[米ドル円]米長期金利の落ち着き

東京市場で仲値買いなども入りドル円は底堅い動きで始まり108円92銭まで上昇。
一方欧州市場では時間外の米長期金利が低下したことでドル売りが先行。ドル円も結局109円台に届かずに押し戻された。
NY時間に日銀は「国債金利がより柔軟に動く方法を政策点検で検討している」との報道もあり108円ミドル付近まで下落したが、先週黒田総裁が長期金利変動幅に否定的な見解を示したこともあり下値は限られた。
しかし、NY時間に発表された米2月コアCPIが予想を下回ると長期金利が低下しドル売りで反応。ドル円は東京市場で付けた108円ミドルを下回る108円34銭まで下落。
その後行われた10年債入札後に一時的に買戻しもあったがほぼ安値圏での引けとなった。
米長期金利上昇も一服感が漂う中でドル買いはそろそろ終盤に差し掛かっているように見えるがダウは堅調な地合いで推移。
ドルの巻き戻しの売りの勢いがリスクオンの円安を上回る中でドル円は108円付近を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:108円80銭~108円00銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECB理事会と米金利に注目

東京市場では上値の重い展開で始まったものの欧州市場で米長期金利低下に伴うドル売りが先行。1.19ドル台を回復した。その後発表された米2月コアCPIが予想を下回ると更に米長期金利が低下しユーロドルは1.1925まで上昇。
その後10年債入札の結果を受け金利が上昇に転じたことで押し戻される場面も見られたがドル安の流れが続く中でほぼ1.19前半の高値圏での引けとなっている。
今日はECB理事会が開かれるが一部では「ECB予測草案ではインフレ上昇は一時的との見解が示される」と予想される。市場ではマイナス金利の深堀りを徐々に織り込み始めておりユーロの下値は限定的とみる。
寧ろ米長期金利の動向がユーロをけん引しており、行き過ぎたドル買いの反動が継続するとみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.2000(38.2%)~1.1880
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[米ドルカナダドル]BOCと米長期金利

昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利0.25%据え置きを発表。声明では「経済見通しは改善したものの引き続き大規模金融政策が必要」「回復が順調に進むまで量的緩和を継続」など、これまでの金融緩和政策継続姿勢を示した。
BOC会合を控えドルカナダの売りが強まったことから、声明発表後はドルカナダは買いで反応。1.2663まで上昇(カナダドル売り)。しかし、その後米長期金利の低下に伴い米ドル売りが強まると再び下落。BOC会合前の安値と同レベル1.26前半に押し戻されて引けている。
主要通貨の中でドル買いが進む中でドルカナダは相対的に上値の重い展開が続いている。
原油価格の上昇が主な要因とみられるが、米国との関係の深いカナダは米国経済が高まるとカナダも同様に期待が高まる。
ドル売りカナダドル買いの流れは緩やかに継続するとみている。
ドルカナダ予想レンジ:1.2650~1.2570(61.8%)
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[全般]米長期金利上昇一服感でドル売り
昨日の東京市場では前日に米長期金利上昇が抑えられたことからドル売りが先行。ただ、ゴトウビのドル買いなども入るとドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。ドル円は引けにかけて買いが強まり108円92銭まで上昇。
しかし、前日に付けた109円台には届かなかった。
欧州市場ではECB理事会を控え慎重な地合いで始まったが、その後円買いの動きが強まった。日銀は国債金利がより柔軟に動く方法を政策点検で検討しているとの報道がありドル円クロス円ともに下落。しかし、先週末に黒田総裁が長期金利の変動幅拡大に関して否定的な見解を示したこともあり下値は限られた。
NY市場が始まったところで発表された米2月CPIコア指数が予想を下回ったことでドル売りが先行。インフレが抑えられたことから長期金利上昇に警戒感が広がりドル売りが強まった。
ただ、NYダウが大幅に上昇して始まると一転。ドル買い戻しの動きが強まるなど往って来い。
その後行われた10年債入札では前回と同レベルの倍率となるなど想定されたほど人気は衰えてなかったことからドル買いで反応。しかしコロナワクチン接種の広がりへの期待から金利上昇という勢いも徐々に衰えを見せている。
ただ、1.9兆ドルの追加の経済対策法案が下院で可決されるなど、市場への資金供給は更に拡大。余剰マネーは行き場所が限られる中で株や原油などのリスク商品は今後も堅調な地合いで推移すると予想される。
ドルの上値は徐々に抑えられるもののリスクオンの円安が進みやすくクロス円も底堅い動きがいずれ再開すると予想される。
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