ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-02

[米ドル円]200日MA下回る

(米ドル円日足)


先週はワクチン接種への期待から日経平均株価が大きく上昇して始まるとリスクオンの円安が先行。ドル円はクロス円の上昇などもあり104円後半から106円22銭まで上昇。
その後はポンド買いが相場をけん引しドルが全面安。ドル円も105円24銭まで押し戻されるなど週を通すとほぼ往って来い。米長期金利上昇によるドル高とリスクオンのドル安がしのぎあう中でやや円安が進んだ格好となっている。
今週も米長期金利とNY株式市場の動向に一喜一憂する動きが予想されるが、200日移動平均線を再び下回ったことでややドル売りが優勢に見える。
ただ、今年に入りドル円は上昇トレンドを継続しており2月10日に付けた安値104円40銭付近を下抜けないようなら再び上昇トレンドが始まるとみる。

本日のドル円予想レンジ:105円80銭~105円10銭(38.2%)
今週のドル円予想レンジ:106円30銭(BB上限)~104円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ポンド上昇トレンド継続

(ポンド米ドル日足)


週初は米長期金利上昇によるドル買いが強まると1.39ミドルから1.38前半に下落したポンドも再び上昇に転じた。
先進国でいち早くワクチン接種を開始したことで新型コロナ感染拡大に歯止めが掛かり早期の景気回復期待がポンドの押し上げ要因となった。
また、マイナス金利期待の後退による買いもみられた。
ボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが継続しており、その勢いが再び強まっている。
今週はパウエルFRB議長の議会証言があり、米長期金利上昇を抑える発言が予想される。金利低下に繋がるようならドル安ポンド買いが更に強まりかねない。

今週のポンドドル予想レンジ:1.4100(BB上限)~1.3800(50%)

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[豪ドル米ドル]頭を一個飛び出す

(豪ドル米ドル週足)


0.78ドル付近で上値が抑えられていた豪ドルは先週末にこの強いレジスタンスを上抜けると0.7877まで上昇。2018年3月以来の高値を更新した。
コモディティ価格が堅調な地合いを継続していることや新型コロナ感染拡大が抑えられていることも豪ドルを押し上げている。
世界的なカネ余りの地合いが続く中で、ポンドを含めネガティブ材料が少ない通貨に資金が集まりやすくなっている。
ただ、米長期金利が上昇する中で豪ドルの上昇速度も抑えられる。
今週はパウエルFRB議長の議会証言で長期金利上昇を抑える内容が示される可能性が高く、豪ドルドルも利食い売りのタイミングになりそうだ。
ただ、カネ余り状況は今後も継続することから押し目買いスタンスで臨みたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7930(BB上限)~0.7760(38.2%)

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[全般]長期金利上昇とドル安の関係

先週はリスクオンの円安とともに米長期金利が上昇しドル円は104円後半から106円前半まで上昇。その後はポンドやオセアニア通貨の上昇によるドル安が進みドル円も押し戻された。ワクチン接種がいち早く広がった英国ポンド買いが先行したように、次は米ドル買いが強まる。NY株式市場の高止まりによるリスクオフのドル安と円安の動きに対し金利上昇によるドル高とのせめぎあいに神経質な展開が始まりそうだ。

先週は週初米国が祝日の薄商いの中でクロス円を中心に買いが先行。ドル円も105円前半から上昇が始まり昨年9月以来の高値となる106円22銭まで上昇。クロス円も全面高となる中で特にポンド買いが相場の牽引役となった。
ワクチン接種をいち早く実施したことで景気回復への期待がポンド買いを促した。また、原油価格の上昇などから資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどにも買いが集中。リスクオンの円安と同時にドル売りの動きも強まったことで金利高によるドル買いの動きにブレーキが掛けられた格好だ。
今週は23日にパウエルFRB議長の議会証言が控えているが、米長期金利の上昇が進む中で改めて緩和政策継続姿勢が示されると思われる。
ただ、市場はワクチン接種の広がりや追加の経済対策への期待から安全な債券売りの動きが始まった。
もし、金利上昇を抑えることができないようなら株式市場に不安が広がり、同時に金利上昇によるドル買いが一気に進む可能性もある。
反対に、市場の思惑を払しょくさせるような発言内容が示されるようなら、株式市場に安心感が広がり、金利上昇も抑えられることからドル売りが強まると予想される。

今週26日には米上院で新型コロナウイルス救済法案が成立する見通しだ。
市場は1.9兆ドル規模の救済法案を期待しており、もし規模縮小となればドル売りに反応する可能性もある。
一方、1.9兆ドルが成立したとしても財政赤字拡大に繋がるバード・ルール違反が共和党から指摘されるなど混乱が予想される。
いずれにしても、今週は金利上昇による株式市場への反応など、リスクオンからリスクオフに転じる可能性もあり神経質な展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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