ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-02

[米ドル円]円安の調整

(米ドル円日足)


休み明け東京市場でドル円は底堅い動きでスタート。仲値買いやスポット取引のバリューデートが3月に入ることで買いが先行。また、ポンドがストップを巻き込み上昇したことでクロス円全般に買いが進みドル円は105円ミドル付近に押し上げた。
NY市場で米長期金利が再び上昇に転じるとドル円は106円10銭まで上昇。しかし、その後パウエルFRB議長が改めて長期の緩和姿勢を示すと金利が低下。ドル円も105円台に押し戻された。
先週付けた高値106円22銭に届かなかったことで一先ず106円台は売りとみる。
200日移動平均線の位置する105円ミドル付近は強いサポートとして意識される。

ドル円予想レンジ:106円20銭(BB上限)~105円50銭(50%、200MA)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]長い上髭を伸ばし

(ポンド米ドル日足)


東京時間にポンドは1.4170付近を上抜くとポンドショートの損切りを巻き込みながら1.4240まで上昇。その後1.41ミドルまで戻したものの再度1.42台に上昇したが買いが続かなかった。
米長期金利が一時1.4%台に上昇するとポンドは1.4082まで下落した。
その後パウエルFRB議長の発言で長期金利が低下したことで1.41ミドル付近まで戻したものの上値は抑えられている。
日足ローソク足チャートでは長い上髭を伸ばしたことで短期的に上昇に対する調整の売りが出やすい。
長期の上昇トレンドは継続するとみるが調整売りは今日も続くとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.4200~1.4050(50%)

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[NZドル円]経済回復期待から買い集まる

(NZドル円日足)


昨日の東京時間に開かれたRBNZ政策会合では現行の政策金利0.25%据え置きを決定。
声明では「長期的な金融緩和は依然として必要」などの見解が示され発表後NZドルは売りで反応。しかしニュージーランドはいち早くコロナ感染を克服したことで早期の経済活動への期待が高いことから押し目では買いが入り上昇。
また、NY市場では株式市場が三指数ともに引けにかけて上昇したことでリスクオンの円安が進むと78円90銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
S&Pは今週ニュージーランドの格付けを引き上げるなど投資対象ともなっている。
NZドルの買いは一度始まると数日続くことが多いことから今日も押し目は拾っていきたい。

NZドル円予想レンジ:79円50銭~78円10銭(BB上限、38.2%)

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[全般]米長期金利上昇と株式市場

米長期金利が一時1.43%と昨年2月以来の高水準まで上昇。株式市場は軟調な地合いを示したがその後は金利も低下しNY株式市場は上昇。結果、リスクオンが続く中でドルは動かずに円が全面安の展開となった。

休み明けの東京市場ではドル円は仲値買いが先行。ポンドがストップロスの買いを巻き込みながら上昇するとユーロやオセアニア通貨も上昇したことでクロス円ドル円ともに底堅い動きで推移。
欧州市場が始まると時間外の米長期金利が低下したことを受けユーロやポンド買いが先行。ユーロドルがこの日の高値となる1.2175を付けた。
しかし、その後は米長期金利が再び上昇。ドル買いが強まりユーロが下落に転じたもののドル円の買いは継続しクロス円は底堅さをキープ。
NY時間に発表された米1月新築住宅販売件数が4.3%と予想の2.1%を大きく上回るとドル買いが先行。
一方でNY株式市場は軟調な地合いで始まると米長期金利が一時1.43%と昨年2月以来の高水準まで上昇。ドル円は106円10銭まで上昇。ユーロドルは1.2109まで下落するなどドル高が進んだ。
しかし、その後パウエルFRB議長が「労働市場にはかなりのスラックがあり、最大雇用には程遠い」「インフレ目標達成に近付くまで現行の債券購入ペースを継続する」「インフレ目標達成までは3年以上かかる可能性」などと、改めて長期の緩和政策継続姿勢を示したことで長期金利は低下。ドル売りが進むと同時に株式市場は三指数ともにプラスに転じた。
結果としてドルは上昇後下落するなど往って来い。リスクオンの円安だけが進みクロス円が全面高となった。
市場はワクチン接種の拡大による経済正常化への期待が高まり始めている。その結果長期金利が上昇する一方で、株式市場は動揺。
FRBにとって株式市場の動揺を抑えるためには現行の緩和政策の長期継続を示す必要がある。それを市場はすでに読んでおり、金利は一旦抑えられたが上昇の流れは依然として残る。
経済の回復は株価を押し上げるものだが、金利の上昇をどこまで抑え込めるかの狭間に差し掛かっており暫く不安定な動きが続きそうだ。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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