が進み104円41銭まで押し戻された。
その「日銀が次回の会合の点検でマイナス金利の深堀余地が明確化する可能性」との報道を受け円が全面安。ドル円は一気に104円84銭まで反発。
その後も底堅い動きで推移していたがNY時間に発表された米1月CPIが予想を下回るとドル売りが強まり104円54銭まで押し戻された。
その後パウエルFRB議長の講演もあったがドル円は小幅な動きにとどまった。
日銀の深堀ニュースで前日にドル売りが一気に進んだドルショートを炙り出したとみられ、ポジションは解消。再び慎重ながら下値を探る展開を予想する。

ドル円予想レンジ:104円90銭~104円30銭(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]レンジ相場で横ばい状態

(ユーロ円日足)



アジア市場でリスクオンの円安が進みユーロ円は底堅い動きで推移。
欧州勢は売りで参入したものの、その後日銀のマイナス金利深堀期待から円安が一気に進むとユーロ円は127円07銭まで上昇。
NY市場も株式市場が三指数ともに堅調な地合いで始まったことからユーロ円も底堅さを継続。しかし、その後株式市場が軟調な地合いに転じると円の買い戻しが強まり126円後半に押し戻されて引けている。
結局この日も127円台を維持できずに押し戻されたことで当面127円台を上限としたレンジ相場に入った可能性が高い。
目先レンジの下限を探る展開が予想されるが、下値目途としては50%戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置する126円20銭付近が意識される。

ユーロ円予想レンジ:127円30銭(BB上限)~126円20銭(50%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ドル売り一服で時間調整

(ポンド米ドル日足)



アジア市場でダウ先物が上昇したことを受け米長期金利が低下。ドル売りが継続しポンドは1.38近辺から底堅い動きで推移。
欧州市場ではドル売りがさらに進みポンドは1.3855まで買われた。その後はもみ合いが続いたがNY時間に発表された米1月CPIが予想を上回るとリスクオンのドル売りで反応。
ポンドは今年最高値となる1.3865ドルを更新。その後は調整の売りが入り1.3830付近に押し戻されて引けている。
ポンドの上昇トレンドは継続中だが、特に目新しい材料もなく値幅ではなく時間調整に入る可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.3880~1.3750(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]方向感乏しく様子見姿勢

パウエルFRB議長のオンライン講演を控え株式や為替市場で全般にポジション調整の動きがみられたが方向感が乏しく、講演後も反応は見られず様子見姿勢が続いている。

昨日の東京市場では仲値買いがみられたが、その後はダウ先物の上昇を受けリスクオンのドル安が先行。ドル円は上値の重い展開で推移。
欧州市場に入ったところで「日銀が次回の政策会合での点検でマイナス金利の深堀余地が明確化する可能性を示した」との報道を受け円売りで反応。ドル円は一気に104円84銭まで上昇するとクロス円もつられて上昇。ユーロやポンドは対ドルでも買いが先行したがすぐに押し戻されるなど往って来い。
NY市場が始まったところで発表された米1月CPIが1.4%と予想の1.5%を下回ったことでドル売りが先行。高止まりしていたドル円も104円ミドルまで押し戻された。
NY株式市場は三指数ともに上昇して始まるとリスクオンの円安が先行。
しかし、この日はパウエルFRB議長の講演を控え株や為替市場でポジション調整の動きがみられた。
パウエルFRB議長は「米経済は力強い労働市場から依然として遠い」「辛抱強く緩和的な金融政策が必要」と発言。これまでの内容を踏襲するもので市場の反応は見られなかった。
結局ダウは小幅上昇となったがナスダックやS&Pはマイナスで引けるなど方向感のつかみにくい状況となっている。
ただ、原油価格は1バレル59ドル近くまで上昇するなどリスクオンの動きに衰えは見られない。
株式市場も大きく上昇した反動もあり時間調整に入った観もあり、次の上昇待ちといったところ。
米長期金利も一時の上昇の勢いは見られず目先ドルの上値も抑えられそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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