ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-02

[米ドル円]米長期金利上昇と円買い

(米ドル円日足)


週明け東京市場でドル円は堅調な地合いでスタート。日経平均株価が堅調な地合いで推移する中で円安が進みドル円は105円43銭から105円73銭まで上昇。
欧州市場が始まると米長期金利が一時1.39%まで上昇。ドル買いが先行する中でドル円は105円84銭まで買いが進んだ。
しかし、その後米長期金利が低下するとドル円も下げに転じた。
NY市場も三指数ともに下落して始まると円買いの動きも重なりドル円は105円ちょうどまで下落。そのまま安値圏で引けている。
今日のNY時間にはパウエルFRB議長の議会証言が行われるが、一先ず米長期金利の上昇にも歯止めがかけられると予想される。
ただ、市場はワクチン接種の広がりによって景気回復期待が金利を押し上げるといった動きが根強い。
上昇か下落かまだ不安定ななかで200日移動平均線を中心にもみ合いが続くとみる。

ドル円予想レンジ:105円50銭(200MA)~104円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ポンド上昇余地

(ポンド米ドル日足)


週明け東京から欧州市場にかけて米長期金利が上昇したことでポンドは1.3980まで下落。
しかし、その後米長期金利が低下すると一転。ポンド買いが強まりアジア市場の高値1.4052を上抜くと損切りを巻き込みながら1.4069を付けた。その後押し戻される場面も見られたがNY市場で株価が軟調な地合いで始まるとポンド買いが更に強まり1.4087まで上昇した。
その後は利食い売りなどに押されたものの堅調な地合いは継続。
ここにきてワクチン接種が広がる中で、昨日ジョンソン英首相はロックダウン措置の段階的な緩和計画を発表。経済の早期回復期待がポンド買いを促している。
今日のNY時間にはパウエルFRB議長の議会証言があり、それによる米長期金利の動向が警戒される。
しかし、米金利との相関関係が薄いポンドの独歩高はまだ継続するとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.4140(BB上限)~1.4000(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[NZドル円]コロナ封じ込め成功のNZ

(NZドル円日足)


新型コロナ感染症対策にいち早く取り組んだことで感染拡大が封じ込められたニュージーランドに対して昨日はS&Pが「ニュージーランドの経済回復は他の先進国よりも速い」「パンデミック後に経済回復力は強まり、22年から24年のGDPは約3.2%を予測」と発表。
この報道を受けNZドル円は一時77円42銭まで上昇した。しかし、その後は利食い売りなども入り押し戻された。
NY市場に入ると株式市場が軟調な地合いで始まり円買いが進むとNZドル円の売りが更に加速。77円を割り込むと76円90銭まで下落した。終値では77円を回復したものの目先は上値が抑えられている。
明日の東京時間にRBNZの政策会合が開かれるが、改めて景気回復への動きが示されるようならNZドル買いが再び強まりそうだ。

NZドル円予想レンジ:77円20銭(BB上限)~76円60銭(38.2%)

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[全般]パウエルFRB議長証言に注目

米長期金利上昇に攣られてドル買いが進む場面も見られたが、NY市場が軟調な地合いを示したことで金利低下に転じるとドルも一転。本日のパウエルFRB議長の発言を控えドルは上昇から下落へと不安定な動きとなった。

週明け東京市場では日経平均株価が堅調な地合いで始まるとドル円クロス円ともに堅調な地合いで推移。
欧州市場にかけて時間外の米長期金利上昇に伴いドル買いが強まるとドル円は105円84銭まで上昇。ユーロやポンドも対ドルで売りが強まるなどドル全面高。
しかし欧州市場では米長期金利が一転して低下すると円買いドル売りが優勢となった。
NY市場ではダウやナスダックが下落して始まるとドル売りでリスクオフの円買い戻しの動きが更に強まった。
ドル円は東京で付けた安値を下回ると105円まで下落。ユーロやポンドも上昇に転じるなどドル全面安。
特に目立った材料は見られなかったものの、本日NY時間に行われるパウエルFRB議長の議会証言を控え神経質な展開となった。
1.9兆ドルの大規模追加経済対策に加え新型コロナワクチン接種が広がり景気回復期待から米長期金利が上昇する中でパウエルFRB議長の発言内容に注目が集まる。
これまでよりも早期に資産買い入れ縮小などのテーパリングの可能性が示されるようなら金利は更に上昇。株式市場の下落に繋がりかねない。
しかし、市場の安定のためにこれまでの内容を踏襲するものと思われるが、それでも市場は催促相場的な金利上昇が更に進む可能性が高いとみている。
ただ、市場はまだリスクオンの動きが続いており、ドルは上下に神経質な展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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