[ポンド円]EUとの軋轢と英長期金利

先週行われたBOE政策会合では予想通り政策据え置きを決定。声明では景気見通しは引き続き異例なほど不透明とし2%のインフレ率達成までは引き締めるつもりはないとした。これにより早期引き締め観測が後退しポンドは下落に転じた。
ただ、英長期金利の上昇に積極的に抑制しようとする動きはなくポンド買い圧力も依然として根強い。
一方、英国は北アイルランドとの物流への規制導入をEUとの合意なしに一方的に10月まで先送り。これに対してEU司法裁判所は英国に法的措置を課す可能性が高まっている。
また、離脱後のEUとの貿易が輸出入ともに減少するなど英国経済への影響も懸念され始めている。
これまで一辺倒に上昇が続いたポンドの転換点になるのか。あるいは一時的な調整で再び上昇に向かうのか。
テクニカル的にみると天井圏で長い上髭を伸ばした陰線が現れており、短期的にも一段の下値を探る展開が予想される。
今週のポンド円予想レンジ:149円40銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[全般]米金利高止まりと株価下落
今週は米長期金利上昇に対して株式市場の下落が更に高まるようなら再びパウエルFRB議長の発言や物価指標などに注目が集まる。
先週末の東京市場で日銀は政策会合後の声明で「ETFの買い入れ原則年6兆円目標を削除」「長期金利の変動幅を±0.2%から±0.25%に広げる」とした。また、ETF購入を必要時だけにするとともにこれまでの日経平均連動型を除外しTOPIX一本にすることを決定。
これらは想定内であったものの日経平均株価が大幅下落となったことからリスクオフの円買いが進みドル円は108円63銭まで下落した。
米中会談では激しいやり取りが交わされたことから上海総合指数が下落。地政学的リスクの高まりからの円買いもみられた。
その後は米長期金利が上昇したことでユーロを中心としたドル買いが強まりドル円も上昇に転じた。
NY市場ではFRBが米近郊の自己資本比率に影響するレバレッジ比率SLRの特別措置を予定通り3月末で終了するとの報道で国債や株式が下落。金利が上昇するとともにリスクオフのドル買いが強まった。同時に円買いに反応したことでドル円クロス円ともに下落。ドル円は108円77銭を付けた。
その後は株式市場が下げ渋ったことや長期金利が低下したことでドル円クロス円ともに買い戻しが入ったものの上値は限られた。
先週はFRBが改めて緩和政策継続姿勢を示したことで米長期金利上昇も一服感が出るかと思われた。しかし、週末には再び1.7%台に上昇するなど抑制効果は限られた。NY市場も三指数ともに週を通して軟調な地合いとなったことから金利高によるドル高に加えリスクオフのドル買いが進む一方で円買いも進んだ。
今週も金利上昇が継続するようなら本格的な株価下落につながる可能性もあり、波乱含みの展開が予想される。
ただ、日米欧の大規模経済対策に加え長期緩和継続による金余り状況に変化はない。
最終的にリスクオンの動きに戻るとみているが、一時的な混乱には要注意。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[米ドル円]109円を挟み上下に荒っぽい動き

FOMC会合では改めてゼロ金利政策や量的緩和をこれまで通り継続姿勢を示したことで米長期金利は抑えられると思われた。東京市場ではリスクオンが先行しドル円は109円12銭まで上昇。しかし、その後「日銀が長期金利変動幅を0.25%拡大する方向」との報道を受け一気に108円62銭まで下落。すぐに反発したが109円には届かなかった。欧州市場に入ると米10年債利回りが再び上昇に転じるとドルが全面高。ドル円は109円30銭まで上昇したが、前日の高値には届かなかったことで再び下落。109円付近で下げ止まったところでNYダウがマイナスでスタート。米長期金利が1.75%台に上昇したことでドル円は109円22銭まで買われたもののその後株式市場が三指数ともに下落幅を拡大。原油価格も大幅安となるなどリスクオフによる円買いドル買いを促しドル円は109円を割り込んで引けている。
109円を挟んでのもみ合いではあるがここにきて上下に荒っぽい動きが目立ち始めている。
110円の大台を目の前に上値を抜けるのか反落するのか五分五分ということから投機筋による短期取引を中心とした仕掛け的な動きとみている。
108円ミドルでは買いを入れ109円前半で売りを出す。
ドル円予想レンジ:109円30銭~108円40銭
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[ユーロ米ドル]FOMCで往って来い

FOMC会合で米長期金利が低下したことからユーロドルは1.19付近から1.1988まで上昇したが1.2ドルに届かずに失速。東京市場で再度1.1988まで上昇したが買いが続かずに折り返した。その後は米長期金利上昇により1.1907まで押し戻されほぼ安値圏で引けている。
短期的にみると1.19後半でダブルトップを付けた格好となり上値の重い展開が継続するとみる。
ただ、昨日は欧州医薬品庁が「アストラゼネカのワクチン接種の恩恵はリスクを上回る」と発表されたことで欧州各国で再び接種が始まるとの期待がユーロの下支えとなる。
1.1870付近のサポートで下げ止まるようなら買いを入れたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1950~1.1870(76.4%)
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[カナダドル円]原油急落でカナダドル売り

FOMC会合で引き締め継続姿勢が改めて示されたことでアジア市場ではリスクオンの円安が進みカナダ円は88円04銭まで上昇。その後日銀の長期金利変動幅拡大報道で87円57銭まで下落したが欧州市場で88円07銭まで上昇。
その後は米長期金利が再び上昇するとNY株式市場が下落。リスクオフの動きが広がると原油価格も60ドル近くまで下落。カナダ売りと同時に円買いも重なりカナダ円は86円88銭の安値を付けた。その後は米長期金利が低下したことで円売り戻しが入り87円前半に押し戻されて引けている。
コロナワクチン接種の広がりで世界的に景気回復期待が高まる中での原油下落も一時的な調整とみることができる。
今年に入り上昇トレンドが継続する中での巻き戻しの動きは短期間で収まるとみているが、
底値を確認するまでは買いを控えたい。
86円60銭付近を下回るようなら86円付近までの下落も視野に入る。
カナダ円予想レンジ:87円60銭~86円60銭(61.8%)
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[全般]米金利上昇でリスクオフのドル高円高
昨日の東京市場では未明に行われたFOMC会合で早期引き締め観測が後退したことで日経平均株価は大幅上昇。ドル売りが一気に進んだ調整のドル買戻しと同時にリスクオンの円安が進みドル円は109円前半に上昇。しかし、昼過ぎに「日銀は政策金利変動幅を0.25%程度拡大する方向」との報道を受けドル円は108円63銭まで急落。その後買い戻しが入ったものの109円台には達せず再び下落に転じた。
欧州市場に入ると再びドル買いが先行。ダウ先物が上昇すると時間外の米長期金利が昨年1月以来の高値レベルを上抜きドルが全面高。ドル円は一気に109円30銭まで上昇したが前日の高値を上抜けることができなかったことで109円付近まで押し戻されるなど上下に荒っぽい動きが続いた。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を大きく上回ったもののダウが小幅マイナスでスタート。一方米長期金利の上昇が止まらず一時1.175%まで上昇するとドル円は再び109円22銭まで上昇。しかし、ダウが下落幅を拡大するとリスクオフのドル買いと同時に円買いが進みドル円クロス円ともに下落。ドル円は109円を割り込んで引けている。
結果的にFOMC会合でも長期金利の上昇を抑えることができず、それが株式や原油といったリスク商品の下落要因となった。
金利上昇を今後も抑えられないとなれば株式市場は本格的な下落に入る恐れもある。
これが一時的なものであれば買いのチャンスともなる。
今日のNY市場での株や債券の動向を見極めるまではどちらにもポジションを傾けにくく、短期取引が目立つ。
特にドル円やクロス円の動きを見ると上下に荒っぽい動きが目立ち始めているのは流れが変わるサインなのか注目。
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[米ドル円]クロス円が下支え

東京市場で米長期金利が上昇したことでドル円は109円20銭まで上昇。
欧州市場でもFOMC会合で金利上昇を容認するとの見方もあり、会合直前までドル買いが継続。ドル円は109円32銭まで上昇。しかし、FOMC会合ではこれまでの金融政策維持を決定。市場の思惑よりもハト派的な内容となったことでドル全面安。ドル円は109円を割り込み108円75銭まで下落。しかし、株式市場が上昇したことでリスクオンの円安も同時に進んだことでドル円は下げ止まっている。
明日は日銀会合が開かれるが市場はどちらかといえば円安方向を期待する向きがあり、会合までは底堅い動きが予想される。ただ、当面はドルの上値も抑えられることから109円台では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:109円20銭~108円40銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]1.2ドルの大台意識

FOMC会合を控え米長期金利は上昇。ドル買いの動きが強まるなかでユーロドルはアジアから欧州市場にかけて上値の重い展開が続いた。
先日に欧州各国での英アストラゼネカのワクチン接種中断やコロナ感染再開などが嫌気されたこともユーロの上値を抑えた。
しかし、FOMC会合では予想よりもハト派的な内容となったことで米長期金利が低下しドルが全面安。1.19ドル付近で推移していたユーロドルも一気に1.1989ドルまで上昇。
ほぼ高値圏での引けとなっている。
直近のユーロショートをあぶりだした格好となったが、上昇が急速だっただけにまだショートは切り切れていないとみる。
ただ、1.2ドルの大台では改めて売りが並んでくると予想される。
1.2ドル付近で再度ロスカットが入るようなら戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.2020(BB中心線)~1.1930(38.2%)
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[ポンド円]BOE政策会合に注目

アストラゼネカのワクチン接種を欧州各国が停止したことでポンドは下落したが、その影響も限定的となった。
アジアから欧州市場にかけてポンド買いが再開し一時152円台に上昇。しかし、FOMC会合を控えポンドロングのポジション調整売りが散見。151円32銭まで押し戻された。
しかし、FOMC会合で米長期金利が低下すると株価が上昇しリスクオンの円安が先行。
再度152円台に乗せてきた。
ポンドの長期的な上昇は継続しており、最終的に押し目買いを狙いたい。
ただ、目先は152円台での戻り売りの動きが収まっていないことから短期的には一段の下押しもありそうだ。
ポンド円予想レンジ: 152円20銭~150円40銭
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[全般]FRB政策変更なしでドル全面安
昨日の東京市場ではドルが全般に底堅い動きで推移。FOMC会合を控えやや市場はタカ派的な期待もあり米長期金利が上昇気味で始まるとドル円は109円20銭まで上昇した。
一方、欧州各国での英アストラゼネカのワクチン接種中断が嫌気されユーロやポンドは欧州市場に向けて上値の重い展開が続いた。
ただ、この日はNY時間にFOMC会合を控え米10年債利回りが一時1.686%と1年2か月ぶりの高水準まで上昇。市場はFRBが金利上昇に対して放置するとの見方が多くドルは底堅い動きで推移。
FOMC会合直前までドル高が進む中でドル円はこの日の高値となる109円32銭を付けた。
注目のFOMC会合ではFF金利0.0~0.25%を据え置くことを決定。インフレについては引き続き2%を下回っていると指摘。注目の金利見通しは23年末までゼロ金利政策を維持する方針が改めて示されたことで市場はドル売りで反応。また、米10年債利回りも1.61%近くまで低下しドル円は108円80銭を割り込むなどドル全面安の展開となった。
パウエルFRB議長も「一時的にインフレ率が2%を超えたとしても利上げの要件を満たさない」「テーパリング議論を始める時ではない」と改めて従来の金融スタンス継続姿勢を示したことで市場の早期引き締め観測は一気に後退した。
ドル売りの動きはユーロやポンド、特に豪ドルなどが大きく反応。また、金利低下により株式市場は3指数ともに上昇するなどリスクオンの円安にも反応。
結果的にクロス円も同時に上昇したことでドル円の下値も限られた。
市場がやや先走りしていたところでパウエルFRB議長は冷や水を浴びせた格好だが、一方で成長見通しやインフレ見通しを上方修正するなど、景気回復ピッチは従来よりも早まっていることは確かだ。
一先ず市場はFRBに敬意を表した格好だが時間の経過とともに再び金利上昇の動きは始まる可能性が高い。
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[米ドル円]109円台の重さ

前日のNY株式市場が3指数ともに上昇したことでドル円は109円台前半での底堅い動きでスタート。仲値買いも入り109円25銭まで上昇したが買いは続かなかった。
その後欧州市場で再度買いが強まったものの前日の高値109円36銭には届かなかった。
NY市場ではダウがマイナスで始まると米長期金利も低下。ドル円は109円10銭付近を割り込むと断続的に損切りを巻き込みながら108円77銭まで下落。その後は米長期金利が上昇に転じるとドル円は109円付近まで買われて引けている。
ドル円は米長期金利に連動しており明日のFOMC会合を控えそろそろ109円台ではポジション調整の売りが入りやすくなっている。
今日のNY株式市場でダウが続落するようならドル円も一段の下値を探る展開が予想される。
ドル円予想レンジ:109円20銭~108円30銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ユーロ3日続落

欧州各国で再びコロナ感染拡大の動きがみられたことで景気回復への期待が後退。また、英アストラゼネカのワクチン接種をドイツに続きフランスやイタリアなどで使用を一時停止するなど不安が拡大する一方で米国では感染者が減少。ワクチン接種も順調に拡大するなど欧米の温度差からユーロは3日続落。
昨日の欧州時間に発表されたドイツ3月ZEWは予想を上回る好調な結果を示したことでユーロの買い戻しが入り1.1950まで上昇する場面も見られた。
しかし、米長期金利が上昇したことでドル買いが進みユーロはNY時間に1.1883まで下落。結果的に3日続落となるなど上値が切り下がっている。
一先ずフィボナッチ61.8%戻しで下げ止まったもののまだ売りの勢いは残る。
今日の欧州時間に発表されるユーロ圏HICPの結果やNY市場での米長期金利の動向次第では一段のユーロ売りが強まるとみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.1950~1.1840(BB下限)
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[ポンド円]ポンド上昇過程での調整

英アストラゼネカのワクチン接種が欧州で一時停止に追い込まれたことでポンド売りが昨日の東京市場でも継続。上値の重い展開が続き欧州市場で151円を割り込み150円79銭まで下落した。しかし、その後はユーロポンドの売りが強まりポンドは対円でも上昇。
NY市場で151円50銭まで買い戻されるなどポンドの底堅さは根強い。
ただ、明日のFOMC会合を控え全般に調整色の強い相場展開が続く中で今日も一時的にポンドの下振れリスクが高まるとみている。
下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの150円40銭付近。勢いがあれば50%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する149円70銭も視野に入る。
ポンド円予想レンジ:151円70銭~150円40銭(38.2%)
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[全般]FOMC控え慎重な動き
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が堅調な地合いを引き継ぎ日経平均株価も上昇。
仲値にかけてドル不足の動きもありドル円は109円24銭の高値を付けて始まった。
しかし、前日の高値に届かなかったことからその後はクロス円とともに伸び悩んだ。
欧州市場ではポンド売りが先行。前日に英アストラゼネカのワクチン接種が一時停止されるとの報道を嫌気したものだ。
一方でユーロはポンドやドルに対して上昇してスタート。この日発表されたドイツの3月ZEWが予想を上回る好調な結果を示したこともユーロ買いを促した。
その後英国株式市場が上昇に転じるとポンドも反転。1.38前半から1.39ドル台に上昇する一方1.19ミドルまで上昇したユーロだが前日の高値を超えられずに失速。1.18後半まで押し戻された。
結果的にユーロポンドの売りが強まった。
NY市場ではダウが軟調な地合いでスタート。この日発表された米小売売上高や鉱工業生産などが予想を下回ったことを受けダウはマイナスで始まった。また米長期金利の低下などを受けドル円は108円77銭まで下落するなどこれまでの上昇の反動も見られた。
その後は米長期金利が再び上昇したことからドル買いの動きが強まりドル円も109円付近まで押し戻された。
今日から始まるFOMC会合を控え株式や為替、そして原油市場など全般に調整の動きが目立っている。
欧州でのコロナ感染再拡大への懸念に対して米国では感染者が減少しワクチン接種が広がる中でユーロやポンドに対してドル買いの動きが目立つ。
ただ、ワクチンの効果が今後見られないようなら再び市場の期待は後退しリスクオフの動きになりかねない。
FOMC会合でもそれらを踏まえどのような内容になるか注目される。
会合を控え今日も調整の動きが継続するとみる。
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[米ドル円]109円挟んだもみ合い

週明け東京市場でドル円は108円92銭まで下落して始まった。しかし、その後米10年債利回りが上昇したことでドル買いが強まるとドル円は109円36銭まで上昇。昨年6月以来の高値を更新した。その後はユーロ円の売りが強まる中で利食い売りなどが散見。ドル円は109円まで押し戻された。
その後は買い戻しが入ったドル円だがNY市場ではダウが一時マイナスに転じると円買いの動きが活発となり109円03銭まで下落。その後株式市場が3指数ともにプラスに転じるとドル円も底堅さを取り戻し109円前半でのもみあいとなっている。
1.9兆ドルの救済法案が可決成立し、実施に動き始めたことで一先ず市場の材料は出尽くした感が広がる。
FOMCや日銀会合を控えドル円は110円の大台を試すことはなく109円を挟んでのもみ合いが続くとみている。
ドル円予想レンジ:109円40銭~108円70銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]コロナ感染拡大に警戒感

東京市場で米10年債利回りが上昇したことでユーロドルは売りが先行。1.1967から1.1918まで下落した。ドイツが英アストラゼネカワクチン接種を一時停止するとの報道もユーロ売りを促した。
また、欧州時間にはオーストリアでコロナ感染第三波が始まる見込みとの報道もユーロの上値を抑えた。
NY時間にはイタリアやフランス、そしてスペインもドイツに続いて英アストラゼネカワクチン接種の停止を決定したことで欧州各国株式市場も軟調に推移。
ユーロは1.1911の安値を付けた。
ロックダウンを長期間続けたにも拘わらずコロナ感染が再び広がるなど欧州市場では失望感が広がり始めている。
これにより経済活動が再び落ち込むとの見方が広がればECBは更なる緩和政策を打ち出す可能性が高まる。
今週はFOMC会合を控えユーロも大きな動きにはなりにくいものの上値は限定的とみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.1950~1.1870(76.4%)
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[ポンド円]アストラゼネカのワクチン接種一部停止

ポンド円は週明け東京市場から欧州市場にかけて殆ど動きは見られず152円を挟んでのもみ合いが続いた。
ベイリーBOE総裁が「銀行にマイナス金利の準備をするように求めているが、実際に導入するかどうかはわからない」「市場の金利上昇は経済見通しの変化と一致」などの発言もあったが市場の反応は見られなかった。
しかしNY市場が始まるとポンドが一転して下落。ドイツに続きイタリアやフランスも英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を一時停止するとの発表を受けポンド売りに転じた。ポンド円は151円20銭まで下落。
NY株式市場がマイナスに転じ円買いが進んだこともポンド円を下押しした。
しかし、その後株式市場が上昇に転じ円安が進みポンド円は151円71銭まで押し戻されて引けるなど底堅さが示された。
英国では既にワクチン接種が進み経済回復期待がポンドの下支えとなっており、ワクチンへの信頼が戻ればポンドの上昇トレンドは再開するとみている。
それまでは調整の売りが一段強まる可能性もある。
ポンド円予想レンジ:152円00銭~150円40銭(38.2%)
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[全般]欧州コロナ感染第三波
昨日の週明け東京市場でドル円は下落してスタート。しかし、その後時間外の米長期金利が上昇に転じたことでドル円も上昇。昨年6月以来の高値となる109円36銭をつけた。
ユーロも対ドルで上値の重い展開が続いた。
欧州市場でもユーロ売りが先行。オーストリア保健相が「オーストリアで新型コロナ第三波が始まる見込み」との報道もユーロの上値を抑えた。
NY市場では今週FOMC会合が開かれることもあり全般に慎重な動きでスタート。
NYダウも小幅な上昇で始まったがその後マイナスに転じた。
ドイツに続きイタリアやフランスでも英アストラゼネカのワクチン接種を一部停止することを決定したことが伝わるとポンドが下落。株価の下落に合わせてクロス円全般に売りが強まるなどリスクオフの動きからドル円も109円付近まで下落した。
しかし、その後株式市場3指数ともに上昇に転じるとドル円クロス円ともに買い戻された。
NY市場では先週可決された1.9兆ドル規模の追加経済対策法案を受け市場全体が強気の姿勢を崩していない。一方米10年債利回りはFOMC会合を控え1.6%台で上昇が抑えられている。
米国ではワクチン接種が拡大し経済正常化に向けた動きや大規模追加経済対策、そして長期に渡るFRBの緩和政策期待が相場を下支えしている。
しかし、英アストラゼネカワクチンの副作用などが今後米国でも広がれば相場のセンチメントが一気に変わる恐れもある。
また、FOMCで市場の過熱するテーパリングへの思惑に対するけん制的な内容が示される可能性もある。
FOMC会合を前にこれまで上昇が続くドル円クロス円の修正の動きには注意したい。
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[米ドル円]110円の大台意識

先週のドル円は108円27銭の安値から始まり米長期金利上昇によりドル買いが先行。その後NYダウが史上最高値を更新する中でリスクオンの円安が進み109円23銭まで上昇。その後は調整の売りがみられたものの109円付近で引けるなど底堅い動きが続いている。今週は日米金融政策が開かれることから、それぞれの思惑が交錯し上下に荒っぽい動きが予想される。米長期金利もほぼ高止まりしておりこれ以上の上昇は数式市場を混乱させるリスクが高まることからFOMCでは何らかの抑制姿勢が示されるとみる。
一方、円安が進む中で日銀は円高を警戒した緩和政策は後退。マイナス金利の深堀に消極的な姿勢が示されるようなら円買い戻しの動きが強まることになる。
110円という大台を目の前に調整の動きが始まる可能性が高い。
本日のドル円予想レンジ:109円20銭~108円40銭
今週のドル円予想レンジ:109円85銭(20年6月高値)~107円60銭(38.2%)
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[ポンド米ドル]BOE、FOMC政策会合に注目

先週は米長期金利の上昇によりポンドドルは1.38付近から買いが先行。1.40ドルの高値を付けたものの週末ポジション調整の売りが入ると1.3864まで押し戻された。その後は1.39ドル台に乗せて引けている。
英国ではコロナワクチン接種を先進国でいち早く実施。既に3分の1以上が接種。首都圏ロックダウンも一部緩和されるなど経済正常化に向けた期待がポンドの下支えとなっている。
今週はBOE政策会合が開かれるが、ここにきてインフレ期待の高まりが始まっていることから予想以上に早期に引き締めに向かうのではといった見方も浮上。今の時点では緩和政策継続姿勢が示されるとみられるが、議事要旨でインフレに対する懸念が示されるようならポンド買いが強まる可能性が高い。
また、北海油田の価格上昇も英国経済の追い風となっている。
ただ、米長期金利の動きがポンドを振り回していることからFOMC会合にも注目。
米長期金利上昇に一服感が広がるようならポンド買いが再び強まるとみる。
今週のポンドドル予想レンジ: 1.4130(76.4%)~1.3810(BB下限)
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[カナダドル円]原油高と景気回復期待

ワクチン接種の広がりから世界経済の回復期待が高まる中で原油や銅などの価格上昇が勢いづいており資源国通貨のカナダドルに買いが集まっている。
先週末に発表されたカナダの2月雇用統計では雇用者数が25.92万人と予想の7.50万人を上回る増加。また、失業率も8.2%と予想の9.2%から大きく低下。
カナダ円は87円49銭と最高値を更新した。世界的な株高を背景にリスクオンの円安が進んだこともカナダ円を押し上げている。
景気回復が進む中で依然として各国中銀は超緩和政策や大規模財政支出を継続。市場には余剰マネーがあふれておりリスクオンの円安に歯止めがみられない。
ただ、急速に上昇したことでそろそろ調整の巻き戻しには注意。
今週開かれるFOMC会合で株式市場に波乱がみられるようなら一気にカナダ円売りが強まりかねない。
ただ、中期的な上昇は継続するとみて下押しがあれば押し目買いのチャンスでもある。
今週のカナダ円予想レンジ:89円20銭(18年10月高値)~86円00銭
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[全般]米中金融政策会合に注目
先週開かれたECB理事会では今後3か月間PEPPの購入ペースを加速させることを決定した。しかし、1兆8500億ユーロ拡大に対し具体的な数字を示さなかったことでユーロは対ドル対円でも買いが進んだ。
世界的な金利上昇が進むものの株式市場は堅調な地合いを保っている。各国中銀や政府による大規模緩和や財政出動により市場には余剰マネーがあふれており、それがリスク商品に流入。株式市場だけではなく原油や銅などコモディティ市場が堅調に推移しておりリスクオンの円安が特に目立っている。
今週はFOMC会合に加え日銀政策会合が開かれることから市場はこれまでの流れに変化が起きるのか注目が集まる。
FOMC会合では米長期債利回り上昇を抑えるために債券購入額を拡大するか注目。パウエルFRB議長や他のメンバーはこれまで金利上昇をある程度容認する姿勢が示されている。
しかし、更に金利が上昇するようなら株式市場への影響が警戒されることから何らかのメッセージが示されるようならドル売りが強まりかねない。
一方、日銀政策会合ではマイナス金利の深堀余地が明確化されることを市場は織り込み始めており円安が既に進んでいる。ただ、長期金利の変動許容幅拡大を容認するようなら金利上昇による円買いには注意が必要だ。
いずれにしてもワクチン接種の拡大による経済正常化に向けた動きは始まったばかりであり、それによるリスクオンの流れは今後も継続。
日米金融政策会合で一時的な調整が入ったとしてもリスクオンの円安の流れに変化はない。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[米ドル円]クロス円の買いが下支え

早朝にドル円は108円36銭まで下落したが前日の安値には届かずに反発。その後は日経平均株価やダウ先物が上昇したことでリスクオンの円安が進み108円81銭まで上昇。しかし欧州市場で米長期金利が低下したことを受けドル売りが先行。ドル円は再び108円38銭まで押し戻される往って来い。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数が好調な結果を示したことでドル買いが強まりドル円は108円71銭まで反発。しかし、その後はNYダウが史上最高値を更新するなどリスクオンのドル安が進みドル円も108円36銭まで下落。ほぼ安値圏での引けとなっている。
米国追加経済対策法案が可決しECBも資産購入を加速させることから市場にはリスクマネーが更に拡大。株式市場や原油、コモディティーなどに資金が流れることから円安ドル安が綱引きとなる。
昨日は日銀筋が長期金利の引き上げ余地を声明で強調する可能性があると発言もあったが影響は限られた。
既に日米金利差拡大によるドル円の買いは織り込まれているとみられる。
108円台での攻防がしばらく続くとみる。
ドル円予想レンジ:108円90銭~108円00銭(50%)
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[ユーロ米ドル]欧米金利差からユーロ買い

欧州市場で米長期金利が低下したことを受けドル安が先行。ユーロは1.19前半から1.1970付近まで上昇。その後ECB理事会が開かれ予想通り政策金利0.0%据え置きを決定。
声明では「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入ペースを次の四半期で大きく加速する」と表明。独など欧州全般に長期金利が低下しユーロ売りが先行。その後ラガルド総裁がECBは『リスクは均衡している』との見解が示されたことでユーロ買いに転じた。
NY時間に行われた30年債入札はこれまでの3年、10年債と同様好調な結果となったことで長期金利が低下すると再びユーロは上昇。結果、欧米長期金利拡大によりユーロドルは1.1990まで上昇。高値圏での引けとなっている。
ただ、ドルの長期金利も1.5%台の高止まりとなっており金利差からの買いもそろそろ限界に近い。1.2ドルを上抜くようなら損切りも巻き込み50%戻しの1.20ミドル付近までの上昇も視野に入る。このレベル付近では売りを出しておきたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.2050(50%、BB中心)~1.1930
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[豪ドル円]資源国通貨買い

銅や原油、そしてコモディティー相場の上昇を背景に資源国通貨である豪ドルに買いが集まっている。
東京市場でリスクオンの円安が進む中で銅価格も上昇。資源国通貨の豪ドル買いと円安が重なり豪ドル円は83円後半から84円53銭まで上昇。
欧州からNY市場にかけて利食い売りなども散見され84円付近まで押し戻されたもののNYダウが史上最高値を更新するなどリスクオンの円安が進行。また、原油や銅価格も堅調に推移する中で豪ドル円はアジア市場で付けた高値とほぼ同レベルまで上昇。高値圏での引けとなった。
米国が1.9兆ドル規模の追加経済対策を可決。ECBも資産購入を加速させると発表するなど市場に余剰マネーが拡大。コロナ危機の後退により製造業などが回復する中で資源国通貨は底堅い動きが今後も継続するとみてよいだろう。
目先は今年最高値でありボリンジャーバンドの上限が位置する84円90銭付近が意識される。
豪ドル円予想レンジ:84円90銭(BB上限)~84円00銭(23.6%)
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[全般]リスクオンの円安ドル安
昨日の東京市場でドル円は一時108円36銭まで下落して始まったものの、前日の安値108円34銭を割り込めなかったことで買い戻しが入った。また、ダウ先物が上昇したことからリスクオンの円安が強まり108円81銭まで買いが進んだ。
しかし、欧州市場では時間外の米長期金利が低下したことでドル売りが先行。特にオセアニア通貨への買いが強まったことでドル売りが強まるとドル円も108円38銭まで押し戻された。
その後ECB理事会が開かれ予想通り政策金利0.00%据え置きを決定。声明では「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入ペースを次の四半期で大きく加速する」と表明。独や欧州全般に長期金利が低下しユーロ売りが先行。しかしその後ラガルド総裁がECBは「リスクは均衡している」との見解が示されたことでユーロ買いに転じた。同時にラガルド総裁が「為替を注視している」とも発言。ユーロは上下に不安定な動きの中で1.19前半まで下落した。
一方NY時間に発表された米新規失業保険申請件数が4か月ぶりの低水準に低下したことでNY株式市場は3指数ともに大きく上昇。ダウは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが強まると原油価格やコモディティ価格などのリスク商品が上昇。リスクオンの円安と同時にドル安も強まった。
この日は30年債の入札も行われ、前月と同レベルの倍率となるなど好調な結果から米長期金利も1.5%台で落ち着きを取り戻している。
金利上昇による株価の影響は限られる中で各国中銀が資産購入を加速させるなどリスクマネーの増加が止まらない。
市場全体が安定するようなら株価上昇が継続されリスクオンの円安ドル安は継続。
短期的にみると週末ということからこれまで買われ過ぎたドル高の調整が入り一時的にドル安の勢いが強まる可能性がある。
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[米ドル円]米長期金利の落ち着き

東京市場で仲値買いなども入りドル円は底堅い動きで始まり108円92銭まで上昇。
一方欧州市場では時間外の米長期金利が低下したことでドル売りが先行。ドル円も結局109円台に届かずに押し戻された。
NY時間に日銀は「国債金利がより柔軟に動く方法を政策点検で検討している」との報道もあり108円ミドル付近まで下落したが、先週黒田総裁が長期金利変動幅に否定的な見解を示したこともあり下値は限られた。
しかし、NY時間に発表された米2月コアCPIが予想を下回ると長期金利が低下しドル売りで反応。ドル円は東京市場で付けた108円ミドルを下回る108円34銭まで下落。
その後行われた10年債入札後に一時的に買戻しもあったがほぼ安値圏での引けとなった。
米長期金利上昇も一服感が漂う中でドル買いはそろそろ終盤に差し掛かっているように見えるがダウは堅調な地合いで推移。
ドルの巻き戻しの売りの勢いがリスクオンの円安を上回る中でドル円は108円付近を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:108円80銭~108円00銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ECB理事会と米金利に注目

東京市場では上値の重い展開で始まったものの欧州市場で米長期金利低下に伴うドル売りが先行。1.19ドル台を回復した。その後発表された米2月コアCPIが予想を下回ると更に米長期金利が低下しユーロドルは1.1925まで上昇。
その後10年債入札の結果を受け金利が上昇に転じたことで押し戻される場面も見られたがドル安の流れが続く中でほぼ1.19前半の高値圏での引けとなっている。
今日はECB理事会が開かれるが一部では「ECB予測草案ではインフレ上昇は一時的との見解が示される」と予想される。市場ではマイナス金利の深堀りを徐々に織り込み始めておりユーロの下値は限定的とみる。
寧ろ米長期金利の動向がユーロをけん引しており、行き過ぎたドル買いの反動が継続するとみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.2000(38.2%)~1.1880
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[米ドルカナダドル]BOCと米長期金利

昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利0.25%据え置きを発表。声明では「経済見通しは改善したものの引き続き大規模金融政策が必要」「回復が順調に進むまで量的緩和を継続」など、これまでの金融緩和政策継続姿勢を示した。
BOC会合を控えドルカナダの売りが強まったことから、声明発表後はドルカナダは買いで反応。1.2663まで上昇(カナダドル売り)。しかし、その後米長期金利の低下に伴い米ドル売りが強まると再び下落。BOC会合前の安値と同レベル1.26前半に押し戻されて引けている。
主要通貨の中でドル買いが進む中でドルカナダは相対的に上値の重い展開が続いている。
原油価格の上昇が主な要因とみられるが、米国との関係の深いカナダは米国経済が高まるとカナダも同様に期待が高まる。
ドル売りカナダドル買いの流れは緩やかに継続するとみている。
ドルカナダ予想レンジ:1.2650~1.2570(61.8%)
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[全般]米長期金利上昇一服感でドル売り
昨日の東京市場では前日に米長期金利上昇が抑えられたことからドル売りが先行。ただ、ゴトウビのドル買いなども入るとドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。ドル円は引けにかけて買いが強まり108円92銭まで上昇。
しかし、前日に付けた109円台には届かなかった。
欧州市場ではECB理事会を控え慎重な地合いで始まったが、その後円買いの動きが強まった。日銀は国債金利がより柔軟に動く方法を政策点検で検討しているとの報道がありドル円クロス円ともに下落。しかし、先週末に黒田総裁が長期金利の変動幅拡大に関して否定的な見解を示したこともあり下値は限られた。
NY市場が始まったところで発表された米2月CPIコア指数が予想を下回ったことでドル売りが先行。インフレが抑えられたことから長期金利上昇に警戒感が広がりドル売りが強まった。
ただ、NYダウが大幅に上昇して始まると一転。ドル買い戻しの動きが強まるなど往って来い。
その後行われた10年債入札では前回と同レベルの倍率となるなど想定されたほど人気は衰えてなかったことからドル買いで反応。しかしコロナワクチン接種の広がりへの期待から金利上昇という勢いも徐々に衰えを見せている。
ただ、1.9兆ドルの追加の経済対策法案が下院で可決されるなど、市場への資金供給は更に拡大。余剰マネーは行き場所が限られる中で株や原油などのリスク商品は今後も堅調な地合いで推移すると予想される。
ドルの上値は徐々に抑えられるもののリスクオンの円安が進みやすくクロス円も底堅い動きがいずれ再開すると予想される。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
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