ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-03

[米ドル円]米長期金利上昇とドル円

(米ドル円日足)


東京市場は前日のNY株式市場の上昇を受けドル円は一時106円92銭まで上昇。しかし、107円台を前に仲値売りも散見され押し戻された。
欧州からNY市場にかけて米長期金利の上昇もありドル円は再度106円95銭まで買いが進んだが、結局107円には届かずに失速。NY市場に入ると米長期金利の低下に合わせる格好でドル円は106円69銭まで押し戻された。
一先ず米長期金利もテクニカル的な上昇も一巡したとの見方もあり落ち着きを取り戻した。
107円付近にはテクニカル的なレジスタンスもいくつかみられることから上値の重さを意識し始めている。
再度107円抜けを失敗するようなら調整的なドル売りが強まるとみている。

ドル円予想レンジ:107円05銭(61.8%)~106円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断において取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]レンジ相場へ

(ユーロ米ドル日足)


東京時間の早朝にデギンドスECB副総裁が「ECBは望ましくない金利上昇に対応する柔軟性がある」と発言。米長期金利の上昇もありユーロは1.20ミドル付近から軟調な地合いでスタート。欧州市場が始まったところで更にユーロ売りが強まり節目とされた1.20ドルを瞬間下回った。しかし、1.20ドル割れから買い戻しの動きが入ると反発。
その後FRBブレイナード理事が「市場動向に細心の注意を払っている」など、金利上昇に対する懸念が示された。しかし、米長期金利が低下するとユーロ買いが強まった。
NY時間に市場で付けた高値1.20450を上抜けると短期筋の損切りも巻き込み1.2094まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
日足ローソク足を見ると先週末に1.2243の天井を付けて長い上髭を伸ばし、昨日は反対に1.20ドルを底に長い下髭を伸ばして戻している。
目先の天井と底を付けた可能性がある。
また、ボリンジャーバンドも上下に横ばいに転じていることから当面は1.20ドルから1.22ドル付近のレンジ相場に入ったとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2120(50%)~1.2000(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断において取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]リフレトレードの巻き戻し

(豪ドル円日足)


ワクチン接種が世界的に広がり始めたことで金利が上昇。それに対して各国中銀でリフレ政策への思惑が高まったことから先週末から豪ドル売りが強まった。
昨日のRBA政策会合ではこれまでの政策継続姿勢を促したが、市場は豪ドル買いで反応。
いずれ利上げに向かうとの見方が市場に燻っていたと思われる。
ただ、金利が上昇すると景気回復が遠のくとの中銀の見方もあり長期の緩和政策継続姿勢は今後も継続。
目先調整の売りは続くとみており戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:83円80銭~82円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断において取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]円安ドル安

ワクチン接種の広がりにより経済正常化への期待が米長期金利の下支えとなる中で本日追加景気対策が成立する見込み。しかし株式市場はこれらをだいぶ織り込み始めておりドル高の勢いもそろそろピークを迎えるか注目。
昨日の東京市場では前日にNY株式市場が大きく反発したことでドル円は底堅い動きで始まり今年最高値となる106円95銭まで上昇。しかし、107円の大台が意識され利食いや実需などの売りに上値は抑えられた。
日経平均株価も最初は堅調なスタートとなったが前日の上昇の反動もありマイナスに転じるとリスクオフによる円買いが強まった。
欧州市場ではドイツの小売売上が予想を下回るなどユーロ売りが先行。株式市場も軟調な地合いで始まるとユーロが更に下落。ポンドなどもつられ安となりドル買いの動きがドル円の下支えとなった。
米長期金利の上昇もありユーロドルは強いサポートとして意識された1.2ドルを瞬間割り込む場面も見られたがすぐに反発。その後米長期金利が低下するとドル売りが強まりユーロは上昇に転じた。
NY市場はダウが小幅反発して始まるとドル売りが先行。ロンドンフィキシングにかけて纏まったドル売りも散見されるなどドル円も107円には届かずに失速。
この日もFRBのブレイナード理事が「市場動向に最新の注意を払っている」と発言。米長期金利の上昇に対しての強いけん制発言はなく市場の反応は限られた。

今日にも米追加景気対策が成立するとの観測もあるが市場はすでに織り込み済み。
コロナワクチン接種の広がりによる世界経済の正常化に向けた動きが始まったとの見方から上昇した長期金利も一先ず落ち着きを取り戻している。
長期金利上昇によるドル高もそろそろ一服する時期に近付いているように見える。
そうなれば株式市場も底堅い動きが継続されることからリスクオンのドル安円安が再び戻る可能性が高まる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断において取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する