[米ドル円]新年度入りで110円トライ

東京市場でドル円は109円80銭から109円38銭まで下落。期末に絡んだ調整売りや、米アルケゴスキャピタルのデフォルトによる金融機関への影響が懸念され円買いが進んだ。NY市場でもその影響を受けダウが下落して始まったものの景気回復期待が相場を最終的に押し上げ米長期金利が上昇。ドル円も結局円買い以上にドル買いが進み東京市場で付けた高値を上抜き109円84銭まで上昇。そのまま高値圏で引けるなどドル円の底堅さは継続。
本日のスポットバリュー(決済日)は4月1日になることから企業も新年度入りとなり外貨も含めた円売りに動きやすくなる。
ドル円は110円の大台を意識しており一度は付けに行く可能性が高い。ただ、110円というレジスタンスレベルは昨年5月に上値が抑えられている。また、トランプ大統領が当選した2016年12月末のドル円の高値でもある。
一先ず110円を付ければ目先達成感が広がり押し戻されるとみている。
ドル円予想レンジ:110円20銭(BB上限)~109円30銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]上値重い展開

東京市場でユーロは対ドル対円で上値の重い展開が続いた。リスクオフの円買いとドル買いの動きがユーロの上値を抑えた。
欧州市場ではポンド買いが先行すると1.1763まで下落。NY市場に向けて買い戻しが入ったものの、その後米長期金利が上昇したことで再び下落。1.1765付近で引けている。
コロナ感染が再び各国で拡大する一方米国ではバイデン政権がワクチン供給を拡大。景気への見通しも欧米格差が広がる中でユーロ売りは継続。
1.17ミドルを下回るとボリンジャーバンドの下限となる1.17ドル付近が次のサポートとして意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.1790~1.1700(BB下限)
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[ポンド円]EUとの軋轢

北アイルランドを巡るEU離脱協定違反やワクチン供給問題などからEUとの緊張感が高まったことでユーロポンド売りが進行。
昨日も英金融機関のEUへの移転に対して英国政府は規制を強化するなどポンド売りが強まっている。
一旦はボリンジャーバンドの中心線を下回った後に反発したものの昨日は上値が抑えられた。日足ローソク足も天井を示すより引き十字線に似た動きとなったことで再びバンドを割り込む可能性が高い。
ただ、ロックダウン解除に向けた動きもあり底値も限定的。
前回の安値148円ミドルは当面の底値とみて、最終的にポンド円の上昇トレンドは継続。
ポンド円予想レンジ:151円80銭~150円30銭(BB:50%)
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[全般]米ヘッジファンド損失で荒れ相場
昨日の週明け東京市場でドル円は109円80銭付近まで上昇して始まったがその後下落に転じた。ドル円のスポットバリューが2営業日後の31日期末ということからポジションの手じまいによる円買いが強まった。
また、米ヘッジファンドのアルケゴスキャピタルがレバレッジを使った取引で多額の損失を被ったことで、デフォルトに伴うポジション解消を発表。野村證券も20億ドル規模の損失が発生したことが明らかとなったことからリスクオフの円買いが強まりドル円は109円38銭まで下落した。
ただ、同時にリスクオフのドル買いも強まったことでドル円も下げ止まった。
欧州市場ではポンド買いが先行。対ドル対円で買いが入るとクロス円全般が上昇しドル円もつられて買い戻しが入った。
NY市場でもアルケゴスキャピタルの損失を受けダウがマイナスで始まるなどリスクオフが先行。しかし、市場ではワクチン接種の拡大や大規模追加経済対策による景気回復期待は根強く株価も反発。米長期金利も1.7%台を回復したことでドル買いが強まった。特に、上昇していたポンドは上昇前のレベルまで押し戻される往って来い。
結果的にダウは史上最高値を更新するなどリスクオンの流れは継続。
今日からスポットバリューは4月に入ることからレパトリによる円買いは終了し新たに外債買いの動きが活発になるとの見方もある。
ただ、株式市場はここにきて荒っぽい動きが目立つようになっている。
米長期金利の上昇がさらに進むようなら株式市場の急落にもつながりかねないが、今の強気相場はまだ継続。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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