ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-03

[米ドル円]長期金利と株価

(米ドル円日足)


日経平均株価上昇で円安が進む一方でNY株式市場は三指数ともに続落。日本は緊急事態宣言延長により金利は低下継続。一方で米長期金利はワクチン接種拡大の回復期待により押し上げたが、そろそろ一服感が広がる。
107円台は損切りとテクニカル的な売りが交錯したが結果として上値が抑えられている。
明日は米雇用統計を控え昨日付けた高値107円15銭付近は強いレジスタンスとして意識されそうだ。
また、今日のアジア株式市場はNY市場の下落で軟調な地合いが予想される。
米長期金利高止まりによりドルの下値も限定的ではある一方で円買いの動きも強まりドル円は狭いレンジ内での動きになりそうだ。

ドル円予想レンジ:107円20銭~106円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]金利上昇容認と抑制発言交錯

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロは1.2090付近で横ばいが続いたが欧州市場に入ると買いが先行。
ECB内部の議論を知る関係者が「債券利回り上昇を抑制するために劇的な措置は必要ない」との発言で1.2113ドルまで上昇。しかし、その後は米長期金利上昇によりドル買いが進みユーロドルも1.2043まで押し戻された。
NY市場では株式市場が三指数ともに続落。ロンドンフィキシングでドル売りが強まりユーロは押し戻された。
また、デギンドスECB副総裁が「今年はインフレ率がECBの見通しを超えることが明白だが一時的で、今後数年間は脆弱になる」と発言。ユーロの上値が抑えられた。
米国同様にユーロの金利も上昇傾向となるため綱引き状態が今後も継続する可能性が高くユーロドルは横ばい状態がしばらく継続。

ユーロドル予想レンジ:1.2120(50%)~1.2000(BB下限)

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[豪ドル円]調整の売り継続

(豪ドル円日足)


ワクチン接種が世界的に拡大する中で世界経済正常化に向けた動きがコモディティ価格や原油価格を押し上げ、それが資源国通貨である豪ドルの買いにつながった。
また、豪州はいち早くコロナ感染拡大を抑えたこともあり買いが集まる。
昨日発表された豪州10-12月期GDPは3.1%と予想の2.5%を大きく上回るなど、豪州経済の回復傾向を示すものとなった。
しかし、既にだいぶ織り込んでいることもあり利食い売りなどに上値が抑えられた。
NY市場では株式市場が続落したことで円買いの動きが強まり豪ドル円は83円前半まで押し戻され、ほぼ安値圏での引けとなった。
明日の米雇用統計発表を控え全般にポジション調整の動きが目立つ中で豪ドル円も一段の下押しが予想される。
ただ、中長期の上昇トレンドは続いていることから最終的に押し目買いを狙いたい。

豪ドル円予想レンジ:83円70銭~82円60銭(61.8%)

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[全般]金利上昇と株安

米長期金利は依然として底堅い動きが続く中でNY株式市場は不安定な動きが続いている。
欧州などの金利上昇もありドル買いの動きも徐々に収まりつつあるものの日本は依然としてコロナ感染リスクが高く日米金利差拡大の中でドル円は底堅い動きが続く。

昨日の東京市場では仲値買いが先行しドル円は底堅い動きでスタート。日経平均株価もワクチン接種への期待から上昇。リスクオンの円安も伴いドル円は106円90銭まで上昇。
欧州市場ではポンド買いが先行。英予算案で追加の経済対策が明らかになるとの期待からポンドが上昇。
ユーロもECB内部の議論を知る関係者が「債券利回りの上昇を抑制するために劇的な措置は必要ない」と金利上昇容認発言を明らかにしたことで買いが先行。しかし、その後米長期金利の上昇により下落に転じるなど金利の動向を中心とした動きが継続。
一方、日本は緊急事態宣言の2週間延長を検討との報道で円売りの動きからドル円は上昇。
107円台を瞬間上抜く場面も見られた。
NY市場ではこの日発表された2月ADP雇用統計が11.7万人と予想の17.7万人を下回るとドル売りで反応。しかし、米長期金利が上昇するなかですぐに反発。短期筋の損切りを巻き込み107円15銭の高値を付けた。
ただ、NY株式市場は金利上昇により3指数ともに続落するなどリスクオフの動きから円買いも散見。結局ドル円も106円台後半に押し戻されて引けている。
世界的なワクチン接種の広がりによりパンデミックは早々収まるとの見方が経済正常化への期待として高まり金利は上昇。ECBやFRBもある程度の上昇を容認する中で緩和政策継続姿勢は変えていない。
株式市場は軟調な地合いが続いているものの市場のセンチメントはそれ程悲観的なものは感じられない。
米長期金利も一時期の上昇の勢いはなく落ち着きを取り戻しており、ドル高や株式市場の下落もそろそろ限界に近いとみる。

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