ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-03

[米ドル円]クロス円が下支え

(米ドル円2時間足)



東京市場で米長期金利が上昇したことでドル円は109円20銭まで上昇。
欧州市場でもFOMC会合で金利上昇を容認するとの見方もあり、会合直前までドル買いが継続。ドル円は109円32銭まで上昇。しかし、FOMC会合ではこれまでの金融政策維持を決定。市場の思惑よりもハト派的な内容となったことでドル全面安。ドル円は109円を割り込み108円75銭まで下落。しかし、株式市場が上昇したことでリスクオンの円安も同時に進んだことでドル円は下げ止まっている。
明日は日銀会合が開かれるが市場はどちらかといえば円安方向を期待する向きがあり、会合までは底堅い動きが予想される。ただ、当面はドルの上値も抑えられることから109円台では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:109円20銭~108円40銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]1.2ドルの大台意識

(ユーロ米ドル日足)



FOMC会合を控え米長期金利は上昇。ドル買いの動きが強まるなかでユーロドルはアジアから欧州市場にかけて上値の重い展開が続いた。
先日に欧州各国での英アストラゼネカのワクチン接種中断やコロナ感染再開などが嫌気されたこともユーロの上値を抑えた。
しかし、FOMC会合では予想よりもハト派的な内容となったことで米長期金利が低下しドルが全面安。1.19ドル付近で推移していたユーロドルも一気に1.1989ドルまで上昇。
ほぼ高値圏での引けとなっている。
直近のユーロショートをあぶりだした格好となったが、上昇が急速だっただけにまだショートは切り切れていないとみる。
ただ、1.2ドルの大台では改めて売りが並んでくると予想される。
1.2ドル付近で再度ロスカットが入るようなら戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.2020(BB中心線)~1.1930(38.2%)

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[ポンド円]BOE政策会合に注目

(ポンド円4時間足)



アストラゼネカのワクチン接種を欧州各国が停止したことでポンドは下落したが、その影響も限定的となった。
アジアから欧州市場にかけてポンド買いが再開し一時152円台に上昇。しかし、FOMC会合を控えポンドロングのポジション調整売りが散見。151円32銭まで押し戻された。
しかし、FOMC会合で米長期金利が低下すると株価が上昇しリスクオンの円安が先行。
再度152円台に乗せてきた。
ポンドの長期的な上昇は継続しており、最終的に押し目買いを狙いたい。
ただ、目先は152円台での戻り売りの動きが収まっていないことから短期的には一段の下押しもありそうだ。

ポンド円予想レンジ: 152円20銭~150円40銭

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[全般]FRB政策変更なしでドル全面安

注目のFOMC会合ではゼロ金利政策を2023年末まで維持するなど従来通りの方針を改めて示唆。市場の思惑よりもハト派的な内容となったことで金利は低下しドル全面安の展開となった。

昨日の東京市場ではドルが全般に底堅い動きで推移。FOMC会合を控えやや市場はタカ派的な期待もあり米長期金利が上昇気味で始まるとドル円は109円20銭まで上昇した。
一方、欧州各国での英アストラゼネカのワクチン接種中断が嫌気されユーロやポンドは欧州市場に向けて上値の重い展開が続いた。
ただ、この日はNY時間にFOMC会合を控え米10年債利回りが一時1.686%と1年2か月ぶりの高水準まで上昇。市場はFRBが金利上昇に対して放置するとの見方が多くドルは底堅い動きで推移。
FOMC会合直前までドル高が進む中でドル円はこの日の高値となる109円32銭を付けた。
注目のFOMC会合ではFF金利0.0~0.25%を据え置くことを決定。インフレについては引き続き2%を下回っていると指摘。注目の金利見通しは23年末までゼロ金利政策を維持する方針が改めて示されたことで市場はドル売りで反応。また、米10年債利回りも1.61%近くまで低下しドル円は108円80銭を割り込むなどドル全面安の展開となった。
パウエルFRB議長も「一時的にインフレ率が2%を超えたとしても利上げの要件を満たさない」「テーパリング議論を始める時ではない」と改めて従来の金融スタンス継続姿勢を示したことで市場の早期引き締め観測は一気に後退した。
ドル売りの動きはユーロやポンド、特に豪ドルなどが大きく反応。また、金利低下により株式市場は3指数ともに上昇するなどリスクオンの円安にも反応。
結果的にクロス円も同時に上昇したことでドル円の下値も限られた。
市場がやや先走りしていたところでパウエルFRB議長は冷や水を浴びせた格好だが、一方で成長見通しやインフレ見通しを上方修正するなど、景気回復ピッチは従来よりも早まっていることは確かだ。
一先ず市場はFRBに敬意を表した格好だが時間の経過とともに再び金利上昇の動きは始まる可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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