ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-03

[米ドル円]109円台の重さ

(米ドル円2時間足)


前日のNY株式市場が3指数ともに上昇したことでドル円は109円台前半での底堅い動きでスタート。仲値買いも入り109円25銭まで上昇したが買いは続かなかった。
その後欧州市場で再度買いが強まったものの前日の高値109円36銭には届かなかった。
NY市場ではダウがマイナスで始まると米長期金利も低下。ドル円は109円10銭付近を割り込むと断続的に損切りを巻き込みながら108円77銭まで下落。その後は米長期金利が上昇に転じるとドル円は109円付近まで買われて引けている。
ドル円は米長期金利に連動しており明日のFOMC会合を控えそろそろ109円台ではポジション調整の売りが入りやすくなっている。
今日のNY株式市場でダウが続落するようならドル円も一段の下値を探る展開が予想される。

ドル円予想レンジ:109円20銭~108円30銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ユーロ3日続落

(ユーロ米ドル日足)


欧州各国で再びコロナ感染拡大の動きがみられたことで景気回復への期待が後退。また、英アストラゼネカのワクチン接種をドイツに続きフランスやイタリアなどで使用を一時停止するなど不安が拡大する一方で米国では感染者が減少。ワクチン接種も順調に拡大するなど欧米の温度差からユーロは3日続落。
昨日の欧州時間に発表されたドイツ3月ZEWは予想を上回る好調な結果を示したことでユーロの買い戻しが入り1.1950まで上昇する場面も見られた。
しかし、米長期金利が上昇したことでドル買いが進みユーロはNY時間に1.1883まで下落。結果的に3日続落となるなど上値が切り下がっている。
一先ずフィボナッチ61.8%戻しで下げ止まったもののまだ売りの勢いは残る。
今日の欧州時間に発表されるユーロ圏HICPの結果やNY市場での米長期金利の動向次第では一段のユーロ売りが強まるとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1950~1.1840(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド円]ポンド上昇過程での調整

(ポンド円日足)


英アストラゼネカのワクチン接種が欧州で一時停止に追い込まれたことでポンド売りが昨日の東京市場でも継続。上値の重い展開が続き欧州市場で151円を割り込み150円79銭まで下落した。しかし、その後はユーロポンドの売りが強まりポンドは対円でも上昇。
NY市場で151円50銭まで買い戻されるなどポンドの底堅さは根強い。
ただ、明日のFOMC会合を控え全般に調整色の強い相場展開が続く中で今日も一時的にポンドの下振れリスクが高まるとみている。
下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの150円40銭付近。勢いがあれば50%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する149円70銭も視野に入る。

ポンド円予想レンジ:151円70銭~150円40銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]FOMC控え慎重な動き

欧州で再びコロナ感染拡大懸念が広がるなかでNYダウはマイナスに転じた。明日のFOMC会合を控えポジション調整の動きが入りやすくドル高円安の流れにも変化がみられる。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が堅調な地合いを引き継ぎ日経平均株価も上昇。
仲値にかけてドル不足の動きもありドル円は109円24銭の高値を付けて始まった。
しかし、前日の高値に届かなかったことからその後はクロス円とともに伸び悩んだ。
欧州市場ではポンド売りが先行。前日に英アストラゼネカのワクチン接種が一時停止されるとの報道を嫌気したものだ。
一方でユーロはポンドやドルに対して上昇してスタート。この日発表されたドイツの3月ZEWが予想を上回る好調な結果を示したこともユーロ買いを促した。
その後英国株式市場が上昇に転じるとポンドも反転。1.38前半から1.39ドル台に上昇する一方1.19ミドルまで上昇したユーロだが前日の高値を超えられずに失速。1.18後半まで押し戻された。
結果的にユーロポンドの売りが強まった。
NY市場ではダウが軟調な地合いでスタート。この日発表された米小売売上高や鉱工業生産などが予想を下回ったことを受けダウはマイナスで始まった。また米長期金利の低下などを受けドル円は108円77銭まで下落するなどこれまでの上昇の反動も見られた。
その後は米長期金利が再び上昇したことからドル買いの動きが強まりドル円も109円付近まで押し戻された。
今日から始まるFOMC会合を控え株式や為替、そして原油市場など全般に調整の動きが目立っている。
欧州でのコロナ感染再拡大への懸念に対して米国では感染者が減少しワクチン接種が広がる中でユーロやポンドに対してドル買いの動きが目立つ。
ただ、ワクチンの効果が今後見られないようなら再び市場の期待は後退しリスクオフの動きになりかねない。
FOMC会合でもそれらを踏まえどのような内容になるか注目される。
会合を控え今日も調整の動きが継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する