ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-03

[米ドル円]109円挟んだもみ合い

(米ドル円日足)


週明け東京市場でドル円は108円92銭まで下落して始まった。しかし、その後米10年債利回りが上昇したことでドル買いが強まるとドル円は109円36銭まで上昇。昨年6月以来の高値を更新した。その後はユーロ円の売りが強まる中で利食い売りなどが散見。ドル円は109円まで押し戻された。
その後は買い戻しが入ったドル円だがNY市場ではダウが一時マイナスに転じると円買いの動きが活発となり109円03銭まで下落。その後株式市場が3指数ともにプラスに転じるとドル円も底堅さを取り戻し109円前半でのもみあいとなっている。
1.9兆ドルの救済法案が可決成立し、実施に動き始めたことで一先ず市場の材料は出尽くした感が広がる。
FOMCや日銀会合を控えドル円は110円の大台を試すことはなく109円を挟んでのもみ合いが続くとみている。

ドル円予想レンジ:109円40銭~108円70銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]コロナ感染拡大に警戒感

(ユーロ米ドル日足)


東京市場で米10年債利回りが上昇したことでユーロドルは売りが先行。1.1967から1.1918まで下落した。ドイツが英アストラゼネカワクチン接種を一時停止するとの報道もユーロ売りを促した。
また、欧州時間にはオーストリアでコロナ感染第三波が始まる見込みとの報道もユーロの上値を抑えた。
NY時間にはイタリアやフランス、そしてスペインもドイツに続いて英アストラゼネカワクチン接種の停止を決定したことで欧州各国株式市場も軟調に推移。
ユーロは1.1911の安値を付けた。
ロックダウンを長期間続けたにも拘わらずコロナ感染が再び広がるなど欧州市場では失望感が広がり始めている。
これにより経済活動が再び落ち込むとの見方が広がればECBは更なる緩和政策を打ち出す可能性が高まる。
今週はFOMC会合を控えユーロも大きな動きにはなりにくいものの上値は限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1950~1.1870(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]アストラゼネカのワクチン接種一部停止

(ポンド円日足)


ポンド円は週明け東京市場から欧州市場にかけて殆ど動きは見られず152円を挟んでのもみ合いが続いた。
ベイリーBOE総裁が「銀行にマイナス金利の準備をするように求めているが、実際に導入するかどうかはわからない」「市場の金利上昇は経済見通しの変化と一致」などの発言もあったが市場の反応は見られなかった。
しかしNY市場が始まるとポンドが一転して下落。ドイツに続きイタリアやフランスも英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を一時停止するとの発表を受けポンド売りに転じた。ポンド円は151円20銭まで下落。
NY株式市場がマイナスに転じ円買いが進んだこともポンド円を下押しした。
しかし、その後株式市場が上昇に転じ円安が進みポンド円は151円71銭まで押し戻されて引けるなど底堅さが示された。
英国では既にワクチン接種が進み経済回復期待がポンドの下支えとなっており、ワクチンへの信頼が戻ればポンドの上昇トレンドは再開するとみている。
それまでは調整の売りが一段強まる可能性もある。

ポンド円予想レンジ:152円00銭~150円40銭(38.2%)

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[全般]欧州コロナ感染第三波

ドイツに続きイタリアやフランスが英アストラゼネカのワクチン接種を一部停止することを決定。欧州で再びコロナ感染拡大への警戒感が広がる中で相場の流れに変化が起きるか注目される。

昨日の週明け東京市場でドル円は下落してスタート。しかし、その後時間外の米長期金利が上昇に転じたことでドル円も上昇。昨年6月以来の高値となる109円36銭をつけた。
ユーロも対ドルで上値の重い展開が続いた。
欧州市場でもユーロ売りが先行。オーストリア保健相が「オーストリアで新型コロナ第三波が始まる見込み」との報道もユーロの上値を抑えた。
NY市場では今週FOMC会合が開かれることもあり全般に慎重な動きでスタート。
NYダウも小幅な上昇で始まったがその後マイナスに転じた。
ドイツに続きイタリアやフランスでも英アストラゼネカのワクチン接種を一部停止することを決定したことが伝わるとポンドが下落。株価の下落に合わせてクロス円全般に売りが強まるなどリスクオフの動きからドル円も109円付近まで下落した。
しかし、その後株式市場3指数ともに上昇に転じるとドル円クロス円ともに買い戻された。
NY市場では先週可決された1.9兆ドル規模の追加経済対策法案を受け市場全体が強気の姿勢を崩していない。一方米10年債利回りはFOMC会合を控え1.6%台で上昇が抑えられている。
米国ではワクチン接種が拡大し経済正常化に向けた動きや大規模追加経済対策、そして長期に渡るFRBの緩和政策期待が相場を下支えしている。
しかし、英アストラゼネカワクチンの副作用などが今後米国でも広がれば相場のセンチメントが一気に変わる恐れもある。
また、FOMCで市場の過熱するテーパリングへの思惑に対するけん制的な内容が示される可能性もある。
FOMC会合を前にこれまで上昇が続くドル円クロス円の修正の動きには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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