[米ドル円]110円の大台

先週末にドル円はそれまでレンジの上限として意識されていた109円36銭を上抜けると109円84銭まで上昇。バイデン政権による更なる追加経済対策や早期のワクチン接種への期待から世界の株式市場は上昇。リスクオンの円安が進んだ。今週も金余りによるリスクオンの円安が続くとみる。米長期金利が高止まりしていることから円キャリ-トレードも入りやすい。
一方で110円の大台はフィボナッチ50%戻しでもあり強く意識される。110円を付けたことで一先ず達成感が広がりそうだ。
110円の天井が確認されるようなら108円付近までの調整も視野に入る。
もし110円台乗せでも下押しがみられないようならフィボナッチ61.8%戻しとなる112円付近が次のレジスタンスとなる。
本日のドル円予想レンジ:110円20銭~109円20銭
今週のドル円予想レンジ:112円00銭(61.8%)~108円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]感染拡大によるECB緩和期待

フランスやドイツなどでコロナ感染が再び広がりロックダウンが実施されるなど不安が拡大。また、ワクチンの不足による英国との軋轢などからユーロは対ドル対円だけではなく対ポンドでの売りが散見された。また、NY株式市場が軟調な地合いもありユーロ円は128円60銭まで下落。しかし、バイデン政権による追加の経済対策などからNY株式市場が反発するとリスクオンの円安が進みユーロ円は129円46銭まで押し戻され、ほぼ高値圏で引けている。
円高が進む一方でユーロ自体はネガティブ材料などから上値の重い展開が予想される。
コロナ感染拡大による経済への影響や長期金利上昇などでECBは債券購入を加速する方針を示していることからユーロの上値は限られる。
ここにきて米中対立激化や英国とのワクチン供給や北アイルランド問題などの対立、そしてイタリアの政局悪化などがユーロ売りを促す。
130円の大台は強いレジスタンスであり、調整の買い戻しが一巡したところで売りを出したい。
今週のユーロ円予想レンジ:130円00銭~127円80銭(50%)
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[ポンド米ドル]上昇トレンド一服で調整の売り継続

EUから離脱したことでポンド上昇はボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが続いていたが、1.4240の高値を付けてから下落に転じた。長い上髭を伸ばしてバンドの中心線を抜け下限バンドも下回った。一時的にトレンドが転換したことは確かでこの流れは今週も継続。
EUとの北アイルランドを巡る問題や金融サービス規制を巡る協力に関する問題などが深刻化し始めていることがポンドの上値を抑える。
また、米長期金利の上昇によるポンド売りが強まる。
一方、先日発表された失業率は予想より低下し賃金も好調な伸びを示した。
ワクチン接種をいち早く実施したことなどもポンドの下支えとなるが目先織り込み済み。
先週後半にかけてポンドの買い戻しがみられたがボリンジャーバンドの中心線付近では戻り売りスタンスで臨みたい。
今週のポンドドル予想レンジ:1.4130(BB中心)~1.3640(38.2%)
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[全般]バイデン大盤振る舞いでリスクオン
先週末にバイデン大統領が遅ればせながら初の記者会見を行い、そこでのスピーチで株式市場は史上最高値を更新。
バイデン大統領は会見でコロナワクチン接種を政策発足100日間で接種目標を1億回から2億回に引き上げるとした。今後更に3兆ドル規模のインフラ投資の強化などを表明したことで経済回復への期待が一層高まった。
アジアや欧州の株式市場も上昇する中でダウは続伸。史上最高値を更新したことで10年債利回りも上昇。ドル円は昨年6月に付けた高値109円85銭を付けた。
クロス円もリスクオンの広がりから全面高となったことでドル売りが強まりドル円の上値を抑えるものとなった。
期末によるレパトリエーションも予想ほど影響はなく、寧ろドル円クロス円は底堅い動きが続く。
市場は米国の追加対策による経済正常化と更にワクチンの早期接種期待が株価や原油、コモディティなどのリスク商品が上昇。懸念される財政赤字拡大に対しては今のところ市場は無視状態。
FRBメンバーのなかには金利上昇は景気回復の結果であり、低金利の長期継続はリスクになるとの見方もある。
バイデン大統領はこの状況下で更に追加の経済対策を今週発表する予定で、リスクオンのドル安円安が進む可能性が高い。
ただ、共和党はフィリバスター(時間稼ぎの議事妨害)で追加経済対策が阻止されるようなら一時的にリスクオフの円買いが強まる可能性もある。
ドル円は110円に近付いているが、このレベルはかなり強いレジスタンスであり一先ず終着点になるかもしれない。
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