[米ドル円]米長期金利上昇とドル円

東京市場は前日のNY株式市場の上昇を受けドル円は一時106円92銭まで上昇。しかし、107円台を前に仲値売りも散見され押し戻された。
欧州からNY市場にかけて米長期金利の上昇もありドル円は再度106円95銭まで買いが進んだが、結局107円には届かずに失速。NY市場に入ると米長期金利の低下に合わせる格好でドル円は106円69銭まで押し戻された。
一先ず米長期金利もテクニカル的な上昇も一巡したとの見方もあり落ち着きを取り戻した。
107円付近にはテクニカル的なレジスタンスもいくつかみられることから上値の重さを意識し始めている。
再度107円抜けを失敗するようなら調整的なドル売りが強まるとみている。
ドル円予想レンジ:107円05銭(61.8%)~106円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断において取引ください。
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[ユーロ米ドル]レンジ相場へ

東京時間の早朝にデギンドスECB副総裁が「ECBは望ましくない金利上昇に対応する柔軟性がある」と発言。米長期金利の上昇もありユーロは1.20ミドル付近から軟調な地合いでスタート。欧州市場が始まったところで更にユーロ売りが強まり節目とされた1.20ドルを瞬間下回った。しかし、1.20ドル割れから買い戻しの動きが入ると反発。
その後FRBブレイナード理事が「市場動向に細心の注意を払っている」など、金利上昇に対する懸念が示された。しかし、米長期金利が低下するとユーロ買いが強まった。
NY時間に市場で付けた高値1.20450を上抜けると短期筋の損切りも巻き込み1.2094まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
日足ローソク足を見ると先週末に1.2243の天井を付けて長い上髭を伸ばし、昨日は反対に1.20ドルを底に長い下髭を伸ばして戻している。
目先の天井と底を付けた可能性がある。
また、ボリンジャーバンドも上下に横ばいに転じていることから当面は1.20ドルから1.22ドル付近のレンジ相場に入ったとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2120(50%)~1.2000(BB下限)
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[豪ドル円]リフレトレードの巻き戻し

ワクチン接種が世界的に広がり始めたことで金利が上昇。それに対して各国中銀でリフレ政策への思惑が高まったことから先週末から豪ドル売りが強まった。
昨日のRBA政策会合ではこれまでの政策継続姿勢を促したが、市場は豪ドル買いで反応。
いずれ利上げに向かうとの見方が市場に燻っていたと思われる。
ただ、金利が上昇すると景気回復が遠のくとの中銀の見方もあり長期の緩和政策継続姿勢は今後も継続。
目先調整の売りは続くとみており戻り売りスタンスで臨みたい。
豪ドル円予想レンジ:83円80銭~82円60銭
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[全般]円安ドル安
昨日の東京市場では前日にNY株式市場が大きく反発したことでドル円は底堅い動きで始まり今年最高値となる106円95銭まで上昇。しかし、107円の大台が意識され利食いや実需などの売りに上値は抑えられた。
日経平均株価も最初は堅調なスタートとなったが前日の上昇の反動もありマイナスに転じるとリスクオフによる円買いが強まった。
欧州市場ではドイツの小売売上が予想を下回るなどユーロ売りが先行。株式市場も軟調な地合いで始まるとユーロが更に下落。ポンドなどもつられ安となりドル買いの動きがドル円の下支えとなった。
米長期金利の上昇もありユーロドルは強いサポートとして意識された1.2ドルを瞬間割り込む場面も見られたがすぐに反発。その後米長期金利が低下するとドル売りが強まりユーロは上昇に転じた。
NY市場はダウが小幅反発して始まるとドル売りが先行。ロンドンフィキシングにかけて纏まったドル売りも散見されるなどドル円も107円には届かずに失速。
この日もFRBのブレイナード理事が「市場動向に最新の注意を払っている」と発言。米長期金利の上昇に対しての強いけん制発言はなく市場の反応は限られた。
今日にも米追加景気対策が成立するとの観測もあるが市場はすでに織り込み済み。
コロナワクチン接種の広がりによる世界経済の正常化に向けた動きが始まったとの見方から上昇した長期金利も一先ず落ち着きを取り戻している。
長期金利上昇によるドル高もそろそろ一服する時期に近付いているように見える。
そうなれば株式市場も底堅い動きが継続されることからリスクオンのドル安円安が再び戻る可能性が高まる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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