ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-02

[米ドル円]200MAを意識

(米ドル円日足)



これまで高値を更新してきた日経平均株価やNY市場がここにきて上昇の勢いが見られず、相場に一服感が広がっている。ワクチン接種が各国で広がり始めていることから不安感は後退。また、バイデン政権による大規模追加経済対策なども既に市場は織り込み始めている。
今の市場は米長期金利の動向を最も注目しており、昨日のNY市場でも米長期金利が上昇するとドル買い、低下するとドル売りに素直に反応してくる。
その米長期金利も1.3%台に乗せるとすぐに押し戻されるなど、ここにきて上昇も一服感が広がりドルの上値も抑えられる。
ドル円は105円ミドルの200日移動平均線を上抜いたものの、ドル買いは続かなかった。
200MAを下回るようなら105円前半までの下押しも視野に入る。

ドル円予想レンジ:106円00銭~105円30銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ポンド上昇再開

(ポンド米ドル日足)



ロンドン市場でポンド買いが先行。前日はポンド買いの動きにも一服感が現れ調整の売りが一段と強まるかと思われた。
しかし英国は1590万人がワクチン接種を行うなど他の先進国と比較して早期に実施したことでその分景気回復期待が高まる中でポンドに買いが集まりやすい状況となっている。
ただ、ポンドの場合投機筋が入りやすい通貨だけに短期的に一方向に偏るとその反動には注意が必要だ。
元々EUから離脱したことでポンド買いの余力は大きく、下振れがあれば押し目買いを入れておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.4050(BB3σ上限)~1.3920

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[豪ドル円]上昇も一服

(豪ドル円日足)



原油価格などコモディティ価格の上昇もあり豪ドルは堅調な地合いが続いている。
ただ、82円台に乗せてから買いの勢いも一旦は抑えられてきた。
昨日の東京時間に発表された豪州1月雇用統計では雇用者数が予想を下回ったものの失業率が6.4%と前月の6.6%から低下。予想の6.5%も下回るなど好調な結果を受け豪ドル買いで反応。その後もポンドの上昇につられて82円30銭まで上昇したもののNY市場で下落。81円83銭まで下落した後再び82円台に上昇して引けている。
これまでの上昇の勢いに少し陰りが見えており、目先は82円前半を天井に値幅か時間調整に入るとみている。
ただ、ボリンジャーバンドの上限が位置する82円50銭を上抜くようなら上昇トレンド再開のサインとみる。

豪ドル円予想レンジ:82円30銭~81円70銭(38.2%)

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[全般]ポンドが相場をけん引

前日下落に転じたポンドが欧州市場で再び上昇に転じるとドル売りを誘発。ユーロや円がポンドの上昇に攣られて買いが強まるなどポンド中心の相場展開となった。

昨日の東京市場は米長期金利が上昇して始まるとドル買いが先行。ドル円は105円91銭まで上昇して始まったものの、利食い売りに押し戻された。しかし、下値ではクロス円の買いも散見されドル円は105円92銭まで上昇するなど往って来い。
欧州市場が始まるとポンド買いが先行。前日は下落に転じたものの英国ではワクチン接種が1590万人(人口6千万人)と広く行き渡ったことで景気回復への期待が高まる中でポンド買いが再開。
攣られてユーロや豪ドルなども対ドルで上昇するなどドル全面安となりドル円も105円ミドル付近まで押し戻された。
NY時間に発表された米新規失業保険申請件数や1月住宅着工件数が予想以上に悪化した一方で2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を上回るなどまちまちの結果となり市場の反応は限られた。
NY市場で米長期金利が上昇して始まったことでドル買いが先行。ドル円は105円88銭まで買いが進んだ。
しかし、ポンドの底堅い動きが継続する中でドル円の上値も抑えられた。その後は米長期金利が低下するとドル売りが強まりドル円も105円ミドル付近まで押し戻された。
結局この日はポンドが市場のけん引役となりドル売りが最終的に強まった。
NY市場は三指数ともに下落するなど相場の勢いは見られず、結局動きやすいポンドに市場の注目が集まった格好だ。
ポンドは投機筋の動きが目立つ中で短期的な動きが中心であり、本日は週末ということもあり荒っぽい動きが予想される。
NY市場と米長期金利の動きが落ち着くまではポンドやユーロなどに市場の注目が集まりやすい相場展開が続く。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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